東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

暮れなずむ街

2018-12-31 | 風景
  昔は「泣いても笑っても」という言葉が使われた大晦日、
  いよいよ泣いても笑っても今日一日となった2018年です。
  そして平成最後の大晦日ですね、
  その大晦日もすっかり暮れて明日から新しい年が始まります。


  

     いろいろな人の、いろいろな思いを呑み込んで今年最後の日が暮れていく。




  

     来年はどんな年になるのだろうか、願わくば平穏な年が訪れますよう。




  

     今年は異常気象による災害が多かった、「災」が少しでも減ることを祈りたい。




  

     日は昇り日は沈む、明日はまた新しい太陽が世界を照らしてくれるだろう。


     今年もご覧いただきまして本当にありがとうございました。
     皆様に見ていただいたことでなんとか続けることができました。
     そしてまた来年も見ていただければ嬉しいです、
     期待することなくさらっとね、よろしくお願いします。
     よいお年をお迎えください。

          


     「大晦日 越すに越されず 越されずに越す」、
     うまいこと言ったもんで江戸時代の人たちは
     借金は今年のうちにきれいにしなければいけなかった。
     そんな大晦日の悲哀を詠んだ句を少しばかり。

     大晦日さだめなき世の定哉   井原西鶴
     一番辛い定めですねぇ女房を質に置くわけにもいかないし・・・
     この日さえ乗り切れば、お正月になればこっちのものだけど。

     漱石が来て虚子が来て大三十日   子規
     昔は師の家に弟子が挨拶に行く習慣があった、
     子規の家は弟子で混んでいていい大晦日だったのかも。

     ただひとり風の音聞く大晦日   渥美 清
     渥美清は無名の頃熱心に句会に参加していたという、
     でもやっぱり淋しい大晦日だったみたいですね。

     いざや寝ん元日はまた翌のこと   与謝蕪村
     それでまあこうなってしまう、
     寝ちゃえ、寝ちゃえ。目が覚めれば元日になっていらぁ。

     はてさて、皆さんはどんな大晦日をお過ごしでしょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする