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電子工作やパズルのブログです。主にLEDを使った電子工作をやっています。

ルネサス「RL78体験コース」ワークショップへ行ってきた

2011年07月04日 19時55分18秒 | RL78
以前、申し込んだルネサスの「RL78体験コース」ワークショップへ行ってきました。
NECエレクトロニクスとルネサステクノロジーがくっついてルネサスエレクトロニクスになりましたが、
従来の78KシリーズとR8CシリーズがRL78シリーズに置き換わると言うことのようです。

そのため、RL78のIDE(統合開発環境)はNEC系のCubeSuiteの後継のCubeSuite+で、
シリアルデバッガはE1(写真右上)です。

下側の基板はワークショップで使用した評価ボードです。

CubeSuite+はHEWより良くできているところも有りますが、
なにせルネサスと言えばHEWだったものでイマイチ使い勝手が分かりません。