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■政争と経済の相克

2010-07-26 | ●タイのクーデター
■■■■■■■■タイの政争は何時終焉か■■■■■■■■


好調が予測されるタイ経済を見て、
タイの政争と騒乱は、どんな意味を持つのか。政争はいつ終焉するのか

 

■「タクシン首相の失脚
かってタクシンは、首相在任中にタイのグローバル化を推し
進め、
タイの国際化と、構造改革を図った。 
その結果、有能なタクシンは私服をこやしたとされ、先進国の
巨大
資本が跋扈し、かっての通貨危機を危惧する世論が増大し
た。
そして、タクシンは追放の憂き目を見た

●海外の著名なマスコミの中には、タクシン追放以後、
タイ国王が提唱する「足るを知る経済」の哲学について、グロ
ーバル化の流れにそぐわないといぶかる論調もある。
■「タクシン再待望説
タクシン追放から既に4年になるが、タイ王国を経済発展の
国際化
の大波に乗せるためには、タクシンを帰り咲かせる事が
一番の早道
とする逆の世論もある。



■「タイ王室の危惧
一方タイ王室にとっては、タクシンには一歩も譲れないタイ
王室の存亡
をかけた戦いと見る向きも多い。
 ●そんな中、バンコク都心では、反政権派と見られる爆発事故が
あった。
そして25日騒乱後、初の国政選挙の下院補欠選挙が行われた。
そして、与党民主党候補が、タクシン派の候補に勝利した。
アビシット政権は、4月のタクシン派軍団の強制排除に真意を得
たと
之を追い風にしたいと意気込む。


■「続く根深い対立
しかし敗北したとはいえ40%以上を獲得したタクシン派は、
多くの
国民の支持を得たと、現政権に対立する姿勢を緩めない。 
輸出も、国内生産も好調のタイ、
騒乱の影が尾を引き、観光客激減のタイ。
騒乱を招いた政争後も、なお根深い対立が続くタイ
 癒しと微笑みのタイの安寧は、何時戻ってくるのか。
ただひたすら国民歓喜の時が、待たれる。  
 非常事態宣言適用をさらに緩和 
http://www.bangkokshuho.com/news.aspx?articleid=10494
 
●タクシン元首相をテロ容疑で送検へ  
  http://www.bangkokshuho.com/news.aspx?articleid=10539


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