原発問題

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【フクシマ見聞録】福島のお母さんたちがぜんぜん信用していない。甲状腺検査の時間が『5秒だ』って ※40回目の紹介

2016-11-29 21:59:47 | 【フクシマ見聞録】

1876to1945さんのツイート(2013年10月01日~)を順に紹介します。40回目の紹介

【フクシマ見聞録】

福島のお母さんたちがぜんぜん信用していない。

甲状腺検査の時間が『5秒だ』って

Akira Tsuboi@1876to1945さん 2013年11月18日のツイートから


福島行-ふくしま共同診療所松江医長の発言は続いた。

「そうしたらね、わたしが福島に来てすごいなと思ったのは、
福島のお母さん達が、、、実は私は放射線科の医者なんですけれども、
私よりもね、もっと勉強してる。

ということがどういうことかっていうと、放射線なんて言葉すら知らなかった-

 

-「お母さんたちが『おそろしいものだ』ていうことをまず感じたんですね。

感じて勉強し始めた。それで勉強してみたら、100ミリどころじゃない、ね。

20ミリでもね、冗談じゃないよってなことに気づくわけだ。
にもかかわらず、その県や福島医大、ましてや福島医大の放射線科のね、-

 

-「教授、まあ山下ってのがもう逃げちゃいましたけどね、それが、、
その、100ミリは安全だよなんてことを堂々と言って、
なおかつ、みなさん方の新聞、、、皆さん方の、じゃないのかな、

新聞、、まあ知らないけども、とにかく全国版ではね、
100ミリはなんていうのは大丈夫だよと平気で言った訳-

 

-「ですよ。だから、そういうことに対する不審感ていうのは
すごいんですよお母さんに。

それをね、まさかこんなに不信感があるとは思わなかったんですけど
これはびっくりした。

その次にね、この二年間で甲状腺癌が18例も出る、
これはもう、、”きわめて”異常です。それで、なおかつね、-

 

-「それに対してこれは放射線とは関係がありませんよ、
とこう言っているわけです。

だけれども、二年間で20例も出るということは今まで、福島で、
じゃあその、2年間で18例ですから年間で10例として、

”今まで福島県でこどもの18歳以下のこどもの癌が毎年10例あったんですか”
ということで-

 

-「そんな話聞いたこともないし、報告もない。ということは、
この二年間で、要するに、原発の事故があった”以後に”、

そういう甲状腺癌が発生してますよ、ということ。

だから放射線と関係ありませんなんてなんでそんなことを
平気で言えるのか私には理解できないんですよね。-

 

-「それから、あの細かに言うといろいろまたあるんですけどね、

このね、、、あの県で決めているのがね、、結節っていってね、
甲状腺の中のかたまりですね、かたまりが5ミリ、5ミリ以上は異常だとするんですね。
で5ミリ以下だと異常ではありません、とするわけです。-

 

-「ところがねなんとね、この18例の癌の中に一番小さいのはね、
”5.2ミリ”なんですよ。5.2ミリということは、”5ミリ以下の癌も当然ありえますよ”
ということなんです。ところがその5ミリ以下は”異常なし”とすると言うんです。

この判断というのはね、わたしはね医学的にも”ぜったい”-


-「おかしいと思う。それを平気でやっているというのが、福島医大のこのね、、
判断っていうのが、もう私はびっくりこいているわけです。

で、まあ今のところ、私の診療所では、あの、、まあ異常の、、
子供さんが約5割くらいいるんですがね、さいわい癌は、まあ見つかってませんけども。-

 

-「だけれども、まあ、県でやってるその判定基準だとか、
それから福島医大でやってる検査だとかは疑問を感じざるを得ない。

あそれからね、あのね、福島医大でやっている、ようするに県から委託されてやっている
福島医大が甲状腺の超音波の検査やっているわけですよね、-

 

-「福島のお母さんたちがぜんぜん信用していない。なぜ信用してないかというと、
検査の時間がね、あるお母さんはね『5秒だ』って言ったんですよね。

5秒、、まあまさか5秒ってことはないと思うんですけどね。
だいたいのお母さんたちが『1、2分で終わる』って言う。
だけどね超音波の検査では、-

 

-「どこの臓器でも1、2分ということは”ありえない”んですよ。
だからそれを1、2分で終わってるということは、”いかにいい加減に”検査しているか”
としか思えないんですよね。

それに対して我々は、その時間をかけて精密に検査しようということ努力している、
というところです。」-

 

-「記者さんよろしいでしょうか。お母さんの声と、県民健康管理調査関する
一応見解ということだったんですが、、よろしいですか。」
ひとしきり院長が話すと、事務方が言った。

それに対して福島中央テレビのスズキという男は質問を重ねた。

「年間、、年間今まで18例ということで、この件に関して-

 

-「医大の方でその、これまでこんなに大規模の検査をやったことが
ないから見つかってきたんだ、ということだったりとか、

あとチェルノブイリの事例だと事故後まあ4、5年後にこう、、

甲状腺癌がでてきているから、今のところ、
この時期に見つかったものに関しては、あの因果関係はない、-

 

-「そういう考えだと思うんですけれども、
この件に関してはどうお考えでしょうか。」院長がマイクに手を添えた。-

 

 ※次回に続く

 2016/11/30(水)22:00に投稿予定です。 


【告発!検察「裏ガネ作り」】「加納の検事長人事が承認されないと検察がつぶれる」と泣きを入れ、官邸に働きかけ人事の内諾 ※32回目の紹介

2016-11-29 21:58:31 | 【告発!検察「裏ガネ作り」】

*『告発!検察「裏ガネ作り」著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。32回目の紹介

口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~

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**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介

5 クロをシロにした検察の大罪 P82~

 当時、私に接触していたある司法担当記者から、こんな話を聞かされたのだ。

 加納氏の人事がもめていた10月末ごろ、原田検事総長が松尾邦弘事務次官(現最高検次長)、古田祐紀最高検事部長を連れて、政界の超大物OBの事務所をおとずれ、「加納の検事長人事が承認されないと検察がつぶれてしまいます」と泣きを入れ、官邸に働きかけて人事の内諾を取り付けた。その際、官邸サイドから、「とにかく(加納氏の告発事件を)シロ、クロはっきりさせよ」とのサインが送られてきた。すなわち不起訴処分(シロ)にすれば、人事を認めると示唆してきたというのだ。

 もしこれが事実だとしたら検察史上最悪のとんでもない話である。法務・検察の最高首脳が正解関係者と取引したのだ。原田検察は官邸に大きな借りをつくってしまったことになり、絶対にやってはならないことをしたことになる。

 私の敬愛する「特捜検察の生みの親」故人河井信太郎氏は、「時の政権の汚職を検挙しなければ国がほろびる」と言っていた。しかし、たかが人事のことで政権に借りをつくったのでは、汚職の検挙などおぼつかない。

 私はこれを「けもの道」と呼んでいる。とても表に出せる話ではないからだ。できれば事実であってほしくないと願う。しかし私が当時、本省の知人に問い合わせたところ、すでにこの噂は広まっていた。

 万一マスコミにかぎつけられた場合は、

「長老政治家の誕生日のお祝いに駆けつけただけだ」

と言い逃れするよう、打ち合わせもできていたという。

 ※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』(クロをシロにした検察の大罪)は、

2016/11/30(水)22:00に投稿予定です。 

 

告発! 検察「裏ガネ作り」


11月28日(月)のつぶやき

2016-11-29 02:29:36 | つぶやき