Coronavirus Crisis /コロナ禍
8. コロナにかかると、後遺症が出る可能性がある。
⇒ 普通は、例えばこのように、病気やコロナの話をするといった時に、『後遺症』と言いたい時に、その単語自体を知らなければ、英会話ではお手上げになってしまう。
知っているか、知らないかで決まるのであれば、もうそれ以上会話は進まない。テレビのクイズや、試験であれば、その知識がなければ、答えられないであろうが、英会話は、知識のあるなしで決まるものでもない。
後遺症とは何か?
後遺症そのものの英語を知らないとして、どうするか。
知らないのであれば、考えることである。
考える際の方向性としては、自分の知っている英語を使うことを念頭に置くことが大事である。考えるといっても、複雑にしてしまっては、訳せない。考えるのは、物事をシンプルにするためである。だから、子供に話す、もしくは子供が話すような日本語に直すことが必要である。それを私は、極端な形で、赤ちゃん言葉で考える、と言っている。
後遺症とは、何だろうか。
大きく分けて、良いか悪いかで考える。
当然、後遺症は、悪い方のカテゴリーに属するだろう。
悪い方ということは、それは人生において、困ったことであるわけである。
困ったこととは、要するに何か。
それらは、人生において、問題に他ならない。よって、問題=problem が使える。
・You will have some problems
『コロナにかかると、後遺症が出る可能性がある』
後遺症とは何か。時間という観点で考えると、後遺症とは、発病した際、その問題が長期間に渡るわけなので、
・When you get coronavirus, you may have problems for a long time.
have でもよい。
・When you have coronavirus, you may have serious problems for a long time.
後遺症というと、ズバリで言うと、after-effects という。have とセットで
・You may have some after- effcts when you get Covid-19. などと使う。(affter effects 等COVID関連表現は、教室では、COVID【医療編】の暗唱文(33文)の中で覚えてもらっている)
after-effects を知らなければどうするか。考えればよい。後遺症も『問題』であることに他ならないので、上記のように言えば簡単に表現ができる。会話では、自分の知らないことなど、いくらでもある。知らないことが出て来るたびに、辞書やスマホをみて調べるほど、面倒で、興ざめなことはない。ひとこと言って終わるのではなく、話し続けることである。話続ける力、表現力を英作で練習しているのである。
後遺症、ということであるが、病気が発症して、入院等をして治療を受けるが、症状がずっと出続けるということだろうから、症状symptoms を使うと
・When you get Covid, you will have symptoms for a long time.
後遺症ということは、病気になって、しんどい(苦しい)状況が続くので、おなじみの sick を使うと、
・When you get Covid, you will be sick for a long time.
・When you get sick with Covid, you will be sick for a long time.
・When you get Covid, you may be sick for a long time.
・Covid will make you sick for a long time.
後遺症が続くということは、病気になって、なかなか治らないということになる。
・When you get coronavirus, you can't /won't be able to get well soon.
・It will take a long time before you get well after you get Covid.
・It will take a while before you can recover from the Covid.
・The Covid symptoms will last/continue for a long time.
後遺症が続くということは、いったんコロナにかかると、長らくコロナ(ウィルス)を持つことになる、と考えると、get とhaveを使って、
・When you get Covid, you will have Covid for a long time.
これは、風邪をひくという時に使う、get とhave を考えると、わかりやすい。I got a cold last week, and I still have a cold. (先週風邪をひいて、今まだ風邪をひいている)
さらに考える。
『コロナにかかると、後遺症が出る可能性がある』
後遺症が出る、ということは、その結果どうなるかというと、入院、通院等が続くことになる。
・You will have to go to (the) hospital for many days/times.
・You will be in the hospital for a long time.
・You will be hospitalized for a long time.
・You will have to see a doctor or take medicine for a long time, once you have Covid.
こういうのも、直接的には『後遺症』とは一言も言っていない。しかし、全体として、病気になった後の大変さを言うことを通して、間接的に『後遺症』を伝えている。
こう考えれば、いくらでも言いようは、ある。
その言葉を知らなくても、あきらめる必要はない。
頭を柔軟にして、考えることを手放さなければ、必ず英語で伝わる。
その事柄を、絶対に伝えるのだ、という強い気持ちが、不可能を可能にする。
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