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原発問題

原発事故によるさまざまな問題、ニュース

11月22日(火)のつぶやき

2016-11-23 02:41:13 | つぶやき

【フクシマ見聞録】要するに放射線に対する考え方が、あまりにも今まで日本人が考えてこなかった ※37回目の紹介

2016-11-22 22:16:54 | 【フクシマ見聞録】

1876to1945さんのツイート(2013年10月01日~)を順に紹介します。37回目の紹介

【フクシマ見聞録】

要するに放射線に対する考え方が、

あまりにも今まで日本人が考えてこなかった

Akira Tsuboi@1876to1945さん 2013年11月16日のツイートから


福島行-会見場にもどると、戻る前とそれほど様相は変わっていなかった。
スピーチテーブルの前にテレビカメラが一台あり、二人ほどがそのあたりにいる。
あとはぽつぽつと並べられた椅子に人間が点在する、そんな感じだった。
壇上にはふくしま共同診療所の事務の方、そしてテーブルに院長がいる。-

 

-11時の定刻になると事務員から記者会見の開始が告げられ、
院長の松江寛人医師がマイクに手を添えた。

この会見で、院長がなにを発言するのか。
このあとの報告会でなにが話されるのか。

前回2013年3月10日、ごく普通の会議室にひとが満ち満ちたなかで
行われた中で語られた内容からなにか進展-

 

-があるのか。じぶんはこの報告会のために福島への渡行を組んだのだった。
自分の思いとは別のかたちに結果としてこの日の報告会はなっていったのだが、
それはそれで、福島の非常にきびしい現実が露出した。書いてゆこうと思う。

「私が、ふくしま共同診療所の松江です-。

 

-「え、今日はあの、記者会見ということなので、今まで記者会見なんて
いままでやったことがないから安倍首相になったような気分ですけども、
しゃべりだすと止まりません。

まあ時間がありませんからかんたんにいきますが、そもそも、
なんでこの診療所を作ったのか。で、それはね、-

 

-「かんたんに言いますとね、今の日本の、要するに放射線に対する考え方が
あまりにも今まで日本人が考えてこなかった。私自身もそうだったんですけどね。

で、はじめて、ああいう事故がおきて、それでこれは大変なことだった。

で大変だというのは福島だけが大変なのかというと実はなんのことはない、-

 

-「なんのことはないというのもおかしいけれども、日本中がぜんぶ、
たいへんなことなんですね。

それだけじゃなくてね、私はね、今朝腹が立ったことがあるのはね、
日本に、2020年にオリンピックを日本でやるということを世界が認めたということがね、
私は腹立たしいんですよ。-

 

-「その世界の人たちが、日本が安全だと思ってるのか。
実はそうじゃないと思うんですね。だから私は逆に発想を変えてね、

2020年を契機に、2020年に世界に向かっていかに日本が被曝地として
おそろしいのか、それでいかに原発がおそろしいのかということを2020年に訴える、-

 

-「だからオリンピックデーじゃなくてね、反原発デーとして皆さん、
新聞社の方ぜひ書いてほしい。それで、とにかく、放射線というのは、
安倍首相は「少々ならば全然健康に問題ない」なんて言ってたけどね、

冗談じゃないんで、放射線というのは、本来は、”あってはならない”、ましてやね、-

 

-「人間が作り出した人工的な放射線というのは”あってはならない”ものなんです。

それが存在している。とくに福島に存在しているということはね、これは大変なことだと。

なので、わたしたちは、福島の県民”のみならず”、その福島の周り、
もっといえば全国になりますが、そういうその放射線による-

 

-「健康の障害、とくに被曝という障害、そういうひとたちを
どうやって健康を守ってゆくのか、というのをね考えて、で、
診療所を作ったんです。

だけれども、”ほとんどの所”がね、放射線は
「安全だ、安全だだから病気はないよ癌はないよ」といってる訳です。
だけど厳密に見るとね、-

 

-「二年間でですよ、福島で、18例のこどもさんの甲状腺癌が発生しているわけですよ。

甲状腺だけ問題にされてますけど、実際は放射線というのは
なにも甲状腺だけにあつまるわけじゃなくて、全身にいくわけですから、
こども以外、大人もですね、福島の県民のからだの中が、放射線-

 

-「によってどういう状態になっているのかこれ、誰にもわからない、
我々にもわからない。だけれども”なにかが起きるんだ”という前提で
福島の県民の人たちの健康を守る、これがひじょうに私は重要だと思ってる。

そのために、診療所を作った。で、その、我々が考えているところのことを-

 

-「全国に訴えてですね、で、こういうその、診療所を作る必要があるし
我々もそれやりますよということを訴えたらば、全国から何千万とい
うカンパが寄せられたんです。

何新聞だったかな-、毎日新聞だったかな、ようするにあの、、、
なんとか診療所(「募金。」横から)え?ああ、-

 

-「募金診療所というタイトルでかなり大々的に、あのたぶん毎日新聞が
書いてくださった。まさにそこなんですよ、全国のひとたちから今
福島の放射線の被爆に対してひじょうにその関心が寄せられている。

しかも、最近、下までおかしいよということになっている。
みなさんこれどうだと思います。-

 

-「なので一番最初に言ったように、スペインの人間たちがね、
ヨーロッパの人間アメリカの人間がね『それ分かってんのかよ』、とやる。

だからね、日本でオリンピックをやるなんて”とんでもない話”なんですけでも、
だから逆にこれを利用しましょうよ。利用して、それで、-

 

-「全世界に、”だから”、放射線はダメなんだよとということをね
発信するいいチャンスだと思ってる。

だからそれをね、ぜひとも2020年にオリンピックの日にはですね、
それをぜひやりたいと思ってる。

なので、その、新聞社の方々はね、そういう前提でこのオリンピックを捉えてほしい。
と私は思います。-

 ※次回に続く

 2016/11/24(木)22:00に投稿予定です。 


【告発!検察「裏ガネ作り」】実はこの時、この裏で、検察の原点を崩壊させかねない信じられない事態が起きていた ※29回目の紹介

2016-11-22 22:00:14 | 【告発!検察「裏ガネ作り」】

*『告発!検察「裏ガネ作り」著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。29回目の紹介

口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~

----------------

**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介

4 告発を決意した理由 P75~

(前回からの続き)

 むろん、私がそんな脅しに怯えるはずはない。逮捕されるようないわれはなかったからだ。今回、逮捕容疑とされている詐欺も収賄もでっちあげだ。そもそも犯罪性のないところに犯罪がつくりあげられたのだ。

 それはさておき、いったん検事長の線が消えた加納氏だったが、関西検察の秩序を守ろうとする逢坂氏や、元検事総長の土肥孝治氏らの強烈な巻き返しがあり、同年11月15日発令の検事長人事で、勇退する飯田英男福岡高検検事長の後任として、加納氏が昇任する案が浮上した。人事のゴリ押しである。

 被告発人である加納氏がクロ・シロはっきりしないまま、天皇の認証官である検事長に就いていいはずがない。のこととを当時、裏ガネ告発について接触してきた「週刊文春」の記者に話すと、現職幹部の私が告発する形なら記事にできるということだった。実名が望ましいが、匿名でもかまわないという。

 それまでの追及は私が表に出ず、「四国タイムズ」社長の川上道大氏が前面に立ってやってくれていた。私もなかなか決心がつかなかったが、いつまでもそうしてはいられない。そこで、とりあえず匿名でこの不正を告発することにした。それが「週刊文春」(13年11月8日号)の、

