ロッキーvol.2

バナナのおっさん

前日は明日からのロッキーツアーのパッキングもあったので4時間くらいしか寝ていない。とっても眠いはずだしバスで寝ようと思ったんだけど興奮して眠れない。
これまでの9年間で何十回と通ってきたこの99号線の道程。まるで初めてウィスラーへ向かうかのようにドキドキしている。
このまま眠れずにウィスラーへ到着する。


7:45am　バスを降りる。

なんだこの温かさは？
12月、1月にきた時と明らかに空気が違う。バンクーバーも桜が咲き始めてるしもう冬じゃないのかな。




ホテルのロビーへ入ると「あっ！　このひと知ってる！」っておじさんがバナナをかじってる。
バナナが似合うこのおじさんはT中社長（仮名）だ。


くっしー（仮名）たちの357号室へ直行しようかとも思ったけどとりあえずご挨拶。



karl「おはようございます」

T中社長（仮名）「おお、karlじゃないか、元気か？」


近況話したり、ウィスラースタッフの頑張りを聞いたり、これから行くヘリスキーの話をしたり、、、

T中社長（仮名）はこの春でリタイアする。30年前自分で作ったスキー専門店の旅行社をここまで成長させた。すごい偉業だよね、心の底から尊敬しています。



T中社長（仮名）「じゃあヘリ行ってくるは」


karl「いってらっしゃい」



これが元気な社長との最後の会話になろうとは、、、、





357号室へ。

くっしー（仮名）しぇいこ（仮名）はるさん（仮名）う～やん（仮名）が身支度を終えようとしている。
おれもさっさと支度を終えてリフト券の購入があるので先に部屋を出て、ウィスラーのレストハウス前で待ち合わせをする。

4人「一応今日の分のスキーガイドも申し込んできたけど『断ってくる』」

karl「OK、じゃ上でね！」







コラボ旅記　やおりブログ・やおぶろvol.2
「その時客はこう思った！」好評連載中
http://blog.goo.ne.jp/yaori-neo/　←クリック

ロッキーvol.1

2/16　ウィスラー

4:30am　　ピピッ　ピピッ　ピピッ　ピピッ　・・・・目覚ましを消す。
もう朝か、、、　モゾモゾとベッドから抜け出し用意を始める。
まだまだ暗い早朝にアパートを出る。もう寒くないな・・・

530am出発のバスへ乗りにバス停へ向かう。

20分ほど時間があるので「朝マックだな」と傍のマックへ行く。最近はバンクーバーでも24時間営業のマクドナルドが増えてきた。こんな朝にはとても有難い。


ガンッ！　店へ入ろうとしたけれど入れない。もう一度ドアを押す。
・・・ドアが開かず入れない。
よく見ると日中いつも点灯している「24H OPEN」のランプが消えている、店の中にも人の気配がない。やられた、さすがカナダだ。


いつもはこうやって２４って点いてんだよ



仕方なくバス停へ戻ると今度は酔っ払いの兄ちゃんが近づいてくる。
なんかぶつぶつ言いながら近づいてくるんだけど明らかにフツーじゃない、そりゃそーだ、こんな朝早くにフラフラ歩いてる奴にまともなのがいるか。

こっちの酔っ払いはほとんど酒の酔っ払いじゃない。ドラッグでやられてる酔っ払いだ。ラリってるってやつだな。

住んでるとこがどーの、仕事場がどーの、これから行く先がどーの、と言っていたけど無視。無視。無視。無視が一番。



ちょうどバスが来てくれる、良かった。
このラリった兄ちゃんはバスの運転手にもからんでいた。
まあバスに乗り込んじゃえばもっちの安全は確保できたも同じだ。
なんかすったもんだの朝になったけどウィスラーに向けて出発。





コラボ旅記　やおりブログ・やおぶろvol.2
「その時客はこう思った！」好評連載中
http://blog.goo.ne.jp/yaori-neo/　←クリック