原発問題

原発事故によるさまざまな問題、ニュース

日本爆縮 ソウル総シカト 隠蔽と被曝強制 国際社会の許容レベル 超える?

2012-03-31 23:50:54 | 未分類

〔フクシマ・ノート〕 日本爆縮 ソウル総シカト 隠蔽と被曝強制 国際社会の許容レベル 超える?

  

 世界世論の形成に大きな役割を果たしているニューヨーク・タイムズが、フクイチが事実上「お手上げ」状態にあることを、控えめな表現で、世界に報じた!

 「これまで思っていた以上に悪いかも知れない」Japan Nuclear Plant May Be Worse Off Than Thought

 29日付けの電子版。ヒロコ・タブチ東京特派員の、どこか悲しみを抑えたような筆致の記事。
 → http://www.nytimes.com/2012/03/30/world/asia/inquiry-suggests-worse-damage-at-japan-nuclear-plant.html?ref=asia

 2号機での到死的高線量検出を受けた記事だが、4号機の核燃料プールが倒壊する――(日本が滅ぶ)危険性にも触れている。

      #

 工藤和彦・九大教授はタイムズ紙のインタビューにこたえ、こう語った。

 「原子炉に水をポンプで注水し続ける。大きな地震が来ないことを祈る――それが残念ながら、私たちにできる全てです」
 Unfortunately, all we can do is to keep pumping water inside the reactors,” he said, “and hope we don’t have another big earthquake.”  

 もはや、「注水」と「祈る」しかない、と。

      #

 野田首相がソウル核安保サミットで、世界各国の指導者から「総シカト」されたのも、こうした絶望的な事態を招いた「日本政府」に対する国際社会の批判の高まりによるものだ。

 たとえば、日本の同盟国である米国の国務省HPの「ソウル核安保サミット」特集ページには、野田の「の」の字もない!
 → http://www.state.gov/t/isn/nuclearsecuritysummit/2012/index.htm

 アメリカは――そして国際社会は、フクイチを引き起こし、被災・ヒバクシャを避難・移住もさせず、現地に囲い込んで除染までさせている「日本政府」を見限ったのかも知れない!

      #

 だから、オバマと野田首相との正式「会談」さえも、なかったのだ!

 総スカン!

 こんな「サミット」はおそらく初めてのこと。

 日本の存在感は、地震の手をかりた、「自作自演」フクイチ自爆核テロで「爆縮」し、外交の舞台から消えたも同然となった。

 ソウルでの野田首相に対する冷たい扱いは、機能マヒして冷温停止状態にある日本「政府」への、国際社会のレッドカードかも知れない。

      #

 しかし、それにしてもなぜ、国際社会の指導者たちは、儀礼的にも、野田首相=日本「政府」との「友好」ぶりを、ソウルでアピールしなかったのだろう。

 もしかしたら…………。

 もしかしたらオバマらは、これから日本の被曝地で起きる(これから、どんどん発覚してゆく)であろう、新フクイチ核地獄・フクシマ被曝地獄の悲劇の「共犯」とみなされるのを嫌ったのではないか!

      #

 日本「政府」のフクシマ隠蔽と被曝強制は、国際社会が容認できる臨界(限度)をすでに超えた――ということかも知れない。

 

転載元:http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/03/post-6bdb.html

 


〔米西海岸の海藻・フクイチ発ヨウ素で汚染〕魚の甲状腺に影響の恐れ ◎ 日本沿海の魚や海藻は大丈夫か?!

2012-03-31 23:47:33 | 未分類

〔米西海岸の海藻・フクイチ発ヨウ素で汚染〕魚の甲状腺に影響の恐れ California kelp impact by Fukushima Iodine – May affect certain fish thyroid systems /◎ 日本沿海の魚や海藻は大丈夫か?!

  ENFORMABLE  → http://enformable.com/2012/03/california-kelp-affected-by-fukushima-iodine-may-have-affected-certain-fish-thyroid-systems/

 米国のネット・メディア、「ENFORMABLE」は30日、先にカリフォルニア州立大学の研究チームが発表した、フクイチ発の放射性ヨウ素(131)による海藻汚染に関し、魚の甲状腺にも影響が出る恐れがある、と報じた。

 ヨウ素131を取り込んだ海藻を、オパールアイ(メジナの1種)などの魚が食べることによって、甲状腺に異常に起こり得ることを指摘した記事だが、これは太平洋の対岸ばかりでなく、日本の沿岸部でも(より高い確率で)起こり得ること。

 こんご、甲状腺癌になった魚が日本近海で捕獲されることもあり得る事態になったわけだ。

 研究チームのマンロー氏は米西海岸における海藻の放射性ヨウ素汚染問題は、おそらく人体には問題ないとしているが、海藻は日本人の食文化の柱。

 昆布などがどうなっているか、早急な調査が必要のようだ。

 

転載元:http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/03/california-kelp.html


【群馬】利根川の大正橋(渋川市)の土壌、セシウム5600ベクレル/kg

2012-03-31 23:28:46 | 未分類

【群馬】ストロンチウム 県内で初測定

 環境省は三十日、県内二地点で水底の泥に含まれる放射性ストロンチウムを測定した。県内で放射性ストロンチウムを測るのは初めて。桐生市の小黒川・萱野橋では一キログラム当たり〇・七ベクレル、みなかみ町の藤原ダムでは同二・〇ベクレルが検出された。

 同省が県内を含む関東、東北六県の計二十二地点で測定した値は同〇・四~六・八ベクレル。東京電力福島第一原発事故前の二〇〇九年度の全国調査結果では同〇・二~一四ベクレルだった。

 このほか、県内の河川や湖沼など四十七地点で、水底や周辺の土壌などに含まれる放射性セシウムの濃度や空間放射線量を調べた結果を発表した。

 調査は二回目で、期間は二~三月。昨年十一~十二月に行った初回調査と同じ地点を調べたが、凍結して調べられない所もあった。初回の結果は一月十三日に発表している。

 水底の泥では、利根川の群馬大橋(前橋市)の一キログラム当たり四一〇ベクレルが最高。周辺の土壌では利根川の大正橋(渋川市)で同五六〇〇ベクレルが最高。空間放射線量は桜川の川場村谷地の毎時〇・四三マイクロシーベルトが最も高かった。

 県環境保全課の担当者は「泥に吸着した放射性セシウムが下流域に下がっているようだ」と話している。 (伊藤弘喜)

(東京新聞 2012年3月31日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20120331/CK2012033102000078.html?ref=rank


廃棄物:8000ベクレル超、13都道県で5万トン

2012-03-31 22:27:49 | 未分類

廃棄物:8000ベクレル超、13都道県で5万トンと試算

 環境省は30日、1キロ当たり8000ベクレルを超える放射性物質が含まれ、国が直接処理する廃棄物が、北海道、東北、関東地方を中心に13都道県で計約5万トン発生しているとの試算を公表した。国はこれらを「指定廃棄物」として、発生都道府県内の既存の管理型処分場などで処分することを想定しているが、難航している自治体が多いことから、国が国有地などに最終処分場を新設する方針も明らかにした。

 放射性物質が1キロ当たり8000ベクレルを超える廃棄物は、北海道や、秋田、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、新潟の11県、東京都で、焼却灰や上下水汚泥、稲わら、堆肥(たいひ)、腐葉土などから見つかった。

 既存の焼却炉や管理型処分場の利用に向けた調整が難航している自治体については、市町村ごとに仮設焼却炉を設置したうえで、12年9月までに最終処分場の建設場所を選定し、15年3月をめどに建設する。

 ただし、福島県内で発生した廃棄物については、1キロ当たり8000超~10万ベクレル以下は富岡町の管理型処分場で、10万ベクレル超は除染で出た土壌などを貯蔵する中間貯蔵施設に保管する方針を既に示している。【藤野基文】

毎日新聞 2012年3月31日 1時56分

http://mainichi.jp/select/science/news/20120331k0000m040174000c.html


【臨界情報】静岡県の浄化センターの泥、焼却灰(2011.11.11)からヨウ素131増加

2012-03-31 21:29:48 | 未分類

静岡県の浄化センターの泥、焼却灰 2011/11/11からヨウ素131増加

http://fukushima-diary.com/2012/03/iodine-131-measured-at-purification-center-in-shizuoka-and-increasing/

Iodine 131 measured at purification center in Shizuoka and increasing

Iodine 131 is measured from dired sludge and incineration ash at purification center of Shizuoka prefecture.

About incineration ash, the iodine 131 level is increasing from 11/11/2011.

 

Incineration ash
 
Nakashima purification center  Bq/kg
Sample taken Iodine Cesium
3/1/2012 107 317
2/2/2012 80 159
1/5/2012 18 209
12/9/2011 59 260
11/11/2011 19 273
10/14/2011 ND 352
9/15/2011 ND 411
8/18/2011 ND 304
7/21/2011 ND 439
6/20/2011 ND 731
5/27/2011 ND 631
 
 
Dried sludge
 
Johoku purification center
Sample taken Iodine Cesium
3/1/2012 18 ND
2/2/2012 140 ND
1/5/2012 58 ND
12/9/2011 190 ND
11/11/2011 26 ND
10/14/2011 114 ND
9/15/2011 ND ND
8/22/2011 85 ND
7/21/2011 50 ND
6/20/2011 148 36.7
5/27/2011 12.2 16.2
 
Nakajima purification center
Sample taken Iodine Cesium
3/1/2012 72 ND
2/2/2012 50 ND
1/5/2012 ND ND
12/9/2011 51 ND
11/11/2011 28 ND
10/14/2011 32 ND
9/15/2011 ND ND
8/22/2011 70 ND
7/21/2011 33 87
6/20/2011 26.3 ND
6/13/2011 29.0 22.1
 
 
 

東電、汚染処理水を排水路に放流??

2012-03-31 21:20:20 | 未分類

〔EXSKF〕 東電 処理水漏洩防止策は…… 土嚢(サンドバッグ) TEPCO's Answer to the Leak of Concentrated Water after Reverse Osmosis at #Fukushima I: Sandbags/◎ 東電発表の写真に 「排水路にホースの先端部」 その意味するものは……?

  → http://ex-skf.blogspot.jp/2012/03/tepcos-answer-to-leak-of-concentrated.html

Photo

◎ EXSKFさんの観察眼は鋭い!

 東電発表の、この写真(クリックで拡大!)にはホースの先っちょが写っている……。

 まさか、排水路に放流?? タンクに保管していると思っていたんだけど?!

