100−400mmズームを使っていて鳥の撮影ではもう少し拡大したいので以前から迷っていた純正の1.4Xテレコンを購入した。以前海野さんのホームページで60mmマクロに中間リングを間に入れて使う方法が載っていたので自己責任で改造してみた。問題はテレコンの中央に出っ張っているレンズが主レンズにぶつかってしまうので、そのスペース分、中間リングの16mmを間に入れてやるとちょうどいい感じなので、これを使うことにした。テレコンの中央に出っ張っているレンズ鏡筒はそのままでは中間リングの内径より0.5ミリ程大きくて入らないのでどちらかを削る必要がある。価格の関係で失敗しても懐のダメージが少ないように安価な中間リングの内径をリューターで削ることにした。カットアンドトライで削ってなんとか入るようにした。
1.4倍テレコン。中央のレンズ鏡筒が接写リングの内筒にぶつかる。手持ちに3つのメーカーのものがあったがいずれも同じサイズで一番削りやすい形状(テーパー状)のFOTGAを加工した。
内筒を広げる加工をした16mmの中間リング
60mmマクロにテレコンと共につけた状態
この状態でレンズ無限遠でレンズ先端から10cmほどの距離以内が合焦範囲なので小型の昆虫には使えると思うので涼しくなったら使ってみる予定。画質に関しては多分設計範囲外なので落ちると思うが拡大撮影したい場合は十分と思う。当分は望遠ズームに付けっぱなしになりそう。