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戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

硫黄島のムカデ

2009年08月08日 | 硫黄島・小笠原村
6月の硫黄島、二日目の日程に向けて出発しようとバスを待っている時間に、記念館の近くにいたのを、私どもに見せてくれようとして、木の棒にひっかけて持ってきてくれたのが、このムカデです。
大きかったです。

持ってきて下さった人は、前の晩に、硫黄島と北硫黄島の話をしてくれた人で、
強制疎開の前年までは硫黄島在住で、北硫黄島に引っ越してから疎開をした方で、
前に、鶉石を取るのを、手伝って下さった方です。

ムカデ、全長は20センチぐらいあったと思います。

私が生まれ育った家も、裏が山だったので、たまに大きいムカデも現れましたので、大きさにはそれほど驚きませんでしたが、色にびっくりしました。

「しぶとい。きちんと息の根を止めないと危ないので要注意。
そのためには、途中ではなくて、頭をつぶすこと。」と、実演して
退治の仕方も教えてくれました。

動植物相は、いろいろ混ざってしまっている島だと思います。

・一昨年、巨大なイモ虫群が大量にいるのを見ました。
鶉石がある上陸海岸に下りる道でした。

・島唐辛子は、鳥によって、種が運ばれて増えるのだそうです。
「鳥には、辛い という感覚がないから平気でこれを食べる。」と
聞きました。島唐辛子は、強くてどんどん増えます。
うちのプランターのもどんどん、葉と実を増やしています。


本日、西馬込の「のんぺねこ」に、硫黄島訪問の時にお世話になっている小笠原村議会の方が、ご来店下さいましたので、
自宅で栽培の島唐辛子を初収穫して、持って行きました。
私とは比べ物にならないほど、硫黄島訪問回数が多い方で、私達が訪問する時には
パパイヤ(青いのは果物としてでなく、野菜として食べます。祈念館の食卓にならびます。)取りも担当して下さっている方です。島唐辛子の辛さは十分ご存知です。
たくさんの、アドバイスと、はげましのお言葉をいただきました。


また、ブログのプロフィール写真を変えました。
我が家のパンダマウスです。小さくて、手がかかりません。
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