 

 

転載元:http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/03/tepcos-answer-t.html


横浜市 小学校の雨水浄化で沈殿した堆積物が1万6800ベクレル/kg

2012-03-30 13:01:15 | 放射能汚染

学校雨水施設で基準超 横浜の小中18校 セシウムを検出

横浜市教育委員会は二十九日、市立小中学校十八校で、雨水をトイレの洗浄水として利用する浄化の過程で沈殿した堆積物から、国が飛散防止措置を求める一キログラム当たり八〇〇〇ベクレルを超える放射性セシウムを検出したと発表した。

 十八校のうち、末吉小学校(鶴見区)の堆積物から最も高濃度の同一万六八〇〇ベクレルを検出。十八校のトイレの洗浄水からは放射性物質は検出されず、放射線量は一センチの距離で、最大毎時〇・一二マイクロシーベルトだった。

 市教委によると、雨水を再利用する際、屋上に堆積していた放射性物質を含んだ土などが一緒に流れ込んだとみられる。

 堆積物は、児童が近づけない学校地下のコンクリート製の「沈砂槽」にあるが、処分場所がないことから、今後もこの槽で保管する。

 横浜市では市立学校四十四校で、トイレの洗浄水として雨水を再利用しているが、今後は水道水に切り替える。

 昨年十二月二十六日に判明後、市教委は約三カ月間、この問題を公表しなかった。井上秀教育施設課長は「混乱しないよう、堆積物の保管方法などの対応が固まってから、公表した方がいいと判断した」と説明した。

(東京新聞 2012年3月30日 朝刊)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012033002000047.html


2号機格納容器、水位わずか60cm!小出先生の見解は?・今日の放射能拡散予測(3/29-3/31)

2012-03-30 12:53:15 | 未分類

2号機格納容器、水位わずか60cm!小出先生の見解は?・今日の放射能拡散予測(3/29〜3/31)スイス気象局


内視鏡による2号機原子炉の調査結果、水位がわずか60cmしかなく水温が50度だったと東電が発表していますが、これについて、小出先生がお話されています。
(関連ニュース記事は、動画の下へ)

これは、とても大きな問題だと思って、ずっと気になっていましたが、
やはり、小出先生、予想通りのお話でした。



つまり、結論から書いてしまうと、

●格納容器が壊れていた

●水はダダ漏れ、原子炉には全く溜まっていない

●水が接触できるところには、もう、燃料はない


最悪です。

これが、政府大本営のいう「冷温停止状態」の実態です。


大事な事なので、以下、書き起こしして、記録に残しておきたいと思います。



水野アナ:
2号機について、格納容器の水位60cmしかなかったが(関連ニュース記事は、下記動画の下)、これは、どんなリスクがあることを意味しているんですか?


小出先生:
60cmくらいしかないということは、私は、初めからそうだろうと思っていました。
なぜかというと、2号機は3月15日だったと思いますが、格納容器のサブレッションチェンバーで大きな破損が起きたと思われていて、そこにいくら水を入れたとしても貯まるはずはないと思っていましたので、60cmと言われれば、そうだろうし、あるいはもっと少ないかもしれないと思ってきました。
それは何を意味しているかというと、それだけ大きな破壊があったということを裏付けたわけですから、放射能を閉じ込める最後の防壁であった格納容器がもうやはり、壊れてしまっていたということを改めて知ったわけだし、水はもう溜まらない、溶け落ちた炉心をどこまでほんとうに冷やせているのか、という心配がまた出てきていると思います。


水野アナ:
それでも冷却できているという見解ですよね、東電は。


小出先生:
水の温度は50度と言っても、コンクリートを溶かしどんどん下へ沈んでいている炉心がそういう状態であるとすれば、水がもう炉心を冷やせるということはないわけですし、水の温度が50度であっても何の不思議もないのです。


水野アナ:
だって、そこには、もう燃料はないのだからということですね。


小出先生:
水が接触出来るような状態ではないということです。

転載元:http://news365news365.seesaa.net/article/261154288.html


(2011/03/16)福島第1原発4号機で再び火災 再臨界阻止、白煙も

2012-03-30 12:51:15 | 未分類

(2011/03/16)

福島第1原発4号機で再び火災 再臨界阻止、白煙も


 15日に撮影された白煙を上げる東京電力福島第1原発3号機(左)。中央奥は4号機(東京電力提供)

 

 東京電力によると、16日早朝、福島第1原発4号機の原子炉建屋で火災が発生した。また午前10時ごろから同原発周辺で白煙のようなものが上がった。3号機から出た水蒸気の可能性があるという。

 東電は、4号機の使用済み核燃料プールが、再び連鎖的な核分裂を起こす状態(再臨界)となる可能性が否定できないとして、ヘリコプターによるホウ酸散布の検討を始めた。ホウ酸は核分裂で生じる中性子を吸収し臨界を抑える性質がある。

 海江田万里経済産業相は15日深夜、原子炉等規制法に基づき注水するよう命令を出した。

 4号機では、16日午前5時45分ごろ、4号機の中央制御室にバッテリーを運んでいた社員が戻る際に、原子炉建屋4階の北西付近から炎が上がっているのを見て通報した。爆発音は確認していない。炎は同日午前6時15分には見えなくなった。けが人の情報はない。地元消防の消防車4台、13人が現場に向かった。

 東電は「現場の放射線量はずいぶん高く、消火活動は線量を見ながらやることになる。周辺にはがれきがあり、消防の大型車が通れるかなどのいろいろな状況を考える必要がある」とし、消火活動は難航するとの見通しを示した。

 4号機は15日にも火災が発生した。この時は間もなく火が見えなくなり、それ以後東電は消火活動をしていなかった。16日早朝の出火場所も、前日とほぼ同じ原子炉建屋4階の北西角で、再循環ポンプなどが置かれているという。

 経済産業省原子力安全・保安院は「15日の火がくすぶっており、再び火がついたのではないか」としている。

 定期検査中の4号機は、東日本大震災の影響で注水や冷却ができなくなり、使用済み核燃料プールの水温が上昇。このため15日の火災は、プールの水が蒸発して水位が低下、燃料を覆う金属と水蒸気が反応して水素が発生し爆発を起こした結果起きた可能性がある。

