旧国道筋を走っていたら、いつのまにか『向道ダム』まで来てしまいました。
堰堤の高さは43.3m、幅120.9m。
戦前の昭和13年に着工し、昭和15年に完成しました。
多目的ダムとしては、日本で最初に運用が開始されたダムなんだそうな。
ダムの管理事務所の入り口ドアに、「ダムカードの配布を希望の方は、インターホンを押してください」との張り紙があった。
「ダムカード」って、なんじゃ?
ま、タダでくれる物なら、貰っておこう~♪
と、貰ってきたのがこれ。
トランプぐらいの大きさのカードで、表にダムの写真、裏にダムのデータが書かれています。
後で調べたら、2007年度から国土交通省が管理するダムで配布され始めたのが最初みたい。
現地のダム管理事務所に行かないと貰えないので、ダムマニアの間で収集する事が流行っているのだそうな。
全てのダムでカードがあるわけではなく、山口県では、12のダムで配布されています。
この後、調子に乗って、『菅野ダム』と『島地川ダム』まで行って、それぞれのダムカードを貰ってきました。(^-^;
さて、ダムの脇から下を覗きこむと
謎の建物があります。
下へ降りる道を探してみたら、「向道発電所→」という看板のところから細い道がありました。
建物は、発電所の建屋だったんですね。
コンクリートの外壁に、瓦ぶきの屋根。
なかなか趣きのある建物です。
原発が停止している今、フル稼働しているのか、発電器のタービンが回っているような音が聞こえていました。
ダムの堰堤の下のほうは、ゆるやかなスロープのようになっているんだな。
放流する水の勢いで、川床が削れないようにする工夫でしょう。
発電所の下、新しいブロックで蓋をされた部分は、元は何だったんだろ?
土留めのコンクリ壁に、唐突に蛇口が・・・・。
水が流れっぱなしなんだけど、大丈夫ですかね?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます