相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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好きな言葉「温故知新」

2024-02-04 21:32:29 | 日記
 私見では、一番好きな四字熟語が
「温故知新」である。勝手な推察で
は、相撲ファンで10人中、1人乃至
2人程度が過去の歴史、即ち「相撲
史」に興味をもたれる方の割合━
あとの8~9人の相撲愛好者は、
底の浅い平成・令和の「現代相撲」
だけにしか関心をもてない人達だ。

 例えば、以前にも既述したが、去
る昭和四十年、劃期的な「部屋別」
総当り制実施の際、NHKのKアナウ
ンサーは、「同門戦わず」と云う
300年の“伝統”を破って…なんて
説明していたと記憶する。
 歴史の事実=真実は、「同藩戦わず」
だったのである。即ち、お抱えの藩が
異なれば兄弟弟子だって…東・西に
対峙して取組んだ事例があったわけ。

 近日中脱稿予定の「天保十五年冬場所」
は、雷(いかずち)・玉垣・浦風・伊勢ノ海
の4部屋が東西に分割されていたのに、
同部屋対戦〔対幕下戦は対象外〕を1番
も発見できそうにないのである━。
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春より冬は評価できる

2024-02-04 13:55:19 | 日記
※昨日の閲覧…573・訪問者…382
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 拙稿「江戸大相撲熱戦譜」第85回の
天保十五年春場所━は、ひとつ重要な
記録を書き忘れてしまった。
 30年ぶりに“幕内増員”は結構と思うが、
初日から九日目まで「皆勤」した力士が
24名で皆無だったのである。
 三役6力士について鳥渡ばかり具体的
に述べておく。
 東大関 劔 山 三日目まで休み
西大関〔横綱〕不知火 九日目は休み
 東関脇 武 隈 九日目が休み
 西関脇 岩見泻 七日目欠場〔相手に休まれた?〕
 東小結 鏡 岩 七日目欠場〔 仝 〕
 西小結 猪名川 三・四・六・七日目の4日出場

 扨て、現在鋭意執筆中の天保十五年冬場所は、
三役こそ皆勤したものはいないが、平幕では─
東方では後大関小柳の他、要石・常山・桂野の4名、
西方はⅥ柏戸・三ッ鱗・浪渡の3名だから計7力士
がフル出場している。
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