 4号機は定期検査で炉心隔壁(シュラウド)という炉内の大型構造物を取り換える工事中のため、すべての燃料をプールに移して保管していた。これからまだ使う燃料を大量に保管したため、温度が上がりやすくなり、プールの温度は84度に上昇しているという。

2011/03/16 11:24   【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011031601000081.html

 

もっと知りたい ニュースの「言葉」
Kyodo Zoom使用済み核燃料プール(2011年3月16日)原子炉で使い終わったウラン燃料を冷却するプール。使用済み燃料は核分裂反応を終えても熱を放出し続けるため、核燃料再処理施設へ運び出すまでの間、循環させた水で十分に冷やし続ける。猛毒のプルトニウムのほか、強い放射線を出す核分裂生成物を含み、厳重な管理が必要。プールは原子炉建屋内にあり、水温は通常、40度以下に保たれている。
 
 
 
ホウ酸散布検討、再臨界阻止へ

東電、福島第1原発4号機

東京電力によると、16日早朝、福島第1原発4号機の原子炉建屋で火災が発生。東電は、4号機の使用済み核燃料プールが、再び連鎖的な核分裂を起こす状態(再臨界)となる可能性が否定できないとして、ヘリコプターによるホウ酸散布の検討。ホウ酸は核分裂で生じる中性子を吸収し臨界を抑える性質がある。

2011年03月16日 http://www.47news.jp/movie/general_national/post_2708/


日本怖すぎワロタwww福島産米の取引じわり回復  外食中心に契約率7割超す

2012-03-30 12:43:51 | 未分類


日本怖すぎワロタwww福島産米の取引じわり回復  外食中心に契約率7割超す

2012年03月29日

1:影の大門軍団φ ★:2012/03/27(火) 09:12:39.38 ID:???0

東日本大震災に伴う原子力発電所事故以降、停滞していた福島県産米の取引が徐々に回復している。

JA全農福島の2011年産米の集荷量約8万トンに対する契約実績は26日までに約5万6千トンとなり、7割を超えた。
1月末に出荷価格を引き下げたことや、放射性物質の緊急調査が終わったことで、徐々に需要が戻り始めてきた。

風評被害が最も大きく、1月末までは契約がほぼゼロだった浜通り産も集荷7千トンのうち4千トン弱の契約が成立。
全農が、それまで60キログラム(1俵)あたり1万5200円だったコシヒカリの価格を1万3700円と約10%引き下げたためだ。

これは新潟県魚沼産コシヒカリ(2万3000円)や山形県のはえぬき(1万4500円)など57の品種・地域の平均出荷価格である1万5100円を下回る価格。

コメ市場では震災による在庫減で価格が高騰し、11年産の低価格米が不足している。
値下げで福島米の割安感が強まったことから、外食企業を中心にブレンド用としてのニーズが高まっている。

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C938


チェルノブイリ事故発生から25年間の健康被害まとめ

2012-03-30 12:09:30 | 未分類

チェルノブイリ事故発生から25年間の健康被害まとめ

東北地方太平洋沖地震が起きて半年になろうとしている。福島原発は収束の兆しが見えず、現在も放射性物質を拡散させている。マスコミや国の隠蔽により、国民への情報公開が進んでいない。しぶしぶ小出しに出してくる情報を見る度に”遅すぎる”と感じるのは私だけではないだろう。30日に文部科学省は、放射性物質の分布状況などについての調査「放射線量等分布マップ」のうち、「放射性セシウムの土壌濃度マップ」を作成、発表した。

セシウム137分布図

チェルノブイリ原発事故での強制移住基準(1平方メートル当たりの放射性セシウム137が148万ベクレル)を超える汚染濃度が測定されたのは、飯舘村、南相馬市を加えた計6市町村に上った。菅前首相が27日、「長期間にわたり住民の居住が困難になる地域が生じる」との見通しを示した地域が中心になる。海外のメディアは「フクシマはチェルノブイリよりも深刻な事故になった」と伝えているところもある様だ。広島の被曝医師・肥田舜太郎先生は「放射線の病気が始まってくるのは、恐らくこの秋から来年の春にかけて。たくさん出てくるだろうと私は想像しています。」と言う警告をされている。チェルノブイリ原発事故のその後をたどれば、現在、日本の大人達が子供達の為に何をしなければならないのかが見えてくるのはないだろうか。そう思い、WEBから拾えるチェルノブイリ原発事故後の子供達への放射線の影響について、25年間に起きた事を年代を追って調べてみた。日本のケースにそのまま当てはまる訳ではないかもしれないが、参考にしていただければと思う。



クリックすると拡大画像を表示します。

◆チェルノブイリ原発事故の発生から2011年までの周辺住民への健康被害

●1986年

・4月26日 ソビエト連邦(現:ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で原子力事故発生。

・4月27日 スウェーデンのフォルスマルク原子力発電所にてこの事故が原因の放射性物質が検出。
       チェルノブイリ周辺住民、約16万人が移住避難開始。

・4月28日 ソ連が事故を世界に公表。

・5月 3日 日本で雨水中から放射性物質が確認された。

・5月 6日 大規模な放射性物質の漏出は終わったとの見解をソ連政府が発表。

・爆発した4号炉をコンクリートで封じ込めるために、延べ80万人の労働者が動員された。203人が即座に入院し、内31人が死亡、28人が急性放射線障害だった。彼らは事故を収束させるべく集まった消防と救急の労働者。(Wikipedia)

・約1000キロ離れたチェコでは、1950年~1999年の期間、男児の出生率が51%~52%で推移しているが、1986年のみは50%を割り込んでいた。(2009年 ニューヨーク科学アカデミー)

