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夏蜜柑(なつミカン)

2014年11月23日 | Weblog
これは、蜜柑(みかん)科、ミカン属の夏蜜柑(なつみかん)、これは通称、正式には「夏橙」(なつだいだい)という柑橘類である。この夏ミカンは、いま此の辺でも写真のようにタワワニ実っているところである。
この夏蜜柑の発祥の地は、解説でも述べているように萩地方で、史跡も保存されているのは周知のことである。夏蜜柑は、酸っぱいと言って敬遠する向きもあるようだが、オレンジマーマレードの主原料は、この夏蜜柑である。また、砂糖菓子のオレンジピールも、この夏蜜柑なのである。たかが夏蜜柑と、侮るなかれ、である。

夏蜜柑(なつミカン)・蜜柑(みかん)科。
・学名 Citrus natsudaidai
   Citrus : ミカン属
   natsudaidai : ナツダイダイ
       (夏橙、日本名)

 Citrus(シトラス)は、
 レモンの木に対する古い呼び名。
 これが属名になった。
 
・5月頃、白い5弁花が咲く。
・晩秋に黄色い大きな実がなるが、
 そのまま取らずに
 翌年の初夏までたつと
 樹上で熟し
 酸味が抜けて食べやすくなる。

・本当の呼び名は
 「夏橙(なつだいだい)」
 だが、商品名としては
 いまいちだったため
 明治の末頃から
 「夏みかん」
 と呼ばれるようになった。

・江戸時代中期に
 山口県の仙崎(長門市)に
 漂着した果実の種子が
 夏みかんの起源。
 明治時代からは、
 仙崎の近くの萩地方へ、
 また、次第に全国に普及した。
 現在、山口県の県花になっている。

・だいだいに似ている。

・別名「夏柑」(なつかん)
 「夏橙」(なつだいだい)

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ネリネ   花言葉:幸せな思い出

 今日の一首:隠しごと隠しきれない日のためにネリネの花は咲くとおもえり  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

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