じゅりりんのめげずにいくのだ*

ドールハウスやちっちゃいもの、ガーデニング、手芸など趣味や日常を中心に時々思い出わんこも登場します。

つくば牡丹園meetsピーターラビット

2018-05-29 16:11:36 | お出掛け

前記「大宮薪能」終演後はそのまま妹宅にお泊り。
翌日、義弟が車を出してくれ、茨城の「つくば牡丹園」に連れて行ってくれました

   
残念ながら牡丹やシャクヤクはほぼ終わっていたのですが、
映画「ピーターラビット」とのコラボ企画を開催中~

   
受付でウサ耳を貸してくれます(^m^)
アラフィフうさぎ姉妹2匹。(すでに妖怪
この時に一人で撮った写真が人生で一番よく撮れてたので、
もしもの時の私の遺影にしてくれと妹に頼んどきました

   
マクレガーさんの農園をイメージしたお庭。
さわやかでとっても素敵です

   
小物を置いた小屋なども♪

山の中にあるので起伏があって風景が楽しく、池などもあり、
広すぎず狭すぎず木々を愛でながらお散歩を楽しむのに最高です
ピーターそっくりのウサギを連れていた人もいたの!
ウサちゃん、超可愛いのよ~~~

   
ピーターラビットにコラボした宝探しゲームやスタンプラリーをやっていて、
ほとんどの方が挑戦されていました
園内に植栽されている木々の薬効などを勉強しながら進みかなりためになります。

そして、全部集まったらくじ引きなどでいろいろなコラボ商品が貰えるのよ~
    
妹夫婦はすごいついていて、妹は“人参ペン”と“種の缶詰”。
義弟は“人参ペン”とB4サイズはあるしっかりした“帆布製バッグ”を当てていました
いいなぁバッグ
私もバッグをめざしましたが、“シール”と“お茶の割引券”・・・
妹が哀れに思って人参ペンを1本くれました(笑)
この日は通常入園料1000円のところ、花が終わっていたため500円に割引されていたので、
入園料以上に貰って来たかもしれません

楽しかったわ~
映画も見に行きたいです。


最後に、
はい、ひょっこりはん!
   


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第37回大宮薪能

2018-05-28 16:05:58 | 芸術・芸能・漫画

昨年、初めて行った大宮薪能がとてもよかったので、
今年も妹にチケットを取って貰い2人で行ってきました

   第37回大宮薪能   武蔵一宮氷川神社境内
   

ご神木の前に舞台と客席がしつらえてあります。
   
雨天の場合は市民会館でしたが、
昼間吹いていた風も夕方にはすっかり止んで絶好の薪能日和です

さて、今回の番組は・・・。
   
   素謡   「翁(おきな)」
   能    「胡蝶(こちょう)」
   狂言   「仏師(ぶっし)」
   能    「土蜘(つちぐも)」

素謡の後に雅楽と火入れ式、解説が入りました。


能「胡蝶」
 花の都に初めて上った吉野の僧が梅花に見とれていると、忽然と一人の女が語りかけ、自分は胡蝶の精であり花に戯れる身でありながら梅にだけは縁がないことを嘆き、必ず夢の中に現われるから僧に回向をしてくれるよう頼み消える。僧が言われたとおりに読経し梅の下で眠りにつくと、胡蝶が現れ、おかげで梅の花にも戯れ成仏することができると喜びの舞を舞って消えて行く・・・。

胡蝶が再び登場すると、頭上に蝶の飾り物を頂いた胡蝶の装束がものすごく美しく
またその舞も華やかで、いつもは怖く見える面が
とても愛らしく可愛らしく見えたのが不思議でした
始まった頃はまだ明るかった空も胡蝶の舞が佳境に入る頃にはとっぷりと暮れて、
本当に素晴らしかったです


狂言「仏師」
 新しく持仏堂をたてた男が安置する仏像を求めに都に上ってくる。
都の詐欺師がそれを聞きつけ自分を真仏師だと名乗って、一日で作り上げると約束し、仏像になりすますも、男は仏の風貌が気に入らぬと何度もやりなおしを要求し、何度も入れ替わり立ち替わりをしているうちに最後にはばれてしまう。

2人のやり取りや気に入らぬ度に替えるポーズが面白くて、会場中から笑いが沸き起こっていました


能「土蜘」
 源賴光が何とも知れぬ病に苦しんでいる。
実は土蜘の呪いで最後には土蜘は一人武者に首を切り落とされて退治されてしまう。

見せ場は何といっても土蜘の手から放たれる蜘蛛の糸(パンフ表紙参照)
前半、僧に化けた土蜘が蜘蛛の糸を放って逃げるのですが、その蜘蛛の糸が舞台後ろのご神木にも掛かって野外の醍醐味に!野外と舞台とが一体となって呪われてます感がたっぷりで見応えがありました。
それに周りにいる囃子方や地謡方にも当然かかるんですが、頭に乗っていても顔の前に垂れていてもまったく払うような素振りを見せずに最後まで勤めていたのはさすがだと思いました!
意味ある動きをしたらそこに別の物語が宿ってしまいますものね。
土蜘の精が舞台上にしつらえられた巣の中から登場する場面は大迫力でした。

   
薪番が火を絶やさないようにずっと番をしています。

私達の席は前から三列目で舞台の斜め前方にあたる場所だったのですが、
この薪の熱による空気の揺らめきがちょうど舞台上の演者と重なる時があって、
この世のものではない妖しさが一層際立って、ますます幽玄の世界へと誘うのでした・・・


良かったわぁ~~~
次は七月の能楽堂よ~
そちらも楽しみ楽しみ



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『名画で読み解く』シリーズ 中野京子

2018-05-24 16:48:49 | 芸術・芸能・漫画

こちらはお正月明けに読んでいたシリーズで、
一応記事にしたものの途中でブログも休んでしまったし、
大方忘れたし(コラコラ)、没にするつもりだったんですが、
とても面白い本だったのでやっぱり紹介させてください♪


昨年、上野で開催され大変な話題となっていた「怖い絵展」をきっかけに読んだ
中野京子さんの『怖い絵』シリーズが面白かったので、
他の作品も読んでみようと手にしたのが『名画で読み解く』シリーズ

そもそも「ハプスブルク家」とはなんぞや?と常々思っていたのがきっかけです。
「怖い絵」シリーズの中にもハプスブルク関係は時々ありましたが、
いったいどうなって始まってそこまでの繁栄を誇ったのか?
もう少し詳しく知りたいと思ったのです。
こちらは近隣のヨーロッパ王朝のものもシリーズで出ているので関係性も確認出来て一石二鳥です。

『名画で読み解く ハプスブルク家12の物語』中野京子
   

『名画で読み解く ブルボン王朝12の物語』中野京子
   

『名画で読み解く ロマノフ家12の物語』中野京子
   

『名画で読み解く イギリス王家12の物語』中野京子
   

シリーズ通して、すんごい面白かったですっ
名画で読み解く・・とある通り、王朝の始まりから終わりまで(イギリスは続いてますが)、
絵画をからめながら歴代の皇帝と事件などが語られていくので歴史がとても分かりやすい!
何となく覚えてる名前とか事件とか「へぇ・・・そういうことだったのか~・・・」と何度もうなづいてしまいました。

