今日、めでたく美浦トレーニングセンターの萩原清厩舎に、無事入厩しました。
まずは、ゲート試験の合格を目指すとHPには書いていました。
気性に関しては、今まで一度も問題を指摘されていないので、ゲート試験は難なく合格してくれるものと、信じています。
その後、一旦放牧となるのか、そのままデビューを目指すのか?
やっぱり、デビューの方向に行って欲しいです。
大型馬で緩さを指摘されているので、全く焦ってはいませんが・・・
11月には、同期のG1馬が誕生するので、
気持ちとしては、なるべく早く勝ち上がって欲しいというのが、本音です。
美浦に入る、直前の写真です。
胸の発達は、素晴らしいように見えますが、お尻からトモにかけては、まだまだ寂しい感じがします。
でも、後肢は発達していて、素晴らしく見えます。
思ったより繋は、立っておらず、芝でもソコソコやってくれそうな感じがします。
ただ、大型馬なので、しばらくはダートで走って欲しいような、欲しくないような、微妙なところです。
一刻も早く、動いているファストワーカーが、見たい!!!
社台RHのHPより
2010/10/28 山元TC
この中間も順調に調整されています。直線坂路でハロン16~15秒のキャンターを毎日2本乗っており、週2回はハロン14~13秒に強めています。動きは良好で、馬体が絞れてくればさらに良い走りができそうな雰囲気があります。今週中の美浦TC入厩を予定しています。現在の馬体重は551kgです。
2010/10/29 山元TC
山元TCで順調に乗り込まれており、あす10月30日(土)の美浦TC入厩が決定しました。
2010/10/30 美浦TC
本日10月30日(土)美浦TC・萩原清厩舎に入厩しました。新しい環境に慣らしながら、まずはゲート試験の合格を目指します。
お尻からトモが寂しいように見えると言ったのは、この次のブログのアーバニティの写真と比較してみて下さい。お尻の部分の張りが、アーバニティは盛り上がっているのに対し、ファストワーカーは、スッと落ちているように見えませんか?
これを、寂しいという表現が良いのか、緩いと表現するのかは分かりませんが・・・
でも、片や重賞を勝ちに行こうとする馬体と、やっと入厩の馬体、これを単純比較するのはおかしい事ですが・・・
でも、全体的に馬体は期待以上に、迫力がありそうで、良く見えます。
これから、厩舎での調教で、どんなコメントが出てくるのか?
もちろん、クラシックを最初からあきらめているわけではないですよ。
結構、芝も走れそうな足元ですし。
でも、最初からあまり期待をし過ぎると、まず、ガッカリしてしまいます。
たとえば、勝ちあがれる馬は、3頭に1頭。オープンに行ける馬は、100頭に1頭と言う話を聞いた事があります。
ネット上に、簡単な馬体の見方を書いているものがありますが、http://poclog.cocolog-nifty.com/teach/ は簡単ポイントだけ書いているので、参考にされたらどうでしょう。
特に、僕は繋を重要視しています。
芝向きか、ダート向きかは、その繋の角度や、歩いている時の後肢の運びが浅いと、ダート向き(ピッチ走法)、踏み込みが大きいと芝向きと認識しています。だから、キャンターで飛びが大きいと言うのは、芝向きを想像します。
体重は、どちらに向いているかは関係なく、ダートの方が足元の負担が、少ないくらいです。
現に、この前の天皇賞に出ていた3歳馬はほとんど500kg超だったですよ。
距離に関しては、気性の事だったり、走ってみないと分りませんが、血統的にはマイル前後じゃないでしょうか?ただ、スタミナはあるといっているので、果たしてどうでしょうか?
思ったより、奥の深い馬かもと思っています。
ゲート試験は、問題なさそうですね。
右前足に疲れが溜まるのではなく、大型馬だし、検査の結果で右前足に疲れが溜まりやすいかもしれないので、予防的にという事だと思います。
なぜなら、育成の段階で一度も、疲れなり足元なりで、調教を軽くしたり、出来なかったりという事が、一度も無かったですよね。
こんなノートラブルで、ここまで来る事って僕自身、経験がほとんど無いです。
そういう意味では、丈夫なんだと思いますよ。
ただ、大型馬だけに注意をしないとという事でしょうか。
ゲートセンスもよく、走りそうですという萩原師の話は、心強いコメントですね。
大型馬だけに、ゆっくり着実に調教を積んできたんだと思いますが、ここまで、トラブル無しでくる馬は、記憶に無いですね。
でも、これからが大事ですが・・・
写真では、太い感じがほとんど無いように見えるので、どこまで絞れるかはわかりませんが・・・
なにはともあれ、順調が一番です!!