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花菖蒲(はなしょうぶ)

2013年06月15日 | Weblog
これは、文目(あやめ)科、 アヤメ(アイリス)属の花菖蒲である。この花菖蒲は、恥ずかしながら我が家で咲いた花の一部である。この花菖蒲は、紫色の花もあった筈だが、消えてなくなったのか現在の処は白い色だけである。もしかすると、白い色は駄物で生き残ったが、紫色が高級なので消えて無くなったのかも知れない。
花菖蒲の名所は、全国各地に沢山あるが、我が家の近所には、歩いて30分くらいの処に立派な菖蒲園があり、何度か見学にゆき、花菖蒲の苗を購入したこともあった。 

 http://hanasanpo.jp/season/hanasyoubu.html

花菖蒲を含む文目(あやめ)科には、「いずれがアヤメ?カキツバタか」といわれるように沢山色んな花があるようである。


花菖蒲(はなしょうぶ)・文目(あやめ)科。
・学名  Iris ensata
   Iris : アヤメ
     (アイリス、イリス)属
   ensata : 剣形の、剣のように鋭い
 Iris(アイリス)は
 ギリシャ語で「虹」の意味。
 ゼウスの妻「ヘラ」の
 侍女「イリス」は、
 ヘラから7色の首輪を与えられて
 「虹の女神」となったことから。
 
・開花時期は、 6/ 1 ~ 6/25頃。
 梅雨の頃の代表的な花の一つ。
・野生の「野花菖蒲(のはなしょうぶ)」
 を原種として改良された、
 国産の園芸植物。
・葉が菖蒲に似ていて
 美しい花が咲くことから
 「花菖蒲」。

・500年くらいの
 栽培の歴史がある。
 花の系統は
 江戸系、肥後系、伊勢系の
 3つに大きくわかれる。
 (その他に、
  長井古種とアメリカ系、がある)

・よく開催される「あやめ祭り」の
 ”あやめ”とは
 この花菖蒲のことを
 指すことが多い。
 昔の人が花菖蒲とあやめを
 間違えて、
 祭りの名前にしてしまったらしい。
 (ただでさえ見分けにくいのに、
  よけいにややこしくなります)

・5月5日、6月8日の誕生花(花菖蒲)
・花言葉は 「うれしい知らせ、心意気」    (花菖蒲)
・三重県の県花(花菖蒲)

・「わが恋は 人とる沼の
  花菖蒲(はなあやめ)」  泉鏡花

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ウツボグサ    花言葉:協調性

  今日の一首:ウツボグサの花をつまみて吸いたりき幼き日々の淡い甘さよ   鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)