しかしヨーロッパの王朝の気持ち?はまだなんとなくわかる。
わからないのがロマノフ王朝、ロシア
暗殺に次ぐ暗殺。
もう皇帝にならない方がいいんじゃないかと思うくらい暗殺。
(実際、暗殺を恐れて皇帝になりたくなかった皇帝もいる)
皇帝は暗殺されなくても今度はお妃様が暗殺される。
(有力貴族が後釜に自分の娘を嫁がせて実権を握りたいから)
秘密裏に行われるものだから実は生きているのでは?との噂が絶えず、
私はあの時の生き残りですと偽物が次々登場するのも特徴。
そもそも秘密裏だから暗殺であって暗殺は日本でもどこの国でもあるけれども、
他国とは明らかに毛色が違うのですよ・・。
ロマノフ朝最後の皇帝も幽閉された挙句、
一粒でも種を残したら復活してくるからと可愛い娘さん達まで一家全員暗殺・・というかもはや虐殺。
そして皇帝以外は元気で暮らしていますよと嘘を言う。
なんか・・今のロシア政権にもそんな暗殺の噂が絶えないけれど
これはもう脈々と受け継がれてきたロシアの気質なんだろうかとさえ思ってしまう。
そんで、高貴な血を汚したくないばかりに近親婚を繰り返していたスペインハプスブルク家だったら絶対しなかった小国のお姫さまや平民との結婚。
大貴族の娘さんだったお妃様をわざわざ離縁して何処の馬の骨ともしれぬ愛人を正室にむかえたりする。
その辺はおおらかと言うべきか・・
しかもお妃から転身、王位まで頂いて優れた政治腕力を発揮したりするんだから見る目があったというべきなのでしょう。

ハプスブルク家が知りたくて読み始めたシリーズだけれど
ある意味ロマノフ家が一番面白かったかも?
ロシアは、昔からロシアだったんだなぁ・・・としみじみ思った次第です。
そんでイギリスはやっぱりイギリスで、チャールズ皇太子はしっかり血を受け継いでるんだな~・・と。
そんでおフランスはやっぱりおフランスで当時であっても近隣諸国の憧れの的で
フランス語で読み書きをするのがステイタスだったという。

中野先生のまとめによると、
オーストリア・ハプスブルク家は「結婚外交によるアメーバ的領土拡大」
スペイン・ハプスブルク家は「日の沈まぬ国を打ち立てながら血族結婚の繰り返しの果てに断絶」
ブルボン家は「華麗なる宮廷文化とそれが招いたフランス革命」
ロマノフ家は「徹底した秘密主義と農奴制の反動によるロシア革命」
イギリス王家は「歴代女王時代がもたらした繁栄と君臨すれども統治せずの成功」
・・・とのことでした。

読むならやはり発行された順(↑上記順)に読むのがベストです!


そしてさらに補足する意味で読んだのが下記のシリーズ。

『残酷な王と悲しみの王妃』 中野京子
   

『残酷な王と悲しみの王妃 2』中野京子 
   

残酷な・・の一冊目の表紙にもなっているのが、ベラスケスの描いた「ラス・メニーナス」
スペイン国王フェリペ4世の娘である王女マルガリータを中心にその女官たちを描いたものです。
マルガリータの絵はこれらの本の中にその成長過程も度々出てくることもあってか、
歴史的にはとくに何もない王女なのですが、私的にはこのマルガリータに一番心が動いたの。
15歳でオーストリア・ハプスブルク家のレオポルト1世(母親の実弟)の元に嫁ぎ、
夫婦仲はよく毎年のように子を授かるも残ったのは女児1人・・
ただでさえ弱い体・・お産がもと
で21歳やそこらで亡くなってしまう。
結婚当初に描かれた楽しそうにお芝居の登場人物の扮装をする(その画はベラスケスではありませんが)
その束の間の幸せに思わず涙が出てしまうのですよ・・

そんなわけで、このGWはその時代を切り取っていたベラスケスの絵が見たくて
上野の国立西洋美術館で開催中の「プラド美術館展ーベラスケスと絵画の栄光」を観に行ったのでした


余談なんですけれども、私はラヴェルの「なき王女のためのパヴァーヌ」という曲が大好きで、
20代の頃の一時期、毎晩この曲をかけながら寝ていたくらいで、
実はこの曲はラヴェルがベラスケスの描いたマルガリータ像からインスピレーションを得て作曲したとされていると知った時は、心の底から感無量で
した・・・



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カラー軍手~この貧乏性の真髄を見よ!!