<現職幹部がすべてを語った/最後の聖域 検察庁組織ぐるみ/「機密費」横領を告発する!>

という記事だ。

朝日新聞の落合記者も「週刊朝日」(13年12月7日号)で、

<現職幹部が衝撃告発!!検察「裏ガネ」の全貌/組織ぐるみの裏ガネ「調査活動費」の驚くべき実態。架空の情報提供者でっち上げ、使途は高級料亭、ゴルフ・・>

という記事を書いた。

 しかし法務省は、こうしたマスコミの批判に対して委詳構わず、11月1日、加納氏の福岡高検検事長昇任内示を発表した。

 実はこの時、この裏で、検察の原点を崩壊させかねない信じられない事態が起きていたのだった。これが私をして現職のまま実名で検察の裏ガネ作りをマスコミなどに公表する決断をさせたきっかけだった。

 その信じられない実態とは?それをこれから明らかにしよう。

 ※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』(クロをシロにした検察の大罪)は、

2016/11/24(木)22:00に投稿予定です。 

 

告発! 検察「裏ガネ作り」


11月21日(月)のつぶやき

2016-11-22 02:26:05 | つぶやき

【フクシマ見聞録】五輪に金使うんなら原発の収束やれって。汚染水だって、東電が金渋ってやったことの結果だからね ※36回目の紹介

2016-11-21 22:06:06 | 【フクシマ見聞録】

1876to1945さんのツイート(2013年10月01日~)を順に紹介します。36回目の紹介

【フクシマ見聞録】

五輪に金使うんなら原発の収束やれって。

汚染水だって、東電が金渋ってやったことの結果だからね。

Akira Tsuboi@1876to1945さん 2013年11月15日のツイートから


福島行-駅を出て、そのままコラッセふくしまへ向かう。
福島駅の西口はいつも閑散としている。

コラッセに入り、ふくしま共同診療所報告会のチラシを見、
エスカレーターを上がると、左手にガラス張りの一室があり、
幾人かの人間が準備をしている。
中に入ると、正面にスピーチテーブルがあり、-

 

-そのテーブルと向かい合うように多くの椅子がゆるやかな
弧のかたちにくまれている。自分の記憶では、6席が並んだ列が四列。

それが一つのブロックになって四つのブロックが組まれていたように思う。

120席ほどが準備されていたことになる。
テーブルの正面に一つテレビカメラがあった。-

 

-めぼしいカメラは一つだった。診療所の記者会見だと言うので
自分はある程度の入りを想定していたのだが、閑散としたものだった。

しかしまだ時間がある。開始時間につれて人入りもあるだろうと思い、
自分は荷物を置いて、再度外へ出ることにした。

郡山でしたことを福島市でもやるつもりだった。-

 

-駅入口の正面、野ざらしになった場所に喫煙所がある。

そこに幾人かの人間がいてたばこを吸っている。

自分もそこへゆくとまばらに雨が降り始めていた。

たばこに火をつけようとすると手元をまさぐると、ライターがない。

”すいません、火を貸してもらっていいですか”自分はとなりの勤め人に言った。-

 

-「どうぞ。」40代と思しき男はライターを差し出し、
「あげますよ、使ってください」と言った。

自分はそれを口に聞いた。”昨日、五輪が東京にきましたね、どう思われますか”

すると男性は笑って言った。

「もう決まっちゃったから、、。もうむしろ、それだったら原発処理-

 

-「とかがんばるしかないんじゃないって(笑い)。プラスに考えて(笑い)。

ほんとは大阪あたりでやると一番きれいだったかなと思うけど。

だいたい東京もう一回やってるし(笑い)。大阪だとまだやってないし。」

どうにも呆れながら、という感じだった
。しかし、第一声ですでに原発の話がでてくる。-

 

-福島市の反応は郡山市とはまた違うものだった。

固く自分を避ける者もまた多かったのだが、怒りをまじえて語る人間がまじる。

手元に残る12の声のうち、五輪決定に否定的なもの、7名。

記者会見で一度中断するのだが、およそ半数が反対を口にした。
その声をまた記録しておこうと思う。-

 

