硫黄島への慰霊墓参での日帰りの入間基地から輸送機での訪問、これまでの2回は、いずれも、9月の半ばでした。(2006年、2009年)。9月実施の日帰り墓参に参加するのは、三度目にして初めてでした。従いまして、6月(小笠原丸での慰霊墓参)と9月の硫黄島は知っていますが、3月の硫黄島を経験するのは初めてで、新しい発見もありました。
その、3月の硫黄島についての印象の第一は、「硫黄島でも、こんなに涼しい時があるのか!」でした。私たちが行った3月19日の硫黄島は気温が、26度から27度で、もちろん、関東地方よりは相当に高温でした。
早朝始発に近い電車で集合場所の入間基地近くの稲荷山公園駅を目指したのですから、家を出た時間には3月半ば過ぎとはいえ、まだ寒い時間でした。
「家を出る時と帰りは寒いが、日中の硫黄島は暑い。」という点で、皆さん、服装には悩んだと思います。厚いジャケットなどを来て行って、脱いで荷物としてしまいこんで硫黄島で活動していた人もいました。
私は、長袖のTシャツの上にやや厚手の季節変わり目にちょうど良い厚手のジャケットに、マフラーで行きました。朝の寒さも何とか耐えられるぐらいの服装でした。
その、ジャケットをそのまま硫黄島でも着ていて(どの季節に行っても紫外線量は多いし、植物にひっかけたりする危険もあるので、半袖で肌露出は危険)活動していても、ジャケットが汗びっしょりになることはありませんでした。
風もあって、過ごしやすかったです。もっとも、関東の夏並の気温ではあるのですが、私がこれまで経験した、6月と9月の、日の高い、表現するのが難しい暑さと比べたら、さわやかで過ごし易い硫黄島の気候、天候でした。
ガイド役の自衛隊員の方(前回記事にある、私に「また、来ちゃったの。」と声をかけてきた方)が、「皆さんの普段の行いが良く、運が良いと見えるかもしれません。」というような話をしていました。最初は、何のことを言っているのか、よく、聞き取れずに分かりませんでした。 それに、「これまでの、硫黄島訪問で見ていないものなど、もうそうはないはず。」と、たかをくくっていました。
それが、何のことを言っていたのかが分かったのは、行程の終わり近くの、擂鉢山の山頂でのことでした。何人かの参加者が、旧火口方向の海を見て指さしたり、カメラを構えたりしています。 鯨でした。
前にも、旧火口と海へ落ち込む崖を山頂から撮影した写真をこのブログに載せたことがあると思いますが、同じ角度の、海面に小さい岩が出ているあたりに、鯨が出現した、と騒いでいるのです。
カメラを構えて、数十秒待つと、そこに、鯨の背中と、潮を吹く姿をはっきり見ることができました。この写真では、かすかに写っているぐらいで、分かりにくいかと思いますが、確かに鯨でした。二頭いるように見えました。 まだ「子鯨」だそうです。
鯨と言えば、当ブログのこれまでの記事で、ウミガメの話題でお伝えしてきた、小笠原海洋センターが、調査保護と、ウミガメだけでなく、鯨の里親制度も実施しています。父島は穂エール・ウォッチングができる観光地でもあります。
ところが、これまでの硫黄島訪問(6月、9月)では、「鯨」という言葉を耳にしたことがありませんでした。
この3月の季節には、硫黄島付近に、鯨たちがやってくることを初めて知りました。
その、3月の硫黄島についての印象の第一は、「硫黄島でも、こんなに涼しい時があるのか!」でした。私たちが行った3月19日の硫黄島は気温が、26度から27度で、もちろん、関東地方よりは相当に高温でした。
早朝始発に近い電車で集合場所の入間基地近くの稲荷山公園駅を目指したのですから、家を出た時間には3月半ば過ぎとはいえ、まだ寒い時間でした。
「家を出る時と帰りは寒いが、日中の硫黄島は暑い。」という点で、皆さん、服装には悩んだと思います。厚いジャケットなどを来て行って、脱いで荷物としてしまいこんで硫黄島で活動していた人もいました。
私は、長袖のTシャツの上にやや厚手の季節変わり目にちょうど良い厚手のジャケットに、マフラーで行きました。朝の寒さも何とか耐えられるぐらいの服装でした。
その、ジャケットをそのまま硫黄島でも着ていて(どの季節に行っても紫外線量は多いし、植物にひっかけたりする危険もあるので、半袖で肌露出は危険)活動していても、ジャケットが汗びっしょりになることはありませんでした。
風もあって、過ごしやすかったです。もっとも、関東の夏並の気温ではあるのですが、私がこれまで経験した、6月と9月の、日の高い、表現するのが難しい暑さと比べたら、さわやかで過ごし易い硫黄島の気候、天候でした。
ガイド役の自衛隊員の方(前回記事にある、私に「また、来ちゃったの。」と声をかけてきた方)が、「皆さんの普段の行いが良く、運が良いと見えるかもしれません。」というような話をしていました。最初は、何のことを言っているのか、よく、聞き取れずに分かりませんでした。 それに、「これまでの、硫黄島訪問で見ていないものなど、もうそうはないはず。」と、たかをくくっていました。
それが、何のことを言っていたのかが分かったのは、行程の終わり近くの、擂鉢山の山頂でのことでした。何人かの参加者が、旧火口方向の海を見て指さしたり、カメラを構えたりしています。 鯨でした。
前にも、旧火口と海へ落ち込む崖を山頂から撮影した写真をこのブログに載せたことがあると思いますが、同じ角度の、海面に小さい岩が出ているあたりに、鯨が出現した、と騒いでいるのです。
カメラを構えて、数十秒待つと、そこに、鯨の背中と、潮を吹く姿をはっきり見ることができました。この写真では、かすかに写っているぐらいで、分かりにくいかと思いますが、確かに鯨でした。二頭いるように見えました。 まだ「子鯨」だそうです。
鯨と言えば、当ブログのこれまでの記事で、ウミガメの話題でお伝えしてきた、小笠原海洋センターが、調査保護と、ウミガメだけでなく、鯨の里親制度も実施しています。父島は穂エール・ウォッチングができる観光地でもあります。
ところが、これまでの硫黄島訪問(6月、9月)では、「鯨」という言葉を耳にしたことがありませんでした。
この3月の季節には、硫黄島付近に、鯨たちがやってくることを初めて知りました。
ブログに、コメントとトラックバック、ありがとうございました
勝手に引用させて頂き、ご連絡もしないですみません
私は本当は筆不精なのにブログを書くので苦労しています
3月19日に硫黄島に行っていらしたんですね
硫黄島でも、ザトウクジラが子育てしているみたいですね
この写真をブログで転載させて頂きたいのですが、大丈夫でしょうか?