・ウクライナでは86年以降、自然流産の主な原因である卵巣の機能低下が2.9倍となった。(2009年 ニューヨーク科学アカデミー)

●1987年(1年後) 

・1987年一部地域での小児甲状腺癌の増加が認められる(1995年 WHO調査結果。IAEAは否定)

・1987年1月にベラルーシでダウン症の子どもが急激に増えた。1986年4月の事故当時、母親はごく初期の妊娠時期だったと思われる。(ベラルーシ先天性疾患研究所)

・1987年にベラルーシでもっとも汚染の激しかったゴメル州では、出生率の有意な低下が見られた。(2009年 ニューヨーク科学アカデミー)

・1987年にベラルーシの死産率は、ドイツの4倍となった。スウェーデン、ポーランド、ハンガリー、ギリシャについても、ドイツの2倍ほどに上昇した。(2009年 ニューヨーク科学アカデミー)

・1987年3月、事故から約10か月後、イギリスのイングランド、ウェールズの一部では、周産期死亡(妊娠第22週~出生後7日未満)が2倍以上になった。(2009年 ニューヨーク科学アカデミー)

・ギリシャでは1987年年1月~3月、出生率が10%低下した。(2009年 ニューヨーク科学アカデミー)

・ドイツ、西ベルリンではチェルノブイリ事故翌年の1987年1月にダウン症の子どもが多く生まれた。(チェルノブイリとドイツ民主共和国 – 事実と隠蔽 その影響は今日まで至っているか?)

●1988年(2年後) 

・大人については糖尿病、慢性気管支炎、虚血性心疾患、神経系統の病気、胃潰瘍、慢性呼吸器系の病気などが、1988年には、それ以前に比べて2倍から4倍に増加。また、種々の機能失調、神経衰弱、貧血、扁桃腺や耳鼻咽喉系の慢性疾患などを持った子供たちの割合が著しく増加した。(1989年 IAEA非公式会議。ベラルーシの保健大臣からの報告)

・約1200キロ離れたクロアチアでは、86年末から87年初にかけて、また88年9月に死産が有意に増加。第2のピークは、汚染された牛肉を食べたことが原因の可能性。(2009年 ニューヨーク科学アカデミー)

●1989年(3年後)

・ベラルーシ共和国ゴメル州チェチェルスク市。子供たちの80%は免疫力が弱っていて、1989年この地方の子供たち600人を調べたところ60%に貧血症が見られた。その他、カタル(炎症のひとつ)が多く、頭痛、眠気、甲状腺肥大などの症状を持っている。(『チェルノブイリ5年目の報告 汚染大地』1990年 朝日新聞原発問題取材班)

●1990年(4年後)

・1987年に続きダウン症の子どもの増加がピークに。(ベラルーシ先天性疾患研究所)

・ベラルーシ,ウクライナ,ロシアのCIS3カ国で小児甲状腺ガンが急激に増加。

・ベラルーシのホメリ州とウクライナのキエフ州ににおいて1983年から1990年までのデータを用いて行われた調査では、事故後、新生児に低酸素症、新生児呼吸窮迫症候群、血液疾患などの罹病率の増加が見られ、この研究の結果、母親、胎児、子供の健康は妊娠女性と子供の各器官と体組織の適応異常や病理学的異常とともに放射線による著しい影響を受けていることが結論づけられた。(Wikipedia)

●1991年(5年後)ソ連崩壊

・1991年よりウクライナの死亡率が出生率を上回りはじめる。

・ベラルーシでの急性白血病、慢性白血病、ホジキン病は事故後最初の5年間が最も高い発生率を示した。

・ウクライナにおいて血液悪性腫瘍の発生は小児においては事故後5年が最も多かった。

●1992年(6年後)

・ベラルーシ国内で何らかの慢性疾患を持つ子供は、10.9%(1987年)から30.3%(1992年)に増加。(ベラルーシに国家登録されている子供たちの健康状態について、1987年~1992年データの予備的な解析)

●1994年(8年後)

・ベラルーシの放射能汚染地域における胎児と新生児の先天性疾患に対する国の遺伝子モニタリングのデータを用いた調査によると1982-1985年に比較して、事故以降の1987-1994年では、多発奇形、多指症、四肢減形成の頻度の増加が見られた。(Wikipedia)

●1995年(9年後)

・1976年と1995年のベラルーシの比較。悪性の腎臓腫瘍 男4倍以上、女2.8倍以上。悪性膀胱腫瘍 男2倍以上、女1.9倍以上。悪性甲状線腫瘍 男3.4倍以上 女5.6倍以上。悪性結腸腫瘍 男女とも2.1倍以上。放射線管理区域のゴメリ州では、腎臓ガン 男5倍、女3.76倍。甲状線ガン 男5倍、女10倍。(ゴメリ医大、バンダジェフスキー博士)

●1996年(10年後)

・ベラルーシの非ホジキン性リンパ腫、骨髄異形成症候群は事故後10年で最も高い発生率を示した。

・ウクライナにおいて事故後10~14年後に汚染地域での小児の急性白血病が増加した。

・ベラルーシの事故現場から200キロ以上離れた村で、子供達の23%が白内障にかかったり、失明したりしている。その村では84%以上の子どもたちに不整脈。多くの若者が心筋梗塞にかかっているような状況。80%の子どもが、胃炎や潰瘍を患っている。特にひどいのは12歳から15歳の子供達。胃の粘膜が萎縮し、70過ぎの老人のよう。(原子力物理学者ワシーリー・ネステレンコ)

●1997年(11年後)

・1997年に死亡した大人と子どもの内臓のセシウム137の分布について。大人は比較的平均してセシウムが内臓に分布。だが子どもは甲状腺に1200ベクレル(1kgあたり)の高い値のセシウムが蓄積している。大人では約400ベクレル。この他、大人は蓄積が少ないのに子どもは多いという内臓は、心筋(大人約150ベクレル、子ども約600ベクレル)、小腸(大人300ベクレル弱、子どもは700ベクレル弱)。(「人体に入った放射性セシウムの医学的影響」元ゴメリ医大の学長バンダジェフスキー氏)

●1998年(12年後)

・ベラルーシの健康な子供は2~5%しかおらず、発病一歩手前の不健康な子が60%、あとは恒常的に病気を抱えている。がんを中心に自己免疫異常や呼吸・循環器系疾患が増え、平均寿命は1985年の72.6歳から1998年は67.1歳にまで落ち込み、特に男性は62歳まで低下。甲状腺がんの発病者数は10年前(1977年)の75倍、汚染地帯のゴメリ州だけをみると200倍に達する。(医療施設側の説明や現地紙の記載)

・チェルノブイリ原発から80キロ西にあるウクライナの農業地帯のNarodichesky地区に住む子供は、事故から十年以上を経ていながら、慢性的な低線量被曝下にあり、1993-1998年の6年間にわたる追跡調査によると、土壌に含まれるセシウム137の濃度に比例して、赤血球、白血球、血小板の減少、ヘモグロビン濃度の低下が観測され、気道閉塞および拘束性肺機能障害の有意な増加が観測されている。(Wikipedia)

・1998年のゴメリ州の死亡率は14パーセント、出生率は9パーセント。妊娠初期の胎児死亡率が高く、新生児の一部は発育不全と先天障害者だった。新家庭で多くが子供をもっていないという。

●1999年(13年後)

・ベラルーシの乳がん発生数は1986年が1745例に対し、1999年には2322例に増加した。

●2000年(14年後)

・2000年までにロシアでは270万人が事故の影響を受け、カルーガで行われた検診では癌の症例が著しく増加していた。乳癌が121%、肺癌が58%、食道癌が112%、子宮癌が88%、リンパ腺と造血組織で59%の増加。(Wikipedia)

・ベラルーシでは1990-2000年の癌患率が40%増加した。最も汚染の強かったゴメリ州で52%と最も高かく、汚染の少なかったブレストとモギリョフ州で33.32%の増加だった。

・2000年4月26日の14周年追悼式典での発表によれば、ロシアの事故処理従事者86万人中5万5000人が、既に死亡しており、ウクライナ国内(人口約5000万人)の、国内被曝者総数342.7万人の内、作業員は86.9%が病気に罹っている。

●2001年(15年後)

・子供の甲状腺癌の発生率が1990年の2000例から2001年には8,000~10,000例に急激に上昇したと推定(ベラルーシ政府)

●2002年(16年後)

・ベラルーシで45~49歳における乳癌患率が1982年に比し2倍に増加した。

●2003年(17年後)

・被ばくした両親から生まれた10-14歳の女児において1993年から2003年の間に悪性新生物または良性新生物の罹患率の上昇を認めた。

●2004年(18年後)

・ウクライナでは2004年までに、事故の影響で流産・死産を起こしたと考えられる件数が5万件に達した。(2009年。ニューヨーク科学アカデミー)

・ベラルーシでは唇の欠陥や縮小と多指症および複数の先天性奇形は、低汚染エリアでは1990-2004年でピークを迎える。(ヤブロコフ「チェルノブイリ」)

●2010年(24年後)

・1991年に独立した当時のウクライナの人口は約5200万人だったが、2010年には約4500万人にまで減少している。(Wikipedia)

●2011年(25年後)

・チェルノブイリ2世。小学校4年生くらいでも昼間におもらししてしまう子供が増えている。ホルモン機能、神経細胞をいためるため。手や手首が欠損している子供たちが多い。脳の発達が遅い子どもが多く親の育児放棄も多い。その多くの子供は孤児院や施設に入っている。心筋梗塞で運び込まれる30代の若者も増加。セシウムは心臓にたまりやすい。特に男性にたまりやすい。突然死する人も多い。放射能のせいと医者はいわない。まだ科学も医学もおいついていない。(野呂美加氏 講演メモ)

・ウクライナのチェルノブイリ連合(NGO)は、現在までの事故による死亡者数を約73万4,000件と見積もっている。京都大学原子炉実験所の今中哲二によれば、チェルノブイリ事故の被曝の影響による全世界の癌死者数の見積りとして2万件から6万件が妥当なところとの見解を示しているが、たとえ直接の被曝を受けなくとも避難などに伴う心理面・物理面での間接的な健康被害への影響に対する責任が免責されるわけではないと指摘している。(Wikipedia)

・2011年、アメリカ国立衛生研究所の一機関であるアメリカ国立癌研究所による国際的な研究チームは、子供の被曝は、大人が被曝した場合に比べて甲状腺癌にかかるリスクが高く、さらにチェルノブイリ原発事故から25年経過しても依然として甲状腺癌の発症リスクが減少傾向に転じていないことを報告した。(Wikipedia)




◆参考

チェルノブイリ原子力発電所事故 - Wikipedia
http://j.mp/qdhigI

チェルノブイリ原発事故の影響 - Wikipedia
http://j.mp/oU3Hpp

勝毎ジャーナル
http://www.tokachi.co.jp/kachi/jour/belarus/1.html

ベラルーシにおけるチェルノブイリ原発事故後の小児甲状腺ガンの現状
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Sgny-J.html

チェルノブイリ原発事故によるベラルーシでの遺伝的影響
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Lazjuk-J.html