2018-05-22 14:40:10 | 徒然日記

自治会役員もこの春から4年目。
役員になったら何故か自動的に市の環境美化協力員とかいうのになっていて、
駅前での市のなんたらキャンペーンとかかんたら運動などに無償で駆り出される。
別に強制ではないけれど真面目なので特別な用事が無い限りは参加する。

その中に駅周辺の清掃というのが年に数回あって、
ごみ袋とごみバサミ、軍手を渡されて駅周辺のごみを拾ってくるのだが、
普通の白い軍手の他に女性や手の小さい人用に伸び縮みのするカラー軍手も用意されている。

初めて駅前掃除に行った時はピンクのカラー軍手だった。
飲み物が出るわけでもない、
街が綺麗になれば嬉しいです・・なんて心にもない。
他人が捨てたごみを拾う・・・ひたすらに腹立たしい
いいことなんてなにも無い中で、いや、何もないからこそか?
そのピンクのカラー軍手がなんだか特別に可愛くて嬉しくて、
うかつにもテンションが上がってしまった

ごみ拾い終了後、軍手だけは持ち帰り自由なので、

掃除の度に出来るだけ汚さないように使って大切に持ち帰り、洗濯をして、
そしてもったいないので使わずに取っておく。

掃除の度にそれは黄色だったり青だったりバリエーションが豊富なのも心をくすぐる
今度は何色の軍手が貰えるかな
「あ、ごめんなさい今日は白いのしかないんです。」
なんて時はテンションダダ下がり・・。
裏を返せばカラー軍手さえ用意しとけばこのオバサンは喜んで掃除に来るのだ。
もはやカラー軍手目当てで駅前清掃に行っているようなものである。

そして幾星霜・・・。

   
こんなに貯まっちゃったヨ きゃ
いっぱい貯まったから、色がかぶっているものは最近ちょっと使っている。
 使用例→焼き芋大会

う~む・・今度は緑色があるといいなぁ~♪



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メダカ池にアメンボが!

2018-05-20 14:57:08 | ミニミニビオトープ

4月、大雨の後メダカ池の様子を見に行くと、なんと池の中にアメンボがいました!

   
願ってもないお客様。大歓迎です
よくぞこんな小さな水場を見つけて降り立ったものだと・・・(;▽;)
どこから飛んできたのか知らないけれど、
田んぼにも水路にもまだ水は入ってなかったし、よほど切羽詰まってたんでしょうか?

   
調べてみると普通のアメンボより小型「ヒメアメンボ」という種類のようです。
小型とは言え、こんな小さな池ではスイスイ泳げないし、
下からはメダカにつつかれるしで居心地悪そう・・・
案の定、翌日にはいなくなっていました。

池にアメンボが定住してくれたらまた楽しいけど、これはさすがに仕方ないね。
向こうからやってきてくれることもあるということが分かっただけでも上等上等です。

   
そしてさらに池の中をよく見ると、エビちゃんと一緒にエビじゃないのがいました。
すくいあげて調べてみると「モンカゲロウ」の幼虫のようです。
その中でもこれは「フタバカゲロウ」?かな?

地上のプラ池の時もモンカゲロウ類の幼虫はよくいたので、
簡単な人口の水場でも繁殖しやすい虫なのかもしれません。
モンカゲロウの成虫はほとんど目にすることがないけど、
見えないところでしっかり活動してるんだなぁ~。
いろんな生き物がメダカ池を利用してくれるといいな

   
庭でちっちゃいヤモちゃんも見つけましたよ
きゃわいいっ



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5月16日カマちゃん誕生日

2018-05-16 15:56:44 | ミニミニビオトープ

朝、庭の水やり前にいつものようにまずカマキリの卵の確認をしにいくと、
おがくずのようなものがついて明らかに昨日までと様子が違う・・・
   
よもや別の虫か何かに襲われた?!とドキリとした瞬間、
近くにちびカマキリがいるではありませんか
   
5月16日。
じゅりガーデンに、カマちゃんお誕生です
体長、1センチほど。

このカマキリの卵塊。
ベランダまで伸びていた羽衣ジャスミンのつぼみがこの冬の寒さで全滅してしまい、
枯れ枝なども絡んでちょっと見苦しかったので春先に思い切って株元まで切り戻したのですが、
その枝の中にカマキリの卵が産み付けられているのを見つけ、
そこだけパーゴラのところに結び付けて誕生を楽しみに待っていたのです

   

ちょうど出てきたばかりだったようで周囲をよく見るといっぱいいる~~~
   
うじゃうじゃいる~~~
こっちにはもっといるぞ!
   
