虫の目レンズの短縮化の方法が見えたので、マスターレンズを50mm引き伸ばしレンズから現行の60mmマクロに切り替えたりしてみたが、しっくりこないので古いオリンパスのズイコー50mmマクロに切り替えてみた。50ミリマクロはレンズ先端が奥深くにあるので通常の20ミリ前後の中間レンズでは距離が離れすぎるので、ベローズマクロ用の旧オリンパスの20mmではレンズ先端のすり鉢状の中に入り込むようにして仮止めしてみたところかなり良さそうなのでこの組み合わせで少し調整してみることにした。マスターレンズは50ミリマクロで中間レンズはオリンパスの20mmベローズ用マクロを逆づけしてM42の中間リングの中に入れてあり、50mmマクロのレンズ先端にできるだけ近づけて、接続用の変換リングをテープで止めてある。先端のレンズはCマウントのタムロン2.2mmで中間リング無しで接続。今まで作った中で最も小型(中間レンズ無しを除く)となった。この組み合わせでは周辺光量が少し落ちていて絞り込んでいくと蹴られてくるがトリミングと周辺減光補正やフリンジの除去などの処理を行えば使える範囲に入りそうで少し希望が持てる。自宅工作にちょうど良い課題となった。
庭に出て仮止めしたものを試し撮り。ピントは多分最短にしてあると思うがファインダーで除いてもよくわからないので後日調整してテープ止めする予定。いずれも逆さまに写っているが後処理で反転させて使う。
紫式部の数ミリの花
エリカの花
背景との感じではかなり被写界深度を稼げていて、解像度も悪くなさそうなのでストロボを含めて再調整して固定したい。
仮組み状態で被写界深度テストチャート(追加)
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