MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

玉簾(たますだれ)

2011年09月11日 | Weblog
この玉簾(たますだれ)という花は、彼岸花科の植物ということである。それは、本当なのだろうかと、一寸ばかり疑いたくなる感じだ。何故ならば、その姿や形からして想像する物は何もないからである。ネーミングも、南京玉簾の簾(すだれ)に、此の花の葉っぱが似ているからというのも、こじつけがましい感じが否めない。ネーミングに拘るようで申し訳ないが、花の名前というのは、一体誰がつけるんだろうか、姿や形が其の花のネーミングにぴったりするものもあれば無いものもあり、面白いものである。



玉簾(たますだれ)・彼岸花(ひがんばな)科。
・学名 Zephyranthes candida
Zephyranthes : ゼフィランサス属
candida : 純白の、輝きのある
Zephyranthes(ゼフィランサス)は、ギリシャ語の
「zephyros(西、西風)+ anthos(花)」が語源。
西インド諸島が原産地であることから。

・開花時期は、 8/ 5頃~10/10頃。
・白く美しい花を「玉」に、葉が集まっている
ようすを「簾」にたとえた。 ”南京玉簾”
6弁花、上向きに咲く。
・葉は細長い。
・ずらーっと並んで咲いていると壮観♪
・黒い実がなる。
実の形は 狐の剃刀 に似ている。

・「珠簾」とも書く。
・別名 「ゼフィランサス」 学名から。
サフラン擬も同名。
「カンジダ」 学名から。
「レインリリー」
雨のあとで一斉に咲きはじめるところから。

  (季節の花 300から引用)

  今日の誕生日の花:ゲンノショウコ    花言葉:心の強さ

  今日の一句:生きて仰ぐ空の高さよ赤蜻蛉    夏目漱石

  (NHKラジオ深夜便から引用)

バーベナ

2011年09月11日 | Weblog
このバーベナという花は、知人所に咲いていたもの。珍しい花なので、その場で名前を教えて貰ったが、家に帰ったら、もう名前をすっかり忘れてしまっていたのだった。それは、この花のネーミングがあまりにも簡単すぎるのと、多分に小生の記憶中枢が退化していたためだと思う。後日、知人に偶然、お会いする機会があり、再度、花の名前を教えて貰ったのである。この美しいバーベナは、初めて見て知った花である。別名を美女桜(びじょざくら)というのも、頷ける花の名前だ。



バーベナ・熊葛(くまつづら)科。
・学名 Verbena hortensis
Verbena : バーベナ属
(または クマツヅラ属)
hortensis : 園芸の、庭園栽培の
Verbena は、宗教上の神聖な草花をさす言葉が
その由来になっているらしい。

・南アメリカ地方原産。
・5弁花。花色豊富。
晩春から夏にかけて長い間咲きつづける。
「タピアン」「花手毬」などの園芸品種名がついている。

・4月7日、5月25日の誕生花
・花言葉は「忍耐」「勤勉」
・別名「美女桜(びじょざくら)」
桜に似た花びらなので。
・同じ「バーベナ」つながりで
「柳花笠(やなぎはながさ)」という花もある。
(バーベナ・ボナリエンシス)

  (季節の花 300から引用)

  今日の誕生日の花:ツユクサ    花言葉:尊敬、懐かしい関係

  今日の一句:露草の露千万の瞳かな     富安風生

  (NHKラジオ深夜便から引用)