-「(若いカップル) あんまり興味がないし、、。
距離が離れてるからこっちには関係ないでしょう。」

「(40代勤め人) うちとは関係ないでしょ。
見にゆくために人も出てっちゃうし。」

「(30代女性) やってほしくなかったです。
お金をつかうところが別にあると思う。」-

 

-「(50代女性) 決まって欲しくなんかなかったですよ。
五輪に金使うんなら原発の収束やれって。汚染水のことだって、
東電が金渋ってやったことの結果だからね。」

「(若いカップル) わからない」

「(50代後半の男性) きまってよかったと思うよ。
日本経済にも意味あるし。-

 

-「デフレからインフレに脱却するにはそういうのがあったほうが
景気よくなくるから。これから日本明るくなるんじゃない。」

まだ続くのだが、ここで記者会見の時間になった。

コラッセへ戻ろうとすると、福島市の知り合いと遇会する。
線量が0.28だと言っていた。-

 ※次回に続く

 2016/11/22(火)22:00に投稿予定です。 


【告発!検察「裏ガネ作り」】「おまえもやりすぎるとパクられる(逮捕される)ぞ」と、暗に恫喝された ※28回目の紹介

2016-11-21 22:00:10 | 【告発!検察「裏ガネ作り」】

*『告発!検察「裏ガネ作り」著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。28回目の紹介

口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~

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**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介

4 告発を決意した理由 P73~

(前回からの続き)

 検察内部では、1期下の宗像氏が高松高検検事長に発令されたことで、加納氏の検事長への道はなくなったとの噂も広まった。口には直接出さないが、その原因が刑事告発にあることは誰もが知るところとなった。

 しかし、関西検察の結束は固い。

 川上氏が加納氏の神戸地検時代の裏ガネ作りを告発してしばらく経った6月5日のこと、私は大阪・北新地の料亭で元大阪高検検事長の逢坂貞夫氏と会っていた。告発の直後に職場に電話があって、呼び出されたのだ。逢坂貞夫氏と会っていた。告発の直後に職場に電話があって、呼び出されたのだ。逢坂氏は加納氏のかつての上司で、「関西検察のドン」と呼ばされるほどの大物実力者だ。いまでも現場に対して隠然たる影響力をもっているといわれている。

 私はそれほど親しい付き合いはなかったので、逢坂氏から電話をもらった時、即座に

「加納氏のことだな」とピンときた。

 もっともその料亭では直接的な話はなかった。私の様子を探りにきたのだろう。当り障りのない世間話をしながら、

「退官したら、しばらくウチの(弁護士)事務所に来ないか」

 などと持ち掛けられた。だがその日、本当に伝えたかったのはそのことではない。話の途中で逢坂氏はこう切り出したのだ。

「なあ三井君、組織を裏切ったやつはモリカズみたいになるんや。そのことは、よう覚えときい」

 逢坂氏が口にした「モリカズ」とは、元特捜検字の田中森一氏のことである。敏腕検事として鳴らしていたが、捜査方針の意見の食い違いから検事を辞め、弁護士に転身した。その後、大型経済事件の被疑者や、闇の紳士たちの顧問を引き受け、検察側と鋭く対立したことがアダとなり、平成12年3月に手形詐欺事件で東京地検特捜部に逮捕された。

 つまり、逢坂氏はそのとき私に、「おまえもやりすぎるとパクられる(逮捕される)ぞ」と、暗に恫喝したわけである。

 ※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』(告白を決意した理由)は、

2016/11/22(火)22:00に投稿予定です。 

 

