旅の恥は上塗り EX

日帰りから泊まり
尚且つ
鬼有名所からウルトラマイナースポットまで
九州(主に北部)を拠点に
ダラダラ動きます。

大隅の隅から隅 ⑫「スモーク オン ザ ウォーター」

2019-05-20 | 絶景

「鹿児島神宮」から約5分。


「天降川」沿いにあるお菓子屋さん





「徳重製菓とらや 霧や櫻や」へ。

創設明治十七年だそうです。

「霧島」をコンセプトに
特産品を活用した霧島ならではの
和洋菓子が揃ってます。

この外観からは想像もつきませんが
昨年リニューアルしたそうですよ。
納得。(´∀`)





10階建てみたいに見えますが
後ろにマンションが写ってるだけで
店舗は2階建てです。

2階はカフェですね。


ここに来た目的は
ネットでなんか美味しそうなもん
ないかな的に物色してたら
ここを見つけたんですよ。

そしたら
「生かるかん」「生サブレ」etc

もう
僕の胃袋の食いしん坊将軍が
大暴れです。





「生かるかん」です。

黄色「橘かん(蜜柑餡)」
紫色「霧かん(漉し餡)」
桃色「櫻かん(櫻餡)」

ご丁寧に一種類ずつ入ったのが
あったのでそれをゲット。

「橘かん」も「霧かん」も
美味しかったですが
やはり「櫻かん」が優勝でした。

開封した途端に桜餅のような
オイニーがフワッとしてきます。

白あんに桜の葉が
混ざってるそうです。
僕の為にあるようなお上品な味です。



ここで疑問が。

「かるかん」と「生かるかん」

何が違うんだ?( ̄▽ ̄)


「かるかん」は「軽羹」と書き
諸説あるようですが
「軽い羊羹のようなお菓子」
と言うのが有力みたいです。

鹿児島県をはじめとした
九州特産の棒羊羹の形をした和菓子で
かるかんの歴史は古く
300年以上前に現在の鹿児島県にあたる
薩摩藩で誕生して藩主への食事にも
出されたそうですよ。

かるかんの原材料である自然薯(山芋)が
薩摩藩内で育ってたことや
当時高級品だった砂糖も
奄美・琉球地方に近く
比較的手に入りやすい地域
だっということもここで発祥した


理由でもあるようですね。

作り方としては
鹿児島県にその昔からあった
「ふくれ菓子」と言う
蒸しパンの製法を
参考にしたと言われています。

それに餡子をぶち込んだ
「かるかん饅頭」も有名ですよね。


むーん
ふくれ菓子おそるべし・・・。


しかしながら
最初に「かるかん」を食べた時は
衝撃でしたね。

それまで「かるかん饅頭」しか
知らなかった僕は
餡子好きにもかかわらず

餡子も入ってないのになんで
こんな美味しいんじゃ!(゚д゚)

まったく以て
センセーショナルでした。





一方
「生かるかん」はと言いますと

現代人の感性に合うように
独自の工夫で創られたもの。

霧島の天然名水と
厳選した地元特産の自然薯を使って蒸し
更に
天然名水で炊き上げた餡を包み込んだ
「徳重製菓とらや」オリジナルの
商品のようです。


なんか
ざっくりとしかわからなかったですが

美味しいからいっか。( ̄▽ ̄)

因みに
「徳重製菓とらや」と
東京の「虎屋の羊羹」は
全くの別会社だそうです。



まだあります!





「生サブレ」と「栗満天」


「生サブレ」は
うっすいクッキー生地で
チョコレートを包んで焼いてます。

霧島茶を練り込んだものや
ホワイトチョコなど
クッキーとカステラの中間のような
食感と書いてありましたが
僕はそうは思いません!

わかり易く言うと
「カントリーマアム」か
「しっとりクッキー」を
薄っぺらく伸ばした食感でした。

このホワイトチョコのヤツが
激烈に美味しかったです。
個人的にホワイトチョコが
好きなのもありますが。


「栗満天」は説明書きによると

大粒の栗を丸ごと白あんで包み
更に生地に包んで焼き上げた後に
表面に黒砂糖風味の羊羹を
あしらった贅の限りを尽くした栗饅頭

とありました。

おっとー!
ここでも出ました羊羹コーティング。

ラビットパン思い出しますねー。

鹿児島は
そう言う文化なのか?

