OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

魔法どころ Mahoudokoro ハリーポッターの作者 J.K. Rowling による 南硫黄島についての記述に関して

2016年02月03日 | 硫黄島・小笠原村
先週から、当ブログへのアクセス数が、いつもの1.5倍から2倍ほどに増えました。過去に同じようなことがあった時は、硫黄島を巡る報道などがあってキーワード検索で訪れてくれる人が増えたりということでしたので、何かあったのかと調べてみました。
その結果、どうやらニュース報道などではなく、ハリーポッターシリーズの作者のJ.K Rowlingさんの発信で、英語で、「世界にいくつかある魔法学校の一つが日本の南硫黄島にある。」ということを暴露(?)してくれたことが理由ではないかということが分かってきました。

https://www.pottermore.com/writing-by-jk-rowling/mahoutokoro

英語原文はこちらで読めます。

確かに南硫黄島でしたら、こらまで一度も人が住んだことがない島で、船で近づいて上陸できそうな場所もなく、これまでに学術調査団が入ったことが
あるぐらいしか上陸した人がいませんので、(「山頂にヒスイで造られた魔法学校がある。」ということが書いてあったのですが)魔法学校の立地にはぴったりの場所だと思いました。Rowlingさん、よく、南硫黄島と思いついたな、と感心しました。


英語の常時が Minami Iwo Jima となってしまっています。
硫黄島も
2007年6月に表記が正式に、「いおうじま」から「いおうとう」に変更になる前までは、英語の表記も Iwo Jimaでしたが、英語表記の方も Iwo Toに変更になっております。
日本人でも呼称の変更を知らない人がいまだに「いおうじま」と言ってしまうことも多いので、仕方ないと思います。

実際に私たちが硫黄島に行く時の関係者同士の会話では、「みなみいおうとう」とも「みなみいおうじま」とも呼ばずに、「みなみいおう と きたいおう が今日は良く見える。」などと使うことが多いです。


せっかく、今回、アクセス数が増えたので、たまたま検索でひっかかって訪れて下さった方のうちのいくらかでも、今後も見てもらえるようになれば嬉しいなと思います。


2011年、東日本大震災の影響で、例年は6月に実施の慰霊墓参の硫黄島訪問が秋に延期にり、そのタイミングで硫黄島が極度の水不足で上陸ができなくて、南硫黄島、硫黄島、北硫黄島のそれぞれを小笠原丸で周回して、船上で慰霊式典が行われたという年でした。
せっかくの南硫黄島の話題ですので、その時に撮った南硫黄島の写真を投稿します。

コメント
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