ある者は上へ走り、ある者は下へ大ジャンプ!
元気に庭中へ散らばって行くよ

   
見てる先から蛙に食べられてる個体もいたけどね・・ううう

   
しばらくしてからまた見に行くと近くの植物の葉などにほどよく散らばって、
じっと構えて各々がすでに狩りの態勢に入っとりました。さすが。

どれだけ大人になれるかな?
ちび達の成長を楽しみにしているよ~


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美術館巡り~八王子編

2018-05-14 16:58:35 | 芸術・芸能・漫画

GWの美術館巡り、2日目は八王子です。


④八王子夢美術館
   浮世絵ねこの世界展     ~終了
   
 ありのままの姿を写実的に描いた猫、美人や子供たちの傍らで幸せそうな様子の猫、曲芸をし、歌舞伎を演じるなど人間さながらの大パフォーマンスを繰り広げるねこ、そして妖怪「化け猫」など。本展覧会では歌川国芳、歌川広重、歌川国貞、歌川豊国、渓斎英泉など、江戸時代から明治時代にかけて活躍した浮世絵師たちが描いた「浮世絵ねこの世界」を一挙にご紹介します。(チラシから)

   
言わずもがな、浮世絵の中のお馴染みの猫ちゃん達
そのさまざまな表情は本当に魅力的です
可愛かった~


⑤-1 東京富士美術館
   犬を抱く少女
   
以前、新聞で紹介されていたこの「犬を抱く少女」の絵見たさに富士美術館へ。
ホーフォールト・フリンク(1615-60年)画。
初めて聞くわ~。
レンブラントのもとで助手として働いていた彼はあっという間にレンブラントの筆の模倣に成功し、
多くはレンブラントの作として売られたというほどの腕の持ち主。
独立後に描かれたこの絵もまだ師匠の画風が色濃く残っている。
なんか惹かれるわぁ・・・この眼差し・・・。
本物が見れてよかった

富士美術館は他にも結構いい絵(→私が見て飽きないという意味でのいい絵)が揃ってて楽しいです。

⑤-2 東京富士美術館
   暁斎・暁翠伝
     先駆の絵師魂!父娘で挑んだ画の真髄     ~6月24日迄
   
常設展の「犬を抱く少女」見たさに行った富士美術館でしたが、
思いがけず河鍋暁斎の企画展をやっていました
河鍋暁斎は去年都内の美術館でも企画展をやっていて、
チラシまで貰って来てたのに結局行かないでしまったのでこれは大ラッキーでした

河鍋暁斎(1831-1889年)
 歌川国芳の画塾で学び、その後狩野派で学んで腕を磨くも国芳の影響が大きいという。
先の「浮世絵ねこの世界展」にも暁斎の作品が一点展示されていました。
河鍋暁斎といえば、幽霊画や妖怪画などおどろおどろ専門なのかと思っていたのですが、全然違った
違うどころかなんでも描ける!
幽霊画から美人画、動物画、武者絵、鳥獣戯画に水墨画、果ては洋風画、シリアスからお笑いまで、
溢れてやまない才能、圧倒的画力
そして躍動感。構図がすごいというかそういう方向から描く!?みたいな?
すっかりファンになってしまいました
享年59歳。まだまだ若くして亡くなられてしまったのが実に実に惜しい。

暁翠は暁斎の娘さんで自身の作の他に父の未完の作品を仕上げたりもしているそうです。
すごいよねぇ~やっぱり才能あるんだなぁ~!