なんちう嬉しい文化だ。(T_T)


偶然とは言え
これほどの店を見つけるなんて
自分で自分を褒めたいです。

若しくは
今まで生きてきた中で
いちばん幸せです。( ̄▽ ̄)







お昼も結構
過ぎてしまいましたが
昼ごはんにします。


「霧や櫻や」から
北上すること約30分。





「霧島峠茶屋」へ。

ここのすぐ近くに
「黒豚の館」があります。
ここのとんかつも絶品でした。


今回はここ「峠茶屋」へ。





時間が時間なので
入った時は結構な人数居ましたが
10分もしないうちに
ガランガランになりました。

ここへは目的がふたつありまして。

ひとつは





大好評メニューの「オムライス」

先ず見た目が100点です。

「きりしまたまご牧場」の卵と
地鶏で作ってあるそうで
卵もふわっふわで美味しくて
味も100点でした。

もうひとつは「龍馬ラテ」

ミルク漬けのヒーコーに
ココアパウダーで
坂本龍馬の顔面を描いてます。


んがしかし!


昨年の大河ドラマに便乗したのか
もひとつメニューが増えてました。





「西郷どんラテ」です。

ならば
こっちにするしかなかろう。

と言うわけで





食後に「西郷どんラテ」

こう言うの飲むの初めてです。
ガイニーなものが苦手なんですが
手を出さずにいられない。


うわー!

ちょっとだけ飲んだら西郷どんが





ケムール人みたいに
なってしまった!( ̄▽ ̄;)








バカはこれくらいにしといて
そろそろ最終目的地へ。






1時間くらい
走ったでしょうか。


「湧水町」の
肥薩線「栗野駅」まで来ました。

ほぼ県境で
ちょっと行けば宮崎県のえびの市です。

駅の前に





「丸池湧水」があります。

「日本名水百選」にも選定されてて
水量も日量で約6万トンだそうで。

ここだけで
栗野地域のほぼ全体の生活水として
活用されてるようですよ。





西郷どんも快く
出迎えてくれてます。

西郷どんの後ろが「栗野駅」です。
駅に隣設して「栗太郎館」と言う
物産館のようなのもありました。

栗太郎てなに?



湧水池に行くまでにも
色んなUMA的物体がいます。





「ミニヨン」

色が違うとパッと見わからん。





フォッフォッフォッ(V)o¥o(V)





コワイコワイ。(゚д゚)





なんとコヤツが栗太郎らしいです!

栗太郎館の公式キャラクター。
わかりにくい。。。


着きました。
その湧水池がこれです。





丸池と言うわりには
三日月に近い形ですな。

曇天と前日の雨
若しくは天才的撮影技術のせいか
少し色濃くなってますが
本来はものすんごい
エメラルドグリーンな池なんです。


おっと!

ちょっと陽が差してきた。





こんな感じです!(*゚▽゚*)


こんなキレイな池は
以前山口県の美祢市に行った時に
「別府弁天池」と言う池がありまして。

そこもまた
ウルトラ美しかったんです。

でも
その後のこと
思い出したくもありませんが。






水道がありました。
でもここは手洗い専門みたいで
飲料専門は





こっちですね。
すぐ横にあります。

なんとここ
ノータイムで名水が湧きっ放し。
飲みホー汲みホーの太っ腹。
タンクローリー乗ってくればよかった。



奥に行くと





一級河川の起点があり更に





「せせらぎの道」と言う石畳も。



いやいや
いい目の保養になりました。




ここから帰路ですが
ちょっと時間あるので
少し遠回りして帰ることにします。


えびの市を過ぎ人吉を通って
五木村経由で帰ってる途中
道に沿って流れてる川があり
あまり目にしない自然現象が
起きてたので
クルマを降りてみると
なんとそれは
「日本最後の清流」と言われる
「川辺川」でした。





アタマの中で
ディープパープルの曲が
グルグルと流れております。



最後の最後まで
いいものを目にしました。















オシマイ。














で結局アゴ肉ってなんなんだ?































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