今回は、須々万本郷にある、須々万川に架かる2つの橋を紹介します。
旧国道376号線からひとつ南側の裏道にあるのが『小辻橋』。
親柱に擬宝珠を乗せ、紅く塗られた欄干。
よく、古いお寺やなんかにある橋を真似た感じです。
橋のたもとに、古い道標がありまして
『西 徳山道』『南 花岡道』と書いてありますね。
北と東の面には何も書いてありませんでした。
つまり、ここは須々万本郷の『中往還』から南へ向かう道で、徳山への道と花岡(下松市)への道への分岐点だったのでしょう。
案内板も立っていましたよ。
もう一つは、旧国道から『沼城址』のほうに向かって真っすぐのびる、少し広い道に架かる『沼城橋』。
須々万の観光案内地図に書いてあったんで、何か由来のある古い橋なのかと思ったのですが・・・
橋のたもとにある案内を見ると、歴史には関係のない新しい橋だったんだな。
毛利元就の沼城攻めのとき、竹を編んだものを沼地に投げ入れて足場をつくり、沼を渡って城を攻略したという逸話があるらしい。
それにちなんで、橋げたに編竹が再現されているのだと。
言われてみないとわからないけど、たしかに、コンクリートで竹を表現してあるぞ。
しかも、なかなか細工が細かい。(*^^)
親柱の上にある、この謎の物体についても、説明を入れておいてほしかったな。
帰ってきてから、写真をよくよく見たら、中に何か入っている感じもするぞ。
仁王さまがいたりして?
(ーΩー )ウゥーン・・・・
よく見てくりゃよかった。
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