紅梅は満開近し

　　毎日が寒い、25日には東京で-4℃の最低気温を記録
　　これは実に48年ぶりのこととテレビは大騒ぎ。
　　そんな世間をよそに梅の花は着実に咲き続け
　　早くも紅梅は満開近くまで咲き進んでいる。


　　

　　　　　これは八重寒紅、21日の撮影だから今はもう満開でしょう。
　　　　　ウメの中では早咲きなのでほかの梅も続々と後を追います。




　　

　　　　　ウメが咲けば飛んでくるのはメジロくん、しっかりとどこかで見ているんだね。
　　　　　ウメにウグイスとはよく言うけど少なくとも東京では時期が違うみたい。




　　

　　　　　そして「月影」、紅梅に少し遅れて白梅もスタートです。
　　　　　やっぱり白梅はいいですね、私は紅より白が好き。




　　

　　　　　これは花は白いけどガクが緑色をしている、咲きそろうとちょっと見には緑のウメみたい。
　　　　　このほかにも「緑萼(りょくがく)」というのがあってこれはシベまで緑っぽく見える。




　　


　　　　　トウジ(冬至)、真っ白でちょっと小ぶりかな。
　　　　　冬至のころから咲くというのでこの名があるがさすがに冬至は無理と思うが、、、。
　　　　　紅いトウジもあってこちらは紅冬至(コウトウジ)と呼ばれている、
　　　　　百花園にあってぼちぼち綻んできていた。
　　　　　さらに八重冬至という種もあって冬至という梅はバラエティに富んでいる。

　　　　　ウメは種類が多いので咲き出すといろいろなウメが次々と咲いてくる、
　　　　　なお、追いかけるほうは忙しいなと言いながら嬉しい悲鳴を上げている模様・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　1月21日　都市農業公園
　　　　　　　　　　

いろいろな花が少しづつ

　　寒くても雪が降ってもめげないぞ、
　　春の花は少しづつだけど今日も増えている。
　　気が付いてみたら1月もあとわずか、
　　もうちょい待ってね2月になったらパッと咲くぞ。


　　

　　　　　コウトウジ(紅冬至)がちらほらと花をつけてきた。
　　　　　一重の淡いピンクの花、
　　　　　紅梅のように紅が強くなくほんわかといかにも春先という花。
　　　　　これは日陰の花を無理やり撮ったのでちょっと色が濃いけどね。




　　

　　　　　日向の花はわずかに薄いピンクが匂う。
　　　　　白い花のように寒々しくなく、紅梅のように華やかでもない、
　　　　　そっと春を呼ぶようにほんのりと咲いている。




　　

　　　　　この木も古木、毎年心配させるけどまだ大丈夫みたい、
　　　　　ツボミもいっぱいついて咲く日を待っている。




　　

　　　　　マンサクも咲いてきた、正確にはシナマンサク(支那マンサク)ね、
　　　　　支那マンサクは去年の葉がまだ残った状態で花をつけこのあと葉は落ちる。




　　

　　　　　この木も疲れてきたのかな、年々花が小さくなる、
　　　　　前は花も大きく花びらももっと伸びていた。
　　　　　花を咲かせるたびに一つづつ歳を取るわけだから
　　　　　無理もないけど私と一緒に頑張ろう。

　　　　　東京はまた明日雪の予報が出た、
　　　　　三寒四温じゃなく三寒一温くらいで春が近づいている。
　　　　　ゆっくりと、しかし確実に春は近づいている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 1月27日　向島百花園
　　　　　　　　　　

雪の百花園にアオサギが

　　冬になるとたま～にアオサギがやってくる、
　　あまりにも大きいので見つけると、おおっ!と驚く。
　　しかしアオサギってのは大きいねぇ、
　　サギはやっぱりコサギくらいがいい、見てもかわいいもんね。


　　

　　　　　公園でもいい野山でもいい歩いていて突然こんなのに出合ったら驚くでしょう、
　　　　　大きいから表情もよく分かる、結構怖い顔をしてるんだよね。




　　

　　　　　これが何をしてるかというと何もしないでじ～っとしているだけ、
　　　　　こっちもヒマだから前から後ろから、右から左から撮って、、、
　　　　　おっと前は池だから無理かぁ。