スリーマイル島、チェルノブイリ原発事故と被害の実態
http://www.nuketext.org/threemile.html

NHK「チェルノブイリ原発事故その10年後」ネステレンコ教授パート書き起こし
http://famasaki.com/japan/20110401010746/

olivennews
http://www.olive-x.com/news_ex/newsdisp.php?n=109795

ベラルーシの部屋ブログ
http://blog.goo.ne.jp/nbjc

ミンスク・シンポジウムでの報告より
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/JHT/JHT9502.html

チェルノブイリへのかけはし 野呂美加氏 講演メモ
http://www.facebook.com/note.php?note_id=123139101113072

白毫寺 春高
http://byakugoji.blog90.fc2.com/blog-entry-21.html

木下黄太のブログ
http://j.mp/raRgec

中村隆市ブログ 「風の便り」
http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-5042

チェルノブイリ原発事故と発がんとの関連
http://ameblo.jp/md-traveler/entry-10843615183.html

Eisbergの日記
http://d.hatena.ne.jp/eisberg/20110520/1305887529

2012.2.2 一部加筆
2012.2.4 一部加筆、修正

転載元:http://koujichin.blog.fc2.com/blog-entry-7.html


放射性物質:飯舘のヤマメ、1万8700ベクレル検出

2012-03-29 18:04:55 | 放射能汚染

 放射性物質:飯舘のヤマメ、1万8700ベクレル検出

福島県は28日、飯舘村の新田川(にいだがわ)で捕れたヤマメから国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を大きく超える1万8700ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。昨年4月にいわき市沖で捕れたコウナゴの1万4400ベクレルを超え、海を含め魚からの検出値では最高となる。県は関係漁協に新田川本流・支流全域でヤマメを捕獲したり、食べないよう自粛を要請した。4月のヤマメ漁解禁の前に試験採取したもので、流通していない。【乾達】

毎日新聞 2012年3月28日 23時11分(最終更新 3月29日 2時08分)

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120329k0000m040085000c.html

 


福島の建設会社が東電を提訴、「船が被曝して回収できず」1億円の損害賠償

2012-03-29 13:03:36 | 未分類

福島の建設会社が東電を提訴、「船が被曝して回収できず」

2012/03/28
山崎 一邦=フリーライター [日経コンストラクション]

 係留していた工事用の船舶が東日本大震災の津波で流出。漂着先がわかったものの、福島第一原子力発電所の事故の影響で同船舶が被曝し、回収できなくなったなどとして、所有者の建設会社(福島県)が東京電力に対し、約1億円の損害賠償を求めて提訴した。訴状は2012年3月21日付で、提出先は福島地方裁判所いわき支部。

 回収できなくなった船舶は、防波堤の基礎の建設などに用いる投石船。長さは約26m で、最大で120m3の石を積み込むことができる。非自航式で移動には押し船を用いる。東日本大震災が発生した2011年3月11日には福島県いわき市の港に係留していたが、津波で流出し、行方不明になった。

 海上保安庁福島海上保安部からの連絡で同年3月21日、福島第二原子力発電所の防波堤内に漂着していることが判明した。ただし、漂着場所が同原子力発電所の立ち入り制限区域に当たるので立ち入ることができない。さらに、漂着場所からえい航できたとしても、除染などの放射線管理を徹底しなければ帰港できないことなどがわかり、所有者の建設会社は回収を断念した。

 4月22日、東京電力に投石船の状況を確認したところ、再び行方不明になったことがわかった。東京電力からの連絡では、同船舶が沈没したのか堤防外に漂流したのか明らかでなく、所在が不明になった日も確認できないとのことだった。

 その後、国土交通省からの連絡で、福島第一原子力発電所の事故を受けて設定した警戒区域内を流れる河川の河口付近で投石船が座礁していることがわかった。所有者の建設会社は4月26日に国の許可を得て警戒区域内に入り、現地で座礁を確認。再び漂流して他の船舶や沿岸の工作物に損害を与えないよう、27日にロープでつないで投石船を固定した。ロープの交換などで現地に赴いた回数は、同年8月末までに10回以上に及ぶ。

 訴状によれば、投石船を回収できなくなったのは福島第一原子力発電所の事故による被曝が原因などとして2012年1月中旬、所有者の建設会社は東京電力に損害額の一部を請求。一方、東京電力は2月3日、「避難区域内の財物の価値を客観的に評価するのは困難」などとして拒絶したという。

 今回の損害賠償請求では、投石船を造り直す費用に座礁した船舶の管理費用などを加算。合計1億347万2569円の損害を賠償するよう東京電力に求めている。投石船は、2012年3月時点でも座礁したまま。原告側の代理人は、福島原発被害弁護団の共同代表を務める広田次男弁護士など4人。

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20120326/563209/?ST=rebuild


双葉町 放射性降下物 ことし1月 1万9120MBq/平方キロに 昨年12月以降、桁違いな急増

2012-03-29 13:02:05 | 放射能汚染

双葉町 放射性降下物 ことし1月 1万9120MBq/平方キロに 昨年12月以降、桁違いな急増 福島市でも同じ

Radioactive Fallout in Futaba-machi, Fukushima in January 2012: 19,120 MBq/Square Kilometer

転載元:http://ex-skf.blogspot.jp/2012/03/radioactive-fallout-in-futaba-machi.html

The Ministry of Education and Science released the data on radioactive fallout by prefecture in January 2012, on March 23.