   
   「美人観蛙戯図」
展示作品の中でもこの絵がとても気に入って、クリアファイルがあったので買ってきました(*^^*)
いつもこんな風にメダカ池を眺めてる自分みたいだなあ・・と思って(美人は違うけどね
蛙好きでもあったという暁斎の描く蛙がまた可愛いです。
河鍋暁斎記念美術館にいつか行きたい。

   
帰りに本まで買ってしまったよ
本展では展示はなかったですが本には春画なども掲載されていて、
春画と言えば新聞や雑誌などに時々紹介されてるような画しか知りませんでしたが、
あまりにすごくて思わず凝視(□□)してしまったわ~(笑)

    
   「鳥獣戯画 鼠曳く瓜に乗る猫」
鈴をつけられたお猫さまが空威張り(笑)
人が死んで朽ちていく様子を描いた絵や血みどろの生々しい絵などがある一方で
こんなユーモアあふれる絵も(^m^)


GWの美術館巡りは予定になかった河鍋暁斎に一番心を鷲掴みにされて終了となりました


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美術館巡り~上野編

2018-05-10 16:37:20 | 芸術・芸能・漫画

ゴールデンウイークは旦那を誘い2日間使って
美術館・博物館巡りをしてきました
見たい企画展がいくつかあったのです。

1日目は上野です。


①国立科学博物館
   特別展「人体ー神秘への挑戦ー」
    人体の構造と機能を解説する     ~6月17日迄
   
 自らを生かし、動かすものの仕組みを理解するために、人類は多くの挑戦を重ねてきた。本展は、人体の構造と機能を理解しながら、ルネサンス期以降の先人たちの飽くなき探求の歴史と功績、そして最先端の研究に触れることができる「人体展」の決定版である。人体研究の歴史は、科学の発達の縮図。最も身近でありながら、最も奥深い、人体の世界を紹介する。(チラシから)

山中伸弥教授とタモリさんが司会をしていたNHKの番組シリーズ「人体」。
新たな発見ばかりでとても面白く見ていたので是非とも行って見たかったんですよね。

   
レオナルド・ダ・ヴィンチの人体解剖図や最初期の顕微鏡、精巧な人体模型のキンストレーキなどみどころいっぱい。
本物の動物の内臓の違いや人間の脳や内臓の展示もあります。
(人間のものは苦手な人は目に入らない構造になっています。)
私的には実際の人間の内臓を模した消化器官の模型が興味深かったです。
口から入って肛門から出るまで、当たり前だけど一本道なんだよな~と。

しかしやっぱりなんだかんだってグロいので、
見ているうちにだんだん胸のあたりが気持ち悪くなってきてしまいました(><)
もういいかな~・・と思い始めたあたりでNHKの「人体」コーナーに入りました
放送で使った模型などが展示されています。
   
レゴで作られたタモさん人形が!
あ~ホッとする~

ネットワークシンフォニー
   
「疲れた、しんどい」「ごはんが来たぞ!」
私たちの体内で臓器たちがさまざまなメッセージ物質を出してやり取りをする様子が表現されています。
それぞれの臓器からパーッと光のメッセージ物質が飛ぶ様子がすごく綺麗でした

それにしても、これまでは、脳がすべての指令を出していると思われていたものが、
最新の研究では各臓器同士がさまざまなメッセージ物質をだしてやり取りをしていることがわかってきたそうで、
あらためて、すごいな臓器


②国立西洋美術館
   プラド美術館展
    ベラスケスと絵画の栄光     ~5月27日迄
   
 マドリードにあるプラド美術館は、スペイン王室の収集品を核に1819年に開設された、世界屈指の美の殿堂です。本展はディエゴ・ベラスケス(1599-1660年)の作品7点を軸に、17世紀スペインの国際的なアートシーンを再現し、プラド美術館の魅力をたっぷりとご覧いただきます。(チラシより抜粋)

   
今年初め、ヨーロッパ王朝に関する本を読んでまして(それはまた後ほどupしたいと思います。)
その中でもこの17世紀スペインの時代辺りがとても興味深く、
それはひとえに宮廷画家であったベラスケスの描いた絵の影響大であり、
ここは是非ともベラスケスが見たい!との一心でお出かけ。

