折にふれて

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音楽とともに、折にふれてあれこれ。

秋ハ夏ト同時ニヤッテ来ル

2014-08-26 | 抒情的金沢

長雨が続いている

7月の後半から、相次いでやってきた大型の台風

さらに引き続き、どっかと列島に居座る前線

長雨だけならまだしも、列島各地がこれだけ痛ましい災害に見舞われる年は記憶にない

例年であれば、早く秋風が吹いて涼しくなってくれないかと思うのであるが

いったい夏はどこへ行ってしまったのだろう


さて、夏の金沢

いつだったか、「金沢の夏は暑い」と書いた

その暑さを撮ろうと市街地へ出かけたことがあったのだが...



 

このところの天気で、今になるまでついつい出しそびれてしまった

8月も今週いっぱい、夏の名残り(今年はそうならないかもしれないが)の古都を

 

 

表題のこと

朝刊のコラム欄で紹介されていた、太宰治の「ア、秋」のなかの一節である

「 秋ハ夏ト同時ニヤッテ来ル」 のだそうだ

そして、こんな茶目っ気のある解説が加えてもある

「夏の中に、秋がこっそり隠れて、もはや来ているのであるが、人は、炎熱にだまされて、それを見破ることが出来ぬ。」

さすが、天才!である

つまるところ、「秋ハ夏ノ焼ケ残リサ」...なんだそうだ

 
もっとも、これは例年の暑い夏の場合は...ということになるのだが

 


 

夏らしい曲は数々あれど...なんとなく行く夏を惜しむ感じがするこの曲

 

♪ Summer Breeze   Seals & Croft (1972)

 

 

 


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