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珍しい木通(あけび)の花

2013年03月29日 | Weblog
これは、木通(あけび)科、アケビ属の木通(あけび)の花である。我が家の近所に、此の木通(あけび)を植えているお宅がある。その木通(あけび)が、いま丁度、花盛りといったところである。木通(あけび)の花は、ご覧の通り綺麗でるが、大きく開いた花と小さな花の集まりが必ず一緒、ワンセットという恰好である。詳しいことは判らないが、これで実を結ぶための雌雄が一対と言うことのようである。


木通(あけび)・木通(あけび)科。
・学名  Akebia quinata (木通)
  Akebia trifoliata (三葉木通)
   Akebia : アケビ属
   quinata : 五枚の小葉の
   trifoliata : 三枚の葉の

・開花時期は、 4/ 1 ~ 4/末頃。
・つる性植物。

・名前は、実が熟して割れたさまが、
 人の「あくび」に似ていることから
 「あけび」に変化していった。
 また、実は熟してくると
 ぱっくり口をあけたように 
 裂けることから、
 「開け実(あけみ)」
  →「あけび」になった、
 という説もある。

・実の白い中身は食べられる。
 つるの部分は利尿作用があり、
 漢字の「木通」は、 
 「小水が通じるつるの木」
 からきているらしい。  

・春の若菜は、”おひたし”や
 お茶(アケビ茶)に使われる。
・江戸時代は、
 実の中の種子から油を採った。

・木通の葉は5枚で丸っこく、
 三葉木通の葉は3枚で、
 ふちは波状になっている。

・「通草」とも書く。
・「実」は郁子(むべ)に似ている。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ダイコン   花言葉:適応力

  今日の一句:大原や日和定まる花大根      飯田蛇忽   

  (NHKラジオ深夜便から引用)

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