一般向けの日中交流行事で、中国の高考は地獄、日本の大学受験はぬるま湯、みたいに言われる場面は少なくないが、北京や清華>東大や京大ってわけじゃない。前者は共通テスト利用入試での極限競争、後者では、IQで測られるような基礎的な情報処理能力とかではなく、複雑な思考力が問われる。これが中国高考と日本の旧帝大二次試験との違い。
フォロワーさんから「中国の高考は偏差値競争ではない」というコメントをいただいたが、得点と分布が存在して上から合格させる以上、偏差値は定義できるので、それは統計学や数学を勉強していない人の発言だ。