百花園から花がなくなってしまった、
これは由々しきことで看板に偽りあり。
花のない百花園なんて
コーヒーのないクリープみたいなもんだな。
サネカズラの実がきれいになっているはずだけど
園内の木には実は出来ていない。
外周をぐるっと探してみた、不完全な実がチラっと。
サネカズラはつる性の低木、 山野などに生え、庭木、生垣に使用される。
万葉集にもたくさん詠まれている。
「核葛(さねかずら) のちも逢ふやと夢のみに
祈誓(うけひ)わたりて年は経(へにつつ」 万葉集 柿本人麻呂
ウメモドキの実は今年はきれいに実った
去年はパラパラで寂しかった。
池のほとりのノイバラの実、
久しぶりに晴れた日、赤い実がきれいだ。
場所がイマイチながらアケビがパックリと口を開いている、
ここに生っていたとは気がつかなかった。
こちらは団体さん、
園内で採れたいろいろな実が大きなかごに盛り上がっていた。
花がないので鉢植えの花が飾られている、
初めて見た花「トラノオスズカケ(虎の尾鈴懸)」。
山地の林内などに自生する多年草。
名前の由来は、花序をトラノオ(虎の尾)と
山伏の衣装のスズカケ(鈴懸)に例えた。
data:PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 10月27日 向島百花園