宮城ホットスポット0.3μSVの中で生活する子供達 ガイガーカウンターの警報音が鳴る町は福島だけではない
0.3μSVの中で生活する子どもたち~宮城県のホットスポット・丸森町を歩く
http://ameblo.jp/rain37/entry-11244310822.html より
2012年05月08日(火)
ガイガーカウンターの警報音が鳴る町は、福島だけではない。
伊達市に隣接する宮城県丸森町も、福島原発の影響で放射線量の高い地域だ。
文科省のまとめでは、町内2地点で0.3μSV/hを超える。
自然豊かな町には、除染で生じた汚染土の保管先をめぐって町民の間に溝が生じていた。
わが子を守ろうと奔走する母親に冷ややかな視線が浴びせられていた。
そして、汚染土と〝同居〟しながら生活する子どもたち…。
3.11以降、放射能汚染に翻弄され続けている丸森町を歩いた。
【故郷を捨てて避難はできない】
福島駅から阿武隈急行線で約40分。改札口もない無人駅・富野で降りると、カエルの大合唱が広がっていた。ここはまだ、福島県伊達市。線路近くの水田では、男性がコシヒカリ用の肥料を散布していた。
「線量はどのくらいだ?0.27μSV?低くねえな。原発事故が起きる前は0.04μSVだったって言うんだから、やっぱり高いわな。他の地区に比べれば、低い方だけどよ」
乾いた水田の所々に、砂をまいたような個所がある。
「ゼオライトをまいたんだよ。本当に効くんだか分からないけど、何もしないわけにはいかねえから。昨年収穫した米は、2回測ったけれどND(不検出)だったよ。でもよ、福島の米は有名になっちまったから、誰も買わなくなっちまったな」
うつむきがちにそう言って、男性は再び、肥料を散布しに歩き始めた。
水田では、繁殖期を迎えたカエルが盛んに鳴いていた。
菜の花の間を縫うように走る「あぶきゅう」を見送り、阿武隈川沿いを歩く。線量計は0.3μSVを行ったり来たり。時折、警報音が鳴る。ウグイスやカワセミの鳴き声に包まれて一時間ほど歩いたか。橋を渡り、しばらくすると宮城県丸森町に入った。大きな看板を過ぎると、警報音は鳴りっぱなしになった。「兜岩」の辺りでは、0.5μSVに達した。2時間ほど歩き続け、ようやく、国のモニタリングポストが設置されている「耕野まちづくりセンター」に着いた。モニタリングポストの値は、0.35μSVを超えていた。
センターの女性スタッフが嘆息交じりに語る。
「この辺り一帯が、高い放射線量なのは誰もが知っています。ええ、0.3μSVを超えていますよね。でもね、ここで生まれ育った人たちばかりだから、避難するというわけにもいかないんですよ。故郷は捨てられないんです。反対に、他所から移って来られた方々は皆さん、町外に避難していきました」
(画像)http://ameblo.jp/rain37/image-11244310822-11960290754.html
兜橋を渡り、阿武隈川沿いにしばらく歩くと
宮城県丸森町に入る。手元の線量計は0.3μSV/h
を超えた
【児童との〝同居〟が続く汚染土】
丸森町立耕野小学校は、全校児童わずか15人の小さな小学校。過疎化の波を受け、児童数は減少。今年は6年生がいない。静かな学校だが、除染が行われた昨年6月から、校庭の一角にブルーシートで覆われた汚染土が置かれたままになっている。中間貯蔵施設が決まるまでの仮置きのはずだったが、原発事故から1年以上が経過した今でもまだ、搬出先は決まっていない。
除染は東北大の協力で実施された。作業によって生じる汚染土を極力減らすため、2㌢ほどの表土から放射性セシウムを吸着させた粘土質だけを分離して取り出す方式を採用。汚染土は埋めずにポリバケツに入れられ、校庭の一角に保管されている。除染によって最高で1.0μSV/hを超えていた空間線量は0.3-0.4にまで下がったが、依然として高い値が続いている。同校では昨夏も水泳の授業は通常通り行われた。今月は、運動会が予定されている。原発事故以降も、屋外活動の制限などは無い。体育館では、運動会で披露される和太鼓の練習が行われていた。
町教委によると、国が最終処理施設を造るまでの間、汚染土を保管する中間貯蔵施設を地域に設けようと地権者らと交渉を続けているが難航。学校外に搬出できるめどは立っていないという。
(略)
(画像)http://ameblo.jp/rain37/image-11244310822-11960300940.html
丸森町立耕野小学校の一角に設けられた仮置場。
昨年6月の除染作業で出た汚染土がポリバケツに
入れられ保管されている。搬出先は決まっていない
=宮城県伊具郡丸森町
【被曝のリスクより心の傷を重視】