告発! 検察「裏ガネ作り」


11月20日(日)のつぶやき

2016-11-21 02:32:58 | つぶやき

11月19日(土)のつぶやき

2016-11-20 02:40:32 | つぶやき

11月18日(金)のつぶやき

2016-11-19 02:36:58 | つぶやき

11月17日(木)のつぶやき

2016-11-18 02:31:06 | つぶやき

【フクシマ見聞録】オリンピックの招致に5000億円出して、福島の災害対策に10分の1、いったい、なにが大事なんだ ※35回目の紹介

2016-11-17 22:01:19 | 【フクシマ見聞録】

1876to1945さんのツイート(2013年10月01日~)を順に紹介します。35回目の紹介

【フクシマ見聞録】

オリンピックの招致に5000億円出して、

福島の災害対策に10分の1、いったい、なにが大事なんだ

Akira Tsuboi@1876to1945さん 2013年11月13日のツイートから


福島行-雨は勢いをつよめて、屋根や地面にはねかえりしぶくような
調子になっていった。

人間はおおむね郡山駅のなかに入って雨をやりすごし、
そうして自分がうろついて話を聞いて回った駅周りの軒下にもひとはまばらになった。

右手に、2日前に郡山に住む男がハンドマイクで話していたステージがあり-

 

-人気なく、雨中にある。彼の言葉-。

「今、テレビでは東京オリンピック招致やっていますね。

ところが、この原発事故に関して、国が500億円の予算を計上しました。

でも考えてみてください。

オリンピック招致で国はいったいのぐらいの予算をだしました?

5000億円ですよ。-

 

-「なんで、オリンピックの招致に5000億円出して、
福島の災害対策に10分の1ですか、いったい、なにが大事なんだということですか。

われわれは、オリンピックを招致するよりも、”価値がない”んですか?

-こどもが生きるか死ぬかのはなしになってるんです。
まだ現実が見えませんか。-

 

-「私たちはオリンピック招致よりも安いんですか、”命”が。

たかだか商業主義のお祭り騒ぎのために殺されたいですか。

”いつも言ってます、あなたたちの人生です、こどもたちの人生です、、、

まごたちの人生です、それを守るのは”おとなの役目です”。

それを放棄してて、”いいんですか”。-

 

-「たったそれだけで一体なにができますか?阿部晋三は言いました。

2020年には汚染水問題は解決されているだろうと、その根拠は”ありません”。

一つわかっているのは、”安倍晋三は総理ではないということだけ”です。

こんな無責任なことを一国の総理大臣に言わせていていいんですか。-

 

-「何度でも言います、あなたがたは”生きている”んです。

経済政策の機械や、ロボットではありません。

もう一度考えてください。お願いします-」

直截に、渾身で訴えた彼の言葉が響いていた広場には、雨音だけがある。
彼のそうした言葉がもっぱら自分の中で響く。-

 

-「駅から二人連れの若いカップルが出てくる。青年は色が白く、洒落ている。

背が高い。女のほうは印象がうすかった。

”こんにちは。昨日、五輪が東京に決まりましたね。

どういった感想をおもちですか”自分は聞くことにもどった。青年は言った。-

 

-「良かったと思います。アメリカのバスケが昔から好きだったんで、
2020年、観に行きたいですね」女は答えない。

ぽつぽつと駅から出てくる人間たちに自分は聞いていった。

「(二人連れの女子高生) あまり興味がない」

「(その連れ) 、、、微妙。」「(20代スポーツをしてそうな青年) -

 

-「あ、決まったんですか。

自分今21なんですけど、2020年の時、
自分アラサーなんですけど観に行きたいと思います。」

「(威勢のよそさそうな男四人連れ)
あー、きのう、東京オリンピックきまって、、、。

あー自分はテレビ全然見ないんで。

まあ、、、決まってよかったんじゃないですか。」-

 

-自分を避けたものも含めるとおよそ40人ほど。言葉を返した者が17名。

このうち、はっきりと原発の問題とからめて五輪東京開催に
反対したのはただ一人、30代とおぼしき女性だけだった。

刻限がせまり、自分は駅の中へ入っていった。
雨中の郡山をあとにして、福島へむかった。-

 

