OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

2014年小笠原村硫黄島への慰霊墓参の旅(126) 天山慰霊碑(6)碑文

2014年12月21日 | 硫黄島・小笠原村
硫黄島の天山慰霊碑の碑文の写真です。

昨日、2014年12月20日の21:00過ぎに、硫黄島で昭和9年に生まれて昭和19年の強制疎開まで育った伯父が享年80歳で亡くなりました。80歳の誕生日からちょうど一週間でした。
7年前に死んだ私の母のすぐ上の兄で、20年ほど前に一緒に硫黄島に行ったことがありました。
私が最初に行った硫黄島で、ガジュマルの森で遭難しかけた時に、「あっちのグループに行った方が、たくさんパパイヤが取れそうだから行って来い。」と言ったのがこの伯父で、遭難しかけたので、グループの集合時間に遅れた時に、グループのリーダーだったのすごく怒ったのが、13年前に逝った長男の伯父でした。
昨日亡くなった次男の伯父は、何度もその時の話を、長男の伯父や私の母の生前もその後も、「何も、あの時、あにきは、あんなにお前が遅れたことを怒らなくてもよかったのにな!」と、面白おかしく話していました。
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