この馬酔木(あせび)は、散歩の途中、道端で咲いていたのである。この花は、紅い色と白い色があるが、紅い色は少なく、この写真を撮ったところ一ヶ所だけである。そして、此の紅いのは、白に比べて少し早く咲くような感じがする。この馬酔木は、有毒で馬が食べると酔って足が萎えてしまうと言うのだが、何で万葉歌人が詩に詠んだのだろうか。その辺ところが良くわからない。
今日の誕生日の花が「しだれ桜」であるが、今年は、まだ桜の花が未だ話題にもなっていないようだ。
馬酔木(あせび)・躑躅(つつじ)科。
・学名 Pieris japonica
Pieris : アセビ属
japonica : 日本の
Pieris(ピエリス)は、ギリシャ神話の詩の女神
「Pieris」の名前にちなんだもの。
・開花時期は、 3/ 5頃~ 4/15頃。
・「あしび」とも呼ぶ。
・壷形の花をいっぱい咲かせる。
・色は、うす紅色のものと白のものがある。
・かすかに香る。
・枝葉に「アセボチン」という有毒成分を
含んでいる。馬が食べると酔って足がなえること
から「足癈(あしじひ)」と呼ばれ、しだいに
変化して「あしび」そして「あせび」となった。
漢字の「馬酔木」もその由来による。
また、このことから、葉を煎じたものは
殺虫剤としても使われている。
・「池水に 影さへ見えて 咲きにほう
あしびの花を 袖に扱入(こき)れな」 万葉集 大伴家持(おおとものやかもち)
「磯の上に 生ふるあしびを 手折らめど
見すべき君が ありといはなくに」 万葉集 大来皇女(おおくのひめみこ)
「わが背子に わが恋ふらくは 奥山の
あしびの花の 今盛りなり」 万葉集
「河蝦(かわず)鳴く 吉野の川の 瀧の上の
馬酔木の花ぞ 末(はし)に置くなゆめ」 万葉集
(季節の花 300から引用)
今日の誕生日の花:シダレザクラ 花言葉:優美
今日の一句:たそがれてあふれてしだれざくらかな 黒田杏子
(NHKラジオ深夜便から引用)
今日の誕生日の花が「しだれ桜」であるが、今年は、まだ桜の花が未だ話題にもなっていないようだ。
馬酔木(あせび)・躑躅(つつじ)科。
・学名 Pieris japonica
Pieris : アセビ属
japonica : 日本の
Pieris(ピエリス)は、ギリシャ神話の詩の女神
「Pieris」の名前にちなんだもの。
・開花時期は、 3/ 5頃~ 4/15頃。
・「あしび」とも呼ぶ。
・壷形の花をいっぱい咲かせる。
・色は、うす紅色のものと白のものがある。
・かすかに香る。
・枝葉に「アセボチン」という有毒成分を
含んでいる。馬が食べると酔って足がなえること
から「足癈(あしじひ)」と呼ばれ、しだいに
変化して「あしび」そして「あせび」となった。
漢字の「馬酔木」もその由来による。
また、このことから、葉を煎じたものは
殺虫剤としても使われている。
・「池水に 影さへ見えて 咲きにほう
あしびの花を 袖に扱入(こき)れな」 万葉集 大伴家持(おおとものやかもち)
「磯の上に 生ふるあしびを 手折らめど
見すべき君が ありといはなくに」 万葉集 大来皇女(おおくのひめみこ)
「わが背子に わが恋ふらくは 奥山の
あしびの花の 今盛りなり」 万葉集
「河蝦(かわず)鳴く 吉野の川の 瀧の上の
馬酔木の花ぞ 末(はし)に置くなゆめ」 万葉集
(季節の花 300から引用)
今日の誕生日の花:シダレザクラ 花言葉:優美
今日の一句:たそがれてあふれてしだれざくらかな 黒田杏子
(NHKラジオ深夜便から引用)