(略)
この町でもまた、わが子を守ろうと必死になる母親は、奇異な存在として扱われていた。町は独自に、中学生以下の子どもたち約2000人の甲状腺検査を実施する予算を組んだが、いくら検査を行っても、日常的な被曝を回避する取り組みをしなければ、何の意味も無い。
先の学校関係者は、こうも口にした。
「丸森町の線量が高いと言うけれど、私に言わせれば都会の方がよほど汚れていて危険ですよ」
(了)
北九州市で焼却される宮城の瓦礫は、かなり汚染が酷い
http://ameblo.jp/sunamerio/entry-11269208001.html より(引用開始)
2012年06月04日(月)
@Lulu__19
石巻市(中心部・高台)の土壌調査結果です。
680×65= 44,200 Bq/平方メートル、となります。
37,000Bq/平方メートル以上が汚染区域とされたチェルノブイリの数値を上回っています。
amba.to/JWfX3v
@chihointokyo
政府・行政が緊急でもない瓦礫拡散にいま必死なのは、
計測不能扱いのこれがバレたせいもある筈なので、宮城瓦礫は要注意
→ 日米欧チームによる土壌汚染調査 http://bit.ly/I5S7DI
★7~8ページの表だけ見ると福島より宮城のCs137汚染のほうがひどい。
@kucyan
【宮城県土壌汚染】 宮城は仙台という大都市がある。
関東首都圏に近い汚染を隠蔽している!気付いてる人が少ない。
小出裕章さんが
【1平方メートル当たり、1万ベクレルなんて、びっくりで、私は、入りません。】
って言う土壌汚染です。よく見て下さい。
http://blog.goo.ne.jp/jpnx02/e/322d03d53cdd6568e7954578cca98fd0
(引用終了)
宮城県、土壌汚染131,000Bq/平方メートルを検出
全域で高濃度汚染判明
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/af0194da58fd9e4a9c38bd3851e3d3ce
かなり全域で高濃度汚染していて、仙台近辺の名取でも東京西部よりも、汚染が進んでいる。
「無脳症の赤ちゃん、子どもの腸疾患、愛犬が心臓死」
宮城県北部から主婦の報告
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/9fd8a7c480bd390b091012777e549b57
http://blog.goo.ne.jp/jpnx02/e/322d03d53cdd6568e7954578cca98fd0 より(引用開始)
【無脳症の赤ちゃん】ショック!先ほど知人の電話。知人が授かった待望の赤ちゃんが、妊娠4ヶ月に入り無脳症と診断されたと。1万人に5人の奇形が身近に。放射能汚染の深刻さとしか思えない。東京です。
ママ友さんのご友人も先月無脳症の赤ちゃんを授かり堕胎しました。そのママ友さんは医療関係者なのですが、震災以降無脳症の赤ちゃんが増えてると言っていました。別の看護師さんは、大丈夫だった人が急に切迫流産になる事が増えたと。ため息しか出ません・・・
1人は上半身が無く死産、もう一人は心臓がない
「血の気がひいた・双子だけど生きているのは1人だけ」
「無心体と言う異常妊娠です。足はあり頑張って生きようとしてたんでしょうけど、上半身がなく1人の子には心臓がありません」
(引用終了)
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/d2fc342240caa058ff7edac3d2a3efec より
2012-05-28 01:30:41
(仙台)「机の上の空 大沼安史の個人新聞」の大沼さんが被爆症状を訴えている
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/ の記事より抜粋
2012-05-26
〔仙台 国見の丘から〕 70日ぶりの鼻血 または女子高生、「望美」の叫び
昨夜、7時過ぎに、鼻血が流れた。70日ぶり。
フクイチ発の「みえない雲」に襲われ、「みえない(黒い)雨」が降って――鼻血。
部屋を閉め切り、ベッドの横にHEPAフィルターの空気清浄機をおいて、横になった。
寝ていても、鼻血が断続的に続いた。眠っていても。流れて目が覚める。
2月の最盛期(?)と比べ、量は少ないが……。
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一夜明けて。
きょう、土曜日。
北日本は、恵みの西風。
ありがたい!
