
毎年、紹介させていただいておりますが、天山慰霊碑はこのように覆っている屋根部分が中央の部分だけ空に向かって空いているという構造になっています。これは、この島で犠牲になった兵隊さんたちが、みんな、灼熱の壕の中で極度の水不足で想像も絶するような苦しみの中で死んでいったということから、もう水が無くて苦しむということのないようにと、雨水が当たる構造にしたということです。毎年、ここで手を合わせながら、どんなにか苦しい悲惨で絶望的な戦争で極度の苦しみ辛さの中で亡くなっていった皆さんのことを思いながら祈りをささげています。