時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

夏の匂い

2019-07-25 | essay


やっと夏らしくなってきました。

街で見かけたタチアオイの花が日差しを浴びて嬉しそうに揺れていました。

それにしても
もう7月も終わるというのに
セミの声を一度も聞いていないなんて。。。

園庭でも、蝉の抜け殻がひとつも見つかりません。

去年の酷暑も異常だったけれど、この長梅雨も異常。

普段25℃くらいのヨーロッパの国々では40℃を超える猛暑となっているらしい。

たったひとつの
皆で乗ってる地球。

ニンゲンのためだけじゃなく
地球上のあらゆるイキモノのためにも
この異常気象が少しでも改善されるようひとりひとりが心掛けないとね。。。




プラムとミルクとオカアサン

2019-07-15 | essay



プラムがたくさん送られてきた。

山陰の山あいに暮らす
「オカアサン」と呼ぶひとから。 

彼女は、亡くした親友の田舎のお母さん。
 
庭に生った、まだ葉っぱのついた新鮮な自然のプラム!
こんなに新鮮なのお店で売ってないよー。
山のご馳走です。

まるごと砂糖と煮込んでジャムに。
潰しながら煮込んでいるとあっという間に水分が出て、いい感じのトロトロソースに。

種だけ掬いとったものの、種周りのぷるぷるが美味しそうで
思わず飴玉みたいに全部しゃぶってからすてる。ちょっとすっぱくてなんとも美味!

わたしと長男は様々な果物にアレルギーがあるのだけれど、火を通せば大丈夫。

ゆるいジャムにしたプラムをミルクに溶いたら!!
びっくりするほど美味しいプラムミルクが出来上がりました。

ペクチンの効果なのか、かき混ぜるととろみのあるスイーツみたい。
 
プラムミルクにしばらくハマりそうです。

 

山のご馳走をありがとう オカアサン。

 

早く食べたくて写真を撮り忘れました~~


ちいさな自然の大きなチカラ

2019-07-13 | essay










自然はいつも
真っ直ぐに自分の生を全うする。

その潔さがきっと
わたしたちニンゲンのココロまで浄化してくれているのだろう。

同じ地球のイキモノとして
ヒトは何をしてきたか。。。


生活の利便性と引き換えに
繰り返してきた夥しい環境破壊を
見て見ぬふりをする時期はとうに過ぎている。

ひとりひとりが
ちいさな存在であるのは、
ヒトも花も同じ。

身近なちいさな花がひとのココロをこんなにも浄化することができるように
わたしたちニンゲンひとりひとりにも
できることが必ずあるはず。

みんなで乗船している地球という大きな船を
まずは、たいせつに想うことが大きな一歩なのだと、

当たり前なことを
改めて身近な自然に教えられたある日の寄り道散歩でありました。

「ショーン・タンの世界展」ちひろ美術館

2019-07-03 | 展覧会・アート のこと


「The Arrival」で
すっかりファンになったアーティスト、ショーン・タン。


「The Arrival」

ちひろ美術館で開催中の展覧会へお邪魔してきました。

アライバルの原画はもちろん、「The Lost Thing」のショートフィルムや立体作品もたいへん素晴らしく、
もう何度もぐるぐる観て回ってしまったほど。

中でも、「内なる町から来た話」(邦訳仮題)の原画の
大きな油彩には、すっかりこころを奪われてしまいました。。。



特にこの「Moonfish」の絵の美しさといったら・・・!

日本版はまだ出版されていないそうです。
待ち切れないから英語版探してみようかなぁ。。

インタビュー映像もたいへん興味深いものでした。

会期終了までにもう一度観に行きたい!
と切に想う展覧会でありました。








ちひろ美術館の中庭
「ちひろの庭」


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