表紙は「王太子バルタサール・カルロス騎士像」。
この人が生きていればまたスペインの歴史が変わったのでしょうが・・。

「狩猟服姿のフェリペ4世」。
ベラスケスの手ではないけれど「甲冑姿のカルロス2世」など見れてよかったです。


③東京藝術大学大学美術館
   東西美人画の名作
    上村松園《序の舞への系譜》     ~終了
   
 このほど、近代美人画の最高傑作である上村松園(1875-1949年)《序の舞》(重要文化財)の修理が完了し、本展にてはじめて一般に公開される運びとなりました。本展では、江戸時代の風俗画や浮世絵に近代美人画の源流を探りながら《序の舞》に至る美人画の系譜をたどります。(チラシより抜粋)

彼女の代表作でもある《序の舞》が経年劣化部分を修理され公開されているというのでこれは観なければ!
松園の描く凛とした女性像が大好きなのです。
男性が描く女性像とは何か違うんですよね。
じゃあ、女性画家が描いたのと男性画家が描いたものを並べたら識別できるのかと言われたら困るんですけれども

   
松園の描く女性は凛として気高くしかしまた厳しい・・。
何が厳しいのか具体的にはうまく表現できないけれど、私には内面が絶対無理だと思える。
だからこそ憧れるのかな?
気持ちがキリリと引き締まった気がしました(^^)「気」がね

旦那が、なんでこういうのっていつも「美人画」なのかな?とポツリとつぶやいてました(笑)
たまたま別のところで見た本に「醜女(しこめ)画」というのがあって、
醜女の代表格がお多福なんだそうです。
でもお多福さん、可愛いと思う。


~2日目に続く



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羽生結弦選手「2連覇おめでとう」パレード

2018-05-08 15:55:45 | お出掛け

先月4月22日日曜日。
妹と二人で仙台で開催された
羽生結弦選手「2連覇おめでとう」パレードに行ってきました
きゃ~~~

私達は前日に仙台入り。宿泊先は実家。
ああ、宮城に生まれてよかったぁーーーーー


パレード当日。
   
朝から準備万端でハイテンションのアラフィフ2人。
(父がぶつかって割ったという引戸のガラス部分に何故か海苔?の箱が差し込んである謎)

ともかくも会場到着
駅前のカフェで姪っ子がバイトをしているので臨戦前にちょっとお茶しました♪
しかし沿道にはすでに多くの人垣が!なんか焦る
4年前のパレードの時より出足が早すぎる!みなさんの熱気がすごいです。

   
国旗を配っていたので貰いました
(この旗をふるおかげで余計見づらかったんですけどね

   
旗の柄部分には一本一本パレードのシールが貼ってあります!
大切にお持ち帰り
こんなシール貼りのバイトがしたいなぁ~。

暑いので木陰で休憩。
この日仙台は最高気温29.9℃まで上がりました。
   
Tシャツは通販で(もちろん2種とも購入)。
パレード前日に仙台でのみ限定発売のラバーバンドは
仙台の妹が姪っ子と二人で早朝から並んで私達の分まで買っておいてくれました。
これを買うのにどこの売り場も大行列だったらしいので、
私達が仙台についてからでは買えなかったです。
ありがとう~~~妹よ~~~~
それなのに仙台の妹は姪っ子の部活の試合があるからとパレード欠席。
せっかく地元にいるのにこんな時位お母さん辞めろよぉー(涙)
ちなみに平昌まで応援に行ったという同じ部活の羽生君の鬼ファンのママさんは
もちろんパレードの方に行ったそうです(笑)

   
私達がいた傍に埼玉県羽生市の「羽生市かってに応援団」の一団がいました(^m^)
名前が同じってだけで応援してくださっている羽生市有志のみなさん。
白い旗が破れて慌てて有り合わせのカットバンで補強してたり、
旗を揚げる練習や掛け声の練習などしてましたが途中で警備員さんに注意されたりと、
一生懸命が涙ぐましい・・(;;)
平昌まで行ったそうですし、羽生君便乗だけど本当に好きで応援してくれてるんだね~きっと。
でも、このピンクと白が目立ったので後からNHKの放送を録画しておいたのを見た時に
自分達のいたあたりがわかったのでよかったです
自分はわからなかったけどね。小さすぎて。ほぼドット(笑)

   
羽生市のキャラクター「ムジナもん」と記念撮影しました(笑)
PRしてあげるね
持たせられたうちわに羽生君の顔写真あるけどちゃんと許可とってんのかな?

