4月になって、今日はとても春らしく暖かな日になりました。
一宮市の木曽川堤には、江戸彼岸やしだれ、山桜など古木の桜が植えられていて、国の天然記念物に指定されています。
例年、ソメイヨシノより一週間ほど早く開花します。
今年も、ソメイヨシノはまだ二分咲きくらいですが、木曽川堤はもう満開の桜もありました。
ソメイヨシノは種が稔らず、挿し木で増やしていったので、日本中のソメイヨシノが同じ遺伝子を持ついわばクローンだといいます。
ですから、同じ場所のソメイヨシノは時を同じくして一斉に開花し、一斉に満開になり、一斉に散っていきます。
しかし、江戸彼岸などの古い品種は、一本ずつ違う遺伝子を持つので、開花時期も違えば、花びらの色も違います。
今日の木曽川堤には、満開の木もあれば、まだまだつぼみの固い木もありました。濃いピンクの花も真っ白な花もありました。
ソメイヨシノほど大きな花がどっさりついていませんが、そこがまた、艶になりすぎず、私は好きです。
愛犬のさくらと一緒に行きました。
ちょうど一年前、桜の咲く中をブリーダーさんのところまで迎えに行きました。
また、新しい年が始まります。