→ http://www.meteocentrale.ch/en/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html
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風下になるのは、なにも仙台だけではない。フクイチ発のプルームは、茨城経由で首都圏を襲い続けている。
仙台が風下になるということは、たとえば南相馬や相馬など、福島の浜通りの北側も、(至近の)風下になる、ということである。
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先日、相馬高校の女生徒たちによる演劇「今 伝えたいこと(仮)」をDVDで観る機会を得た。
自死した「望美」が舞台から、最後の最後に叫んだ、言葉が耳に残る。
「ねえ、誰か、私たちを助けてよ!」――
→ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/05/post-b08d.html
2012-05-25
〔仙台 国見の丘から〕 また鼻血が……
そして、たった今、午後7時過ぎ、鼻血。
右の鼻の奥から、ピンポイントで流れ落ちてくる。
3・10に函館に行って、止まった鼻血のぶり返しだ。
きょうの仙台は、スイス気象台の予報では、フクイチ発の放射能雲に直撃されることになっていたが、どうやら、予報通りの事態になったようだ。雨で線量も上がっているはず。
フクイチから、いったいどれだけの放射性物質がいまなお、放出されているのだろう……
2012-01-26
〔被曝地センダイ便り〕 鼻血が続いている……
鼻血が断続的に続いている。今日で3日目。未明に寝ていてたらたら流れ出した。
暮れから、左半身の関節・筋肉痛がぶり返し、左太ももの筋肉が浮き立つような痛さだった。それでも、階段を降りられなくなったときよりはましだったが……。
一度、室内の線量を測ってもらった。その時は低くてほっとした。
外出にはマスクを必ずしている。
食べ物による内部被曝かも知れない。
みなさんも気をつけて!(大沼)
2012-01-24
〔センダイ被曝地発〕 午後6時20分 大沼 鼻血が流れ出した…… 初体験!
(関連記事)
2012-03-09
〔被曝実態レポート〕 「あの線量では、戻れるわけがない」事故から1年、福島原発避難民の悲痛な声 /郡山の母親 「突然、息子がバッと鼻血を出したんです」/ホールボディカウンター、「うちの子を測ったら、担当の先生が『うわっ』っと驚いて」
郡山市から、小学生の息子とともに一家で避難してきた福純さん(仮名・50代・主婦)は、震災後から息子さんが頻繁に鼻血を出すようになったという。
「うちの子が通っていた小学校は郡山市内でも2番目に線量の高い学校でした。4月になって郡山の自宅でいつものように夕食を食べていたら、突然、息子がバッと鼻血を出したんです。ツーっと垂れてくるのではなく、食卓が真っ赤になるほど勢いよくブワッと。でも、本人は気づいておらず、『どうしたの!』って言ってやっと気づきました。ほかにも、いろいろな症状が出ました。息子は運動が得意で学年でも2番目に足が速かったんですが、すごく遅くなってしまった。それから、いつも猫背になってしまって口がだらしなく開いて、寄りかかるようにしか座れなくなったんです」(福純さん)
……
福純一家が昨年12月に都内でホールボディカウンターで内部被曝線量を測ったところ、同じ日に検査をしたいわき市の家族に比べて、その値は数倍も高かったという。
「うちの子を測ったら、担当の先生が『うわっ』っと驚いて、『もう一度、測りましょう』って。複数回調べて、最後は洋服も脱いで測ったんですが、明らかに高い数値でした。事故から10ヵ月もたっていたのに。ショックでした」(福純さん)
(抜粋終了)