え?おばさんの写真なんかどうでもいいって?羽生君は?
まあまあまあまあ、
待つのもこれまた楽しいのです

4年前のパレードの時は前から3列目くらいにいて
パニくってるうちにあっという間に前を通り過ぎてしまったので、
今回は少し離れたところでスタンバイ。

早く来ないかな~~~
   

・・・と、遠くから清明の音楽が聞こえてきました
(余談ですが4月初めの京都母娘旅行では清明神社に行ってお礼参りしてきました

キ、キ、キターーーーーーーーッ

   
パレード終了後、「#羽生結弦の写真撮るの下手くそ選手権」が盛り上がってましたが
その気持ちよ~くわかる・・・。
感動と興奮で手が震えて写真が全く定まらない。
撮っても撮ってもブレブレ写真ばかり。
落ち着け、落ち着け私・・・。
一旦カメラを下ろして深呼吸。

   
「ありがとう!」って言ってる(多分)

   
きゃ~~~
羽生君が向きを変える度、どぉ~っと大歓声が上がります スゴイ
   
   
   
   
   
   
   
後ろ姿も素敵
   
   
ああ~さようなら~~~。
離れたところから見てたのにやっぱりあっという間に通り過ぎちゃったよ~
結局今回もろくな写真撮れなかったけど、でも幸せでいっぱい
ソチから4年経って羽生君ずっと大人になったです

4年前のパレードの様子はこちら→2014/4/30付「~羽生結弦凱旋パレード」

   
帰りに駅前の商業施設で公開展示中の、
先のチャリティーオークションでサマンサタバサが850万余で落札し、
話題となっていた羽生君のサイン入りスケート靴を観てきました



※ちょっと余裕がないため只今コメント欄は閉じております。


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久しぶりな

2018-05-07 15:36:18 | 徒然日記

お久しぶりでございます
じゅりりんです。
あ~、休んだ、休んだ、休んだなぁ~!

年初めには「・・ブログのこまめな更新を通して生活時間のメリハリを・・・」
・・・とかなんとか言ってたような気もしますが、
その舌の根も乾かぬうちにこの体たらく。
だって更年期なんだもん!テヘ
それですべて済ませようというこ狡さを会得した今日この頃です


さてさて。
今さらですが平昌オリンピック、面白かったわぁーーー!
羽生君と宇野君が金銀だったフィギュアスケートはもちろんのこと、
スピードスケートがこんなに面白いとは!
カーリングのもぐもぐタイムにも釘付けになってた一人です(笑)
ああ、そんなもぐもぐタイムと言う言葉さえすでに懐かしい・・・。

オリンピックが終わったらすっかり気が抜けて再びの全く何にもやりたくないゾーン突入・・・も
一転、4月は大忙し
月初めには母と妹達と4人で京都へ母娘旅行に行きました。
やっぱりいいですねぇ・・京都は・・・はぅ~~~
ちょうど桜の季節で、天候にも恵まれて本当に楽しい旅行となりました
旅行から帰ってからは頭の中はもう羽生君一色
高島屋で『羽生結弦展』があったし、
   

地元仙台では凱旋パレードもありましたからね
(次回パレードのレポートをアップします。)
妹達も羽生君大好きなのでパレードまで毎日がわくわくドキドキはらはらで、
京都旅行と合わせ、人生で一番楽しい4月だったんじゃないかと思います(笑)
やっと落ち着いたところですー

ゴールデンウイークも終わったところでそろそろブログも復活していこうと思います。
コメント欄だけ暫らく閉じさせていただきますね。
(ブログに遊びに行くのも読み逃げになってしまうことお許しください。)


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