じゅりりんのめげずにいくのだ*

ドールハウスやちっちゃいもの、ガーデニング、手芸など趣味や日常を中心に時々思い出わんこも登場します。

美術館巡り~上野編

2018-05-10 16:37:20 | 芸術・芸能・漫画

ゴールデンウイークは旦那を誘い2日間使って
美術館・博物館巡りをしてきました
見たい企画展がいくつかあったのです。

1日目は上野です。


①国立科学博物館
   特別展「人体ー神秘への挑戦ー」
    人体の構造と機能を解説する     ~6月17日迄
   
 自らを生かし、動かすものの仕組みを理解するために、人類は多くの挑戦を重ねてきた。本展は、人体の構造と機能を理解しながら、ルネサンス期以降の先人たちの飽くなき探求の歴史と功績、そして最先端の研究に触れることができる「人体展」の決定版である。人体研究の歴史は、科学の発達の縮図。最も身近でありながら、最も奥深い、人体の世界を紹介する。(チラシから)

山中伸弥教授とタモリさんが司会をしていたNHKの番組シリーズ「人体」。
新たな発見ばかりでとても面白く見ていたので是非とも行って見たかったんですよね。

   
レオナルド・ダ・ヴィンチの人体解剖図や最初期の顕微鏡、精巧な人体模型のキンストレーキなどみどころいっぱい。
本物の動物の内臓の違いや人間の脳や内臓の展示もあります。
(人間のものは苦手な人は目に入らない構造になっています。)
私的には実際の人間の内臓を模した消化器官の模型が興味深かったです。
口から入って肛門から出るまで、当たり前だけど一本道なんだよな~と。

しかしやっぱりなんだかんだってグロいので、
見ているうちにだんだん胸のあたりが気持ち悪くなってきてしまいました(><)
もういいかな~・・と思い始めたあたりでNHKの「人体」コーナーに入りました
放送で使った模型などが展示されています。
   
レゴで作られたタモさん人形が!
あ~ホッとする~

ネットワークシンフォニー
   
「疲れた、しんどい」「ごはんが来たぞ!」
私たちの体内で臓器たちがさまざまなメッセージ物質を出してやり取りをする様子が表現されています。
それぞれの臓器からパーッと光のメッセージ物質が飛ぶ様子がすごく綺麗でした

それにしても、これまでは、脳がすべての指令を出していると思われていたものが、
最新の研究では各臓器同士がさまざまなメッセージ物質をだしてやり取りをしていることがわかってきたそうで、
あらためて、すごいな臓器


②国立西洋美術館
   プラド美術館展
    ベラスケスと絵画の栄光     ~5月27日迄
   
 マドリードにあるプラド美術館は、スペイン王室の収集品を核に1819年に開設された、世界屈指の美の殿堂です。本展はディエゴ・ベラスケス(1599-1660年)の作品7点を軸に、17世紀スペインの国際的なアートシーンを再現し、プラド美術館の魅力をたっぷりとご覧いただきます。(チラシより抜粋)

   
今年初め、ヨーロッパ王朝に関する本を読んでまして(それはまた後ほどupしたいと思います。)
その中でもこの17世紀スペインの時代辺りがとても興味深く、
それはひとえに宮廷画家であったベラスケスの描いた絵の影響大であり、
ここは是非ともベラスケスが見たい!との一心でお出かけ。

表紙は「王太子バルタサール・カルロス騎士像」。
この人が生きていればまたスペインの歴史が変わったのでしょうが・・。

「狩猟服姿のフェリペ4世」。
ベラスケスの手ではないけれど「甲冑姿のカルロス2世」など見れてよかったです。


③東京藝術大学大学美術館
   東西美人画の名作
    上村松園《序の舞への系譜》     ~終了
   
 このほど、近代美人画の最高傑作である上村松園(1875-1949年)《序の舞》(重要文化財)の修理が完了し、本展にてはじめて一般に公開される運びとなりました。本展では、江戸時代の風俗画や浮世絵に近代美人画の源流を探りながら《序の舞》に至る美人画の系譜をたどります。(チラシより抜粋)

彼女の代表作でもある《序の舞》が経年劣化部分を修理され公開されているというのでこれは観なければ!
松園の描く凛とした女性像が大好きなのです。
男性が描く女性像とは何か違うんですよね。
じゃあ、女性画家が描いたのと男性画家が描いたものを並べたら識別できるのかと言われたら困るんですけれども

   
松園の描く女性は凛として気高くしかしまた厳しい・・。
何が厳しいのか具体的にはうまく表現できないけれど、私には内面が絶対無理だと思える。
だからこそ憧れるのかな?
気持ちがキリリと引き締まった気がしました(^^)「気」がね

旦那が、なんでこういうのっていつも「美人画」なのかな?とポツリとつぶやいてました(笑)
たまたま別のところで見た本に「醜女(しこめ)画」というのがあって、
醜女の代表格がお多福なんだそうです。
でもお多福さん、可愛いと思う。


~2日目に続く



※ちょっと余裕がないため只今コメント欄は閉じております。


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