戦争をしない国

日本は６９年間戦争をしていない。

６９年前にそう決めたから。

たくさんの痛みを胸のうちに抱えて生きてきた方々。

自分が子どもの頃は、戦争の話をしてくれる大人が
周りにたくさんいたものだけれど・・・。

現在６９歳以下のひとは皆、戦争を知らない。

生まれた時から「平和な国」が当たり前なわたしたち。

それは当たり前のことなんかじゃ全然ないんだよね。
改めて、
約束を守って６９年間戦争をしなかった事実を誇りに
平和のたいせつさに想いを馳せることが必要だ。

世界唯一の被爆国NIPPONだからこそ
できること、してはならないことがあるはず。

ムスメのスイカ売り

娘の中学校では、一年生の夏休みに職場体験がある。

さまざまな職場で３日間シゴトの体験をするのだ。

娘はクラスメートと三人で大手スーパーマーケットのお世話に。

品出しをしたり、計量・値札付けをしたり
いろんなお仕事を体験させていただいた様子。

最終日には、自分で書いたポップを飾って
スイカの試食販売を任されたそうで、
「玉売りスイカが三個も売れた！」と 嬉しそう。

いろんなお客さまにひとりで対応したそうで
小さい頃からシャイ過ぎて心配だったこの子が・・・と こちらも感動。

学校のジャージで職場体験をしているので
若い御夫婦に、「僕も同じ中学の出身だよ、がんばって！」と応援してもらったり
おじいさんに、「買ってあげたいけどひとりだから・・・ごめんね」と謝られたり
小学生の群れに囲まれたり　と
たくさんのひととの、コミュニケーションを楽しげに報告してくれるムスメ。

小学校２、３年生くらいまでは
みんなの前でひとりで発表するときなど
ポロポロと泣きだすほど消極的だったこの子。

わたしもとてもとてもシャイなコドモだったので、（ホントよ）
娘の気持ちはよ～くわかる。

そんなこの子がひとりでスイカの試食販売！

成長と共に少しずつ体もココロも頑丈になってくるものなのね。
健康に感謝して多くを望まず
この子はこの子らしく少しずつオトナになっていってほしいな。

まだまだクラスで一番ちいさく、頼りなげな娘だけれど
夏休み中ほぼ毎日ある部活に汗をかきつつ
あたらしい友だちとも楽しくしている様子。

１２歳の夏。
きっとこの夏を越える頃にはまたひと回り大きく成長していることでしょう。


スイカ売り、こっそり陰から観てみたかったな！
なんて思うわたしは、まだ子離れできてないってことね。
ハハとしては、末っ子はいつまでもチビッコなんだよねえ。

　　　　　　　　　

 

夕涼みのいろ

すきなもの。夏の夕方の空気のいろ。

　誰もいない夕方の神社。

もう少ししたら、ひと知れず深い深い海の底に変わりそう。



淡い花の色までが水中花のように滲んで揺れていた。

なんでもないある一日の 蝉しぐれの夕暮れ。