オ気楽ナ・・・毎日

休日のドライブや旅先で見つけたモノを紹介しています。
主に、山口県内。たいして珍しいものはないかも・・・

道端で見つけた庚申塔

2008-05-24 23:55:18 | 山口県の史跡関係

タイトルとは関係ない話から始まりますが、この度、パソコン買換えました。
で、当たり前のように『Windows Vista』が搭載されているわけですが・・・・・これがまた、使いにくいっ!!
特に、IE7。セキュリティー重視しすぎで、何やっても警告や拒否しやがるし・・・(ー。ー)

そんなこんなで、いろいろ手間取りつつ、やっと新しいパソコンに移行しまして、最初の更新です。

宇部の『厚東川ダム』から、『吉部の大岩郷』へ向かう途中に見つけた、庚申塔を2つほど・・・。



まずは、東吉部の県道沿いにあった一品。
微妙な形をしていたので、思わず、「例の」オブジェかと思って止まってしまいましたよ(笑)。
(「例の」とは・・・・正月旅行の最初のへんの記事見てね)
てっぺんあたりにある穴が、なんというか・・・・絶妙ですなっ^^。

庚申塔とは、中国から伝来した道教に由来するもの。
人間の体内にいるといわれる「三尸虫」が、寝ている間に、天帝にその人間の悪行を報告に行くと信じられておりました。
それを阻止するために、庚申の日は寝ないように夜通し宴会をする風習があり、これを「庚申講」と言います。
そして、そのシンボルとして建てられたのが、庚申塔というわけ。
山口県でも、東部にはあまり残ってませんが、西部にはあちこち現存しているみたいですね。



こちらは、『吉部の大岩郷』の入り口近くにある、庚申塔・お地蔵様・お大師さまの3点セット。



この庚申塔も、なかなかいいんですが・・・



この、細長~いお地蔵様の、独特のフォルムが気に入っちゃいました。
小学生のころ、鉛筆をカッターナイフで削って作った「トーテムポールっぽい物」を思い出しますね。
造りに、どことなく素人臭さがあって、いい味出してます^^。