 ※次回に続く

 2016/11/21(月)22:00に投稿予定です。 


【告発!検察「裏ガネ作り」】大臣も犯罪であることを認識した限り、ただちに捜査結果を国民の前に公表すべきである ※27回目の紹介

2016-11-17 22:00:50 | 【告発!検察「裏ガネ作り」】

*『告発!検察「裏ガネ作り」著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。27回目の紹介

口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~

----------------

**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介

4 告発を決意した理由 P73~

(前回からの続き)

 その内容は高知時代とほぼ同様なので省略するが、告発状には、

<加納駿亮に対する刑事告発はすでに一か月半が経過している。検察当局から森山法務大臣に対して捜査経過の報告がなされていると考えられる。大臣も犯罪であることを認識した限り、ただちに加納の職を解き捜査結果を国民の前に公表すべきである。

本件は外務省の機密費以上の重大事件である。検察の体質そのものが問われる。本件は外務省の機密費以上の重大事件である。毛札の体質そのものが問われる。調査活動費予算のすべてを返上する措置を講じるべきである。聖域なき改革を主張する小泉内閣にとって、本件告発の対応が試金石となろう。その対応いかんでは国民の批判を浴びることになろう。改革内閣の真価を期待したい>

 という文章を添えた。
 
 現職の幹部検事でありながら刑事告発された加納駿亮氏は、早稲田大学在学中に司法試験に合格し昭和42年に検事任官、大阪地検特捜部長、大阪高検次席検事、神戸地検検事正などを歴任した。特捜部長時代は、戦後最大の経済事件といわれたイトマン事件やお尾上縫氏の巨額不正融資事件などを指摘し、「関西検察のエース」といわれていた。

 ※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』(告白を決意した理由)は、

2016/11/21(月)22:00に投稿予定です。 

 

告発! 検察「裏ガネ作り」


11月16日(水)のつぶやき

2016-11-17 02:26:15 | つぶやき

【フクシマ見聞録】通りすがりの人間に話しかけることは、たやすいことではない。逃げたい ※34回目の紹介

2016-11-16 22:18:01 | 【フクシマ見聞録】

1876to1945さんのツイート(2013年10月01日~)を順に紹介します。34回目の紹介

【フクシマ見聞録】

通りすがりの人間に話しかけることは、たやすいことではない。逃げたい

Akira Tsuboi@1876to1945さん 2013年11月12日のツイートから


福島行-2020年の五輪が東京に決まった翌朝、郡山駅前は曇天、
小雨がときおりまじっていた。

朝九時過ぎの、仕事や所要であちこちへ向かう人間がいるなか、
アフリカ系のアスリートのような雰囲気の女性が、
むこうから歩いてくる。

自分はその前に新幹線の切符だけは買っておこうと駅の正面口わき-

 

-から構内に入ろうとすると、やはり五輪決定についての通りすがる
一般人の思いを拾うのであろうテレビ局のクルーが、
カメラを準備し、アナウンサー役の女がマイクを持っていた。

切符を買い、自分は喫煙所で煙草を吸い始めた。

気持ちをまとめる時間が必要だった。

たった一人でなんのメディアでもないー

 

-自分が、通りすがりの人間に話しかけることは、
自分にはいつもいつもたやすいことではない。逃げたい-。

こんなことをせずに。

お互い、なんの交渉もなく、接触ももたず、不信の目で見られることもなく、
ただ、過ぎ行きてゆきたい。

そうしていつもいつも土壇場ではゆれてしまう自分を処理する。-

 

-直接、確かめたい。自分はとなりで煙草を吸っている勤め人に、ふいに聞いた。

”昨日、2020年五輪が東京に決まりましたね、どうお感じなりますか”

聞かれると、50代とおぼしきその勤め人は言った。

「ああ、決まったんですか。知らなかったですね。(笑う)いいとは思います。」-

 

-この同じ問いを、年齢も性別もばらばらに聞いていった。

答えることもなく面倒をさけるようにして避ける者も多くあったのだが、
手元の記録を確認すると17名の通行人の声が残っている。

退屈かもしれないが、残された言葉を書いてゆく。-

 

