
■「タクシン首相の失脚」
●かってタクシンは、首相在任中にタイのグローバル化を推し
進め、タイの国際化と、構造改革を図った。
その結果、有能なタクシンは私服をこやしたとされ、先進国の
巨大資本が跋扈し、かっての通貨危機を危惧する世論が増大し
た。そして、タクシンは追放の憂き目を見た
●海外の著名なマスコミの中には、タクシン追放以後、
タイ国王が提唱する「足るを知る経済」の哲学について、グロ
ーバル化の流れにそぐわないといぶかる論調もある。
タイ国王が提唱する「足るを知る経済」の哲学について、グロ
ーバル化の流れにそぐわないといぶかる論調もある。
■「タクシン再待望説」
●タクシン追放から既に4年になるが、タイ王国を経済発展の
国際化の大波に乗せるためには、タクシンを帰り咲かせる事が
一番の早道とする逆の世論もある。

国際化の大波に乗せるためには、タクシンを帰り咲かせる事が
一番の早道とする逆の世論もある。

■「タイ王室の危惧」
●一方タイ王室にとっては、タクシンには一歩も譲れないタイ
王室の存亡をかけた戦いと見る向きも多い。
王室の存亡をかけた戦いと見る向きも多い。
●そんな中、バンコク都心では、反政権派と見られる爆発事故が
あった。
あった。
そして25日騒乱後、初の国政選挙の下院補欠選挙が行われた。
そして、与党民主党候補が、タクシン派の候補に勝利した。
■「続く根深い対立」
●しかし敗北したとはいえ40%以上を獲得したタクシン派は、
多くの国民の支持を得たと、現政権に対立する姿勢を緩めない。
多くの国民の支持を得たと、現政権に対立する姿勢を緩めない。
●輸出も、国内生産も好調のタイ、
●騒乱の影が尾を引き、観光客激減のタイ。
●騒乱を招いた政争後も、なお根深い対立が続くタイ。
癒しと微笑みのタイの安寧は、何時戻ってくるのか。
ただひたすら国民歓喜の時が、待たれる。
●非常事態宣言適用をさらに緩和
http://www.bangkokshuho.com/news.aspx?articleid=10494
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