原発問題

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東電の役員報酬は7200万円

2012-02-18 13:17:46 | 未分類

「世界一」がイッパイ

日本の電気料金は世界中で、ずば抜けて高いのです。
どうしてこんなに高いのでしょうか?

原発を使っているからです。

原発はコストがかかります。原発は安いと言われてますが、それは(も)嘘です。
原発の運転自体は安くても、その他に「ウランの生成」「揚水発電」「核燃料中間貯蔵維持」「高速増殖炉維持」「核廃棄物処分」と莫大なコストがかかります。

通常、会社とは支出と収入のバランスで運営されますが、日本の電力会社は違います。
日本の電力会社は、支出の3%を上乗せして電気料金として徴収して良いという決まりになっているんです。これを「総括原価方式」と言い、コストの高い事業運営をすればするほど、電力会社は儲かるんです。

それと、日本の電力会社は広告費も膨大で、東電の2007年の宣伝広告費280億円と業界トップです。 (広告白書2008 より)
この膨大な広告料を使い、マスコミに圧力をかけられるので、原発の事故、ずさんな設計、放射能汚染の隠蔽が可能なのです。
この膨大な広告費の3%すらも、私達の電気料金として上乗せ徴収して良いという決まりになってます。

「支出を増やせば増やすほど、儲かるシステム」という訳です。

それだけ儲けているのならば、福島の事故補償は国を頼らず自社で出来るはずでしょう、と思いきや・・・。
それが、できないと言ってます。

結構、お金使っちゃってるみたいです。

東電の役員報酬は7200万円でしたっけ。
東電には役員が妙に沢山いますが、経産省の官僚が東電に味方すれば、その見返りとして年収7200万円の会社に天下り出来るんですから、官僚にとっては美味しい話ですよね。
監査役であるべき官僚も東電様さま。
官僚との癒着も、お金を使えば簡単なのですね。

東電から自民党への政治献金も暴露されいてますが、見えない所で動いているお金も莫大でしょう。

そして、私達が払っている電気代には「電源開発促進税」なるものが上乗せされています。そこから捻出される巨額のお金は、六ヶ所村や敦賀など原発が立地している地域にある、温泉施設や文化交流会館の建設と維持の交付金として使われています。
言ってみれば、原発を置かせてくれた自治体へのご褒美ですね。


さて、電力会社は「原発を作らないと電気が足りないんだ」なんて言って、国民を脅しています。
「ごめんなさい! 節電します」なんて謝らなくて良いんですよ。
原発無くても電気は足りているし、日本の一般家庭の消費電力は先進国で一番少ないんです。


私達が払っている世界一高い電気代には、膨大な原発の運転費用、原発の広告宣伝と洗脳費用、事実もみ消しに必要な隠蔽費用、監査役や政治家を黙らせる癒着費用、原発を置かせてくれる自治体へのご褒美費用が、すべて含まれているのです。
そして、世界一ずさんな設計と管理で稼働している原発が引き起こした、世界一最悪な事故の補償費用も、世界一高い電気代に上乗せしてまかなおうとしています。

皆さん、納得できますか?

転載元:http://einstein2011.blog.fc2.com/blog-entry-389.html

 

転載元:http://einstein2011.blog.fc2.com/?mode=m&no=546 

今日も驚きのニュースが東京新聞から報道されました。
東京電力が電気料金の原価として、こんなモノまで計上していた!

・社員専用の飲食施設「東友クラブ」、接待用飲食施設「明石倶楽部」の維持管理費
・熱海などに所在する保養所の維持管理費
・女子サッカーチーム「マリーゼ」、東京電力管弦楽団の運営費
・総合グラウンドの維持管理費と減価償却費
・野球やバレーボールなど社内のサークル活動費
・PR施設(渋谷電力館とテプコ浅草館)
・一人当たり年間8万5千円の福利厚生の補助(他産業平均では6万6千円)
・健康保険料の70%負担(他企業の会社負担は50~60%)
・社員の自社株式の購入奨励金(代金の10%)
・年3.5%の財形貯蓄の利子(利子補てんがない企業がほとんど)
・年8.5%のリフレッシュ財形貯蓄の利子(制度自体がない企業がほとんど)
・電力と関係のない書籍の購入代金
・業界団体、財団法人への拠出金と出向者の人件費
・原発立地自治体への寄付金
・オール電化PRの広告宣伝費


東電が顧客から徴収する電気料金は総括原価方式により、原価の3%を必ず上乗せして良い事は以前、このブログでも書きました。

「世界一」がイッパイ
http://einstein2011.blog.fc2.com/blog-entry-389.html



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