1876to1945さんのツイート(2013年10月01日~)を順に紹介します。28回目の紹介
【フクシマ見聞録】
金がかかるから、人を逃がせない。金が欲しいから、原発をやめられない
Akira Tsuboi@1876to1945さん 2013年11月02~03日のツイートから
-中核派の男は「マルクスの共産党宣言を読んだことありますか」と言った。
”いや”自分は答えた。
「すごく短いものなんです。今度、もし会う時があれば持ってきますよ」
”、、、貸してくれるのはいいですが、たぶん読まないでしょう。”
自分は言った。共産主義-。色々なことを思う。-
-中核派の男は「マルクスの共産党宣言を読んだことありますか」と言った。
”いや”自分は答えた。「すごく短いものなんです。
今度、もし会う時があれば持ってきますよ」
”、、、貸してくれるのはいいですが、たぶん読まないでしょう。”
自分は言った。共産主義-。色々なことを思う。-
-のたどり着いた末路のように見えた。金をもらっていたから、
問題を問題として口にすることができない。
金がかかるから、人を逃がせない。金が欲しいから、
原発をやめられない。金を生んでくれるから、原発に頼る。
金を稼ぎたいから、中抜きが層をつくる。金-。それはそうなのだが。-
-以前描いたように、同じ絵に1万の金を払うことをしぶる人間がいる一方で、
10万で買う人間がいる。30万の値をつける人間がいる。
絵本は、紙で出来ている。たかだが150円ほどの紙に
自分の色付けをして絵本にすると、500円で買う人間おり、
1000円でもいいと言い、金をおいてゆく人間が-
-がいる。その差額で、自分は福島へ行くことができる。
必要な医療を実施しようとしている医療機関に金を送ることができる。
金は、自分の個人ではじめた行動への具体的な支援の表現ということになる。
その支援を元に、制作を深めてゆくことができる。
これもまた、ひとつの金の在り方だった。-
-そして、自分は国が進めてきたことを批判的に表現しているのだが、
共産主義社会でそれは、可能なのか。
すべての労働行為に等しい金が分配されるのだとして、
どんな表現に個人の賛同むかうのか、
自分の色に人間がどう反応するのかが自分のおおきな興味としてある。
生きている醍醐味ともいえる。-
-その賛同は国籍は問わない。そんな自由な在り方が、共産主義であり得るのか-。
”、、、絵描きというのは、共産主義社会でどう扱われるんですか。”
自分は言った。
すべての労働にひとしく金が分配されるんでしょう。
絵描きもその描いている内容はべつに、一律、なんですか。”「、、、。」-
-中核派の男は答えられなかった。
(人間はなにかを生み出せる。そのことが土台から頭にないぞ-)自分は思った。
(なにかに反対する、反抗するだけが人間のできる全てじゃないぞ-)
それは憤りに近かった。しかし言葉には出さない。
こどもの被曝に対して適切な医療をもちこんだのは彼らだったから。-
-訪れたという。これは翌日の診療所報告会のうちあげの席で聞いたことだが、
かつては米国が規制した被曝医療を行ったかどでレッドパージにあい、
職を追われ肥田医師は、共産党に属する枢要な医師たちに直接会って、
彼らの被曝に対する考え方を見直すように説得したのだという。-
-90を超えたお年でそれができるというのも介護職で働いている自分からすると、
ちょっと驚愕してしまうのだが喫茶店でさしむかいになり、
数時間説得したのだという。
※次回に続く
2016/11/8(火)22:00に投稿予定です。