For Fukushima Prefecture, it is measured in Futaba-machi, where Fukushima I Nuclear Power Plant is located. The measurement for the month of January, 2012 was:

Cs-134: 8,020 Mbq (megabecquerels)/km2
Cs-137: 11,100 MBq/km2
Total cesium: 19,120 MBq/km2

The measurement in Fukushima in Futaba-machi started in September 2011. From September to November, the numbers were in 4 digits. The fallout amount jumped in December, as you see in the table below (created from the data at MEXT website):

 

There was a similar jump, albeit much smaller, in the fallout measured in Fukushima City starting December 2011. The increase in Fukushima City has been attributed to winds blowing the dusts. (FYI, here's the latest fallout data for Fukushima City.)

West of Shizuoka, it's all ND. Miyagi is supposed to have started measuring the fallout in March this year.

From MEXT announcement on March 23, 2012, "Reading of environmental radioactivity level by prefecture (Fallout)(January, 2012)"

Prefecture CityFallout#
I-131Cs-134Cs-137Other detected nuclides
1 Hokkaido Sapporo ND ND ND    
2 Aomori Aomori ND ND ND    
3 Iwate Morioka ND 1.6 2.0    
4 Miyagi - - -    
5 Akita Akita ND 0.069 0.086    
6 Yamagata Yamagata ND 3.0 3.9    
7 Fukushima Futaba ND 8020 11100    
8 Ibaraki Hitachinaka ND 15 18    
9 Tochigi Utsunomiya ND 16 20    
10 Gunma Maebashi ND 3.3 4.1    
11 Saitama Saitama ND 7.6 9.8    
12 Chiba Ichihara ND 7.1 11    
13 Tokyo Shinjuku ND 8.9 11    
14 Kanagawa Chigasaki ND 2.6 3.2    
15 Niigata Niigata ND 0.084 0.087    
16 Toyama Imizu ND ND ND    
17 Ishikawa Kanazawa ND 0.068 0.090    
18 Fukui Fukui ND ND ND    
19 Yamanashi Kofu ND 0.41 0.54    
20 Nagano Nagano ND 1.3 1.6    
21 Gifu Kakamigahara ND ND ND    
22 Shizuoka Shizuoka ND 0.34 0.51    
23 Aichi Nagoya ND ND ND    
24 Mie Yokkaichi ND ND ND    
25 Shiga Otsu ND ND ND    
26 Kyoto Kyoto ND ND ND    
27 Osaka Osaka ND ND ND    
28 Hyogo Kobe ND ND ND    
29 Nara Nara ND ND ND    
30 Wakayama Wakayama ND ND ND    
31 Tottori Touhaku ND ND ND    
32 Shimane Matsue ND ND ND    
33 Okayama Okayama ND ND ND    
34 Hiroshima Hiroshima ND ND ND    
35 Yamaguchi Yamaguchi ND ND ND    
36 Tokushima Myozai ND ND ND    
37 Kagawa Takamatsu ND ND ND    
38 Ehime Matsuyama ND ND ND    
39 Kochi Kochi ND ND ND    
40 Fukuoka Dazaifu ND ND ND    
41 Saga Saga ND ND ND    
42 Nagasaki Omura ND ND ND    
43 Kumamoto Uto ND ND ND    
44 Oita Oita ND ND ND    
45 Miyazaki Miyazaki ND ND ND    
46 Kagoshima Kagoshima ND ND ND    
47 Okinawa Uruma ND ND ND

【大飯原発再稼働】 制御棒挿入時間 保安院が関電に言われるまま改ざん 

2012-03-29 12:56:12 | 未分類

【大飯原発再稼働】 制御棒挿入時間 保安院が関電に言われるまま改ざん 

http://tanakaryusaku.jp/2012/03/0003967

保安院は電力会社の意向を尊重し、原子力安全委員会は保安院の報告を了承する。この国の原子力安全行政は電力会社のいいなりだ」。筆者は繰り返し指摘してきた。27日、国会内(参院会館)で開かれた大飯原発の再稼働をめぐる環境団体と政府の交渉で原子力安全・保安院自らがそれを認めた。

 問題となったのは、大飯原発3・4号機が地震に襲われた際、制御棒が原子炉に挿入されるまでの時間だ。時間がかかり過ぎると揺れで入らなくなり、原子炉の暴走につながる恐れがある。

 耐震安全性評価の中間報告(2010年)で保安院が了承したのは、「700ガルの揺れで、挿入されるまでの時間が2・16秒」だった。幾度も審議を重ねた結果の数字である。

 ところが今月13日に開かれた原子力安全委員会のストレステスト検討会に保安院から提出された書類では「1・88秒」と短縮されているのである。

 最近になって危険性が指摘されるようになった活断層の連動を考慮して、数字を「差し替えた」と考えるのが妥当だ。安全対策上イカサマ極まりない。

 環境団体が保安院を問い詰めた。交渉が国会内でなかったら保安院は頬かむりを決め込んでいただろう。

 環境団体の執拗な追及に逃げ切れなくなった保安院・原子力安全技術基盤課の田口達也班長は、「関西電力が評価したものを(安全委員会に提出する書類に)載せた」と力なく答えた。操作された数字であることを認めたのである。理由を聞かれると「審査の過程でこういう情報(1・88秒)を関西電力から得たので載せた」。

 日本の原子力安全行政が、電力会社と保安院によるイカサマ審査で成り立っていることが明らかになった瞬間だった。

 環境団体は田口班長に「公文書から、この数字(1・88秒)を削除してください」と厳しく要求した。

 「検討します」。田口班長は薄ら笑いを浮かべながら答えるのだった。

 昨日(26日)は、瓦礫の広域処理をめぐって環境省のウソが発覚している。安全神話がそうであったように、この国の原子力安全行政はウソで塗り固められているのか。