　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　たまにコサギが来て池に顔を突っ込んで何かをついばんでいる、
　　　　　　　　　　魚はいないみたいだけどザリガニとかは棲んでいるのかな。
　　　　　　　　　　でもこのアオサギは達観したような顔でじっと池を見ているだけ。




　　


　　　　　あまりしつこく追い回すものだからさすがのアオサギも向こう側へ飛んで行った、
　　　　　で、やっぱり飛んで行った向こうではじっとしているだけ。

　　　　　しかし大きいねぇ、東京で見られる鳥の中では最大ではなかろうか、
　　　　　日頃スズメとかハトしか見ていない私は久しぶりにデカい鳥を見た。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　1月27日　向島百花園
　　　　　　　　　　

百花園は雪景色

　　昨日載せた写真より一週間後の百花園、
　　23日に降った雪がまだいっぱい残っていた。
　　東京はあれ以降最低気温が0℃以下の日が続き雪は凍りついたままになっている、
　　が、朝から寒風吹きすさぶ中を性懲りもなくまた走ってきた。


　　

　　　　　この日も最低気温は-1.8℃、相変わらず冷たい風がぴ～ぷ～。
　　　　　でも空は真っ青、やっぱり行かずばなるまい。
　　　　　百花園は残雪が凍り付いていた。




　　

　　　　　百花園には木立があるので日が差さないところもある、
　　　　　まだたくさんの雪が残っていた。




　　

　　　　　そして雪が融けたところには霜柱が、
　　　　　もっといい霜柱が出来るところがあるけ残念ながらまだ雪の下だった。




　　

　　　　　残った雪の上には早咲きの梅が散っていた、
　　　　　春を待たずに散り急ぐ梅の花。




　　

　　　　　そんな中にスイセンの姿も、
　　　　　雪の中のスイセンもいいね。




　　

　　　　　池に戻ったら岸辺に冴えないおっさんみたいな鳥が佇んでいた、
　　　　　お、アオサギだ。
　　　　　どことなくもっさりした感じがこの景色にあっては似合っているような。

　　　　　朝出かけるときは最低気温のころ、
　　　　　いつもなら半分くらい走ると体は温まるけどさすがにこの日は職場に着いても寒かった、
　　　　　帰りは強風を避けてハイウェイではなく一般道を走ったが
　　　　　顔は冷たいけど背中はポカポカ、お日さまの力って偉大だなぁ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　1月27日　向島百花園
　　　　　　　　　　

百花園はまだ冬

　　同じ東京都なんだけど百花園と農業公園とでは
　　かなり自然の様子が違います、
　　百花園では春の兆しが見える程度で
　　ウメもまだ咲き始めたばかり数種類がちらほら程度ですが。


　　

　　　　　ハツカリ(初雁)
　　　　　白の一重の花、紅梅に遅れることしばし、やっと咲きだしてきた。




　　


　　　　　白い一重の梅ハツカリは一番好きなウメの花、
　　　　　同じ一重のトウジ(冬至)の花もそろそろ咲いてくるでしょう。




　　

　　　　　この梅はかなりの古木なので毎年ちゃんと咲くのか心配している、
　　　　　この時期にこれだけ咲くということはまだまだ大丈夫だな。




　　

　　　　　今年は早いのかな、ワビスケ(侘助)。
　　　　　いつもは隣のハツカリが終わるころ咲くような気がしていたけど。




　　

　　　　　茶花として珍重される花ワビスケ、これは「太郎冠者」という種、
　　　　　私としてはこの花はこうしてちょっと俯いて咲いてくれるのが好き。




　　

　　　　　その茶室の窓に映ったサザンカの花。
　　　　　この景色が好きなんだけど年々映る花の数が少なくなっていくような、
　　　　　毎年同じところで同じ景色を見ていると心に何かを感じさせる。


　　　　　百花園では紅梅すらやっと咲き始めというところだけど
　　　　　農業公園では紅梅はほぼ満開と言っていいのかな。
　　　　　ウチから荒川の下流5キロくらいに百花園、
　　　　　同じく5キロくらい上流に農業公園、
　　　　　それだけくらいしか離れていないのに花の咲き方が違う。
　　　　　種類も日当たりもそんなに違わないのに面白い現象です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　1月19日　向島百花園