-。「(中年50代後半の女)よかったんでねえ。

聞いてたらだめかもなあなんて聞いてたんけど、よかったと思うよ」

「(勤め人40代か) よかったんじゃないですか。外国でやるよりかは、、、。」

「(別の勤め人50代か) 決まったの?
あんなの作ったってだめだよ金かかるばっかりで。-

 

-「長野冬季五輪の施設だって五輪終わったら金ばっかかかっちゃって、
維持費だって馬鹿になんねえよ。こしらえるのはいいけど、
こっちに回ってこないでしょう。」

「(女性30代か)決まってほしくなかったです。原発の問題もあって、
ここだって安全とは言えないのに、使う方向まちがってると思う」-

 

-「(勤め人男50代後半か)
昔の東京五輪の時、小さかったからあんまり分からなかったんで、、、
生きているうちにもう一度見れる、ていうのはいいんじゃないかと思ってます。

、、、(間)その前までに、なんとか原発、、、
収束して欲しいとは思ってるんですけどね。」-

 

-「(30代女性勤め人か) あんまり興味がないというか、、、。

こっちと関係ない話だと思うんで、、。見に行くかどうかもわからないし、。

テレビでは見るとは思いますけど、って感じですね。」

「(30代男)あんまり興味がない。、そんなに儲かるんですかね。
っていうかきれいにしようっていうの-

 

-「がいや。なんかきれいきれいにしてこうとしているじゃないですか。
それがいや。あ、でも自国開催だとメダルは多くなるんですかね」

「(学生服姿の高校生) よかったと思います。被災した方たちにとってなんていうか、、
楽しめるような、、、心のためにもいいんじゃないかと思います。」-

 

-「(30代男) 決まったこともしらなかった。ま、、、いいんじゃないですか。」

「(女子高生) 、、、わからない」

「(20代男) うれしいですね。」

「(女子高生二人組) (はにかんで)わからないです」

「(べつの二人連れの女子高生) (やはりはにかんで)とくに。(感想がない)」-

 

-ここまで聞くと、曇天だった空から大粒の雨が降ってきた。
自分はひきつづき話を聞いていった。-

 

 ※次回に続く

 2016/11/17(木)22:00に投稿予定です。 


【告発!検察「裏ガネ作り」】裏ガネ作りは検察内部では公知の事実だった ※26回目の紹介

2016-11-16 22:00:56 | 【告発!検察「裏ガネ作り」】

*『告発!検察「裏ガネ作り」著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。26回目の紹介

口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~

----------------

**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介

4 告発を決意した理由 P72~

(前回からの続き)

 約1週間後の4月28日に小泉内閣が発足し、森山眞弓氏が法務大臣に就任した。そこで法務省は連休明けの5月7日までに新大臣に意見具申したが、これが認められず、加納氏に代わって入省年次が1つ下の宗像紀夫氏が高松高検検事長に就任した。

 5月7日の内示であった。宗像氏は20期で加納氏は19期である。

 これについては宗像氏自身が、

「本当はこんなに早くなる予定じゃなかったんだ」

と周囲に漏らしているほど、変則的な人事だった。いずれにしても、森山新大臣は高村大臣からの引継ぎの段階で、加納氏に対する告発事件が真っクロであることを知ったはずだ。もしシロだと思ったならば、法務省からの上申を先送りする必要はないからだ。裏ガネ作りは検察内部では公知の事実だったのだ。

 とりあえず加納氏の検事長就任は見送られたが、告発を受理した高松高検は捜査を始める気配を見せなかった。そこで同年5月11日には、加納氏が神戸地検検事正だった当時の裏ガネ作りについても最高検に告発した。こんどは最高検から大阪高検にまわされた。

 ※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』(告白を決意した理由)は、

2016/11/17(木)22:00に投稿予定です。 

 

告発! 検察「裏ガネ作り」