折にふれて

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音楽とともに、折にふれてあれこれ。

天空の夏   By空倶楽部

2014-08-09 | 空倶楽部

この夏、久しぶりに立山黒部アルペンルートへ行ってきた

北アルプス、立山連峰を貫通する山岳観光ルートである

 

 

 

金沢からのバスツアーを利用すると、長野県側、扇沢駅を起点とするルートが一般的である

扇沢駅の標高が約1400メートル

そこから、標高2450メートルの立山室堂まで

トロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイ、さらにトローリーバスと乗り継いで駆け上がる


最初の乗り物、山岳を貫通するトンネルを軌道とする関電トロリーバスを降りた場所がここ黒部第四ダムである

 

話はそれるが、今年は石原裕次郎の生誕80年だとか

その石原裕次郎の代表作「黒部の太陽」の舞台がこちら

といってもダムそのものを作る話ではない

黒部ダム建設の資材を搬入するトンネル道路掘削工事がモチーフで

つまり、今は関電トロリーバスが走るルートが映画のクライマックスの舞台だったわけである

この中部山岳地帯は日本列島が折れ曲がる場所で

地層学的にはフォッサマグナ(大地溝帯)と呼ばれている

地下には瓦礫や大量の地下水を含む不安定な地層が多く

このトンネル工事においても、破砕帯というわずか80メートルの地層を突破するのに

7カ月も要したという

 

完成からすでに50年以上、その黒四ダムの放流の様子

さながら大瀑布の様相でこの日は運よく虹を見ることもできた

 

黒四ダムの堰堤を歩き、ふたたび地下へもぐり

そこからはケーブルカー、ロープウェイを乗り継ぎ、大観峰へ

大観峰から後立山(うしろたてやま)連峰を望む


さらに、立山を貫通して走るトンネルをトローリーバスに乗って抜けると立山室堂に至る

 

標高2450メートル

真夏の下界とは、かけ離れた世界が広がっていた

 

 

さて、今回の空倶楽部は月に一度のお題の日

「青い空、白い雲」ということで

立山室堂から眺めた空

台風8号が列島を駆け抜けた後に広がる天空を

 

 

 


 

今日の選曲

記事の内容とは関係がないけれども

バスの中で何気なく聴いていたなつかしい曲

♪ Another Day  Paul McCartney

確かソロとしてのデビュー(?)曲だったはず

当時、「イエスタデイは名曲だったけど、アナザーデイは普通の曲」と

こき下ろされているのを聞いて、「ポールのこと悪く言うな!」と思ったもんだ

 

 

 

「9」のつく日は空倶楽部の日

詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで

 


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