私見では、一番好きな四字熟語が
「温故知新」である。勝手な推察で
は、相撲ファンで10人中、1人乃至
2人程度が過去の歴史、即ち「相撲
史」に興味をもたれる方の割合━
あとの8~9人の相撲愛好者は、
底の浅い平成・令和の「現代相撲」
だけにしか関心をもてない人達だ。
例えば、以前にも既述したが、去
る昭和四十年、劃期的な「部屋別」
総当り制実施の際、NHKのKアナウ
ンサーは、「同門戦わず」と云う
300年の“伝統”を破って…なんて
説明していたと記憶する。
歴史の事実=真実は、「同藩戦わず」
だったのである。即ち、お抱えの藩が
異なれば兄弟弟子だって…東・西に
対峙して取組んだ事例があったわけ。
近日中脱稿予定の「天保十五年冬場所」
は、雷(いかずち)・玉垣・浦風・伊勢ノ海
の4部屋が東西に分割されていたのに、
同部屋対戦〔対幕下戦は対象外〕を1番
も発見できそうにないのである━。
「温故知新」である。勝手な推察で
は、相撲ファンで10人中、1人乃至
2人程度が過去の歴史、即ち「相撲
史」に興味をもたれる方の割合━
あとの8~9人の相撲愛好者は、
底の浅い平成・令和の「現代相撲」
だけにしか関心をもてない人達だ。
例えば、以前にも既述したが、去
る昭和四十年、劃期的な「部屋別」
総当り制実施の際、NHKのKアナウ
ンサーは、「同門戦わず」と云う
300年の“伝統”を破って…なんて
説明していたと記憶する。
歴史の事実=真実は、「同藩戦わず」
だったのである。即ち、お抱えの藩が
異なれば兄弟弟子だって…東・西に
対峙して取組んだ事例があったわけ。
近日中脱稿予定の「天保十五年冬場所」
は、雷(いかずち)・玉垣・浦風・伊勢ノ海
の4部屋が東西に分割されていたのに、
同部屋対戦〔対幕下戦は対象外〕を1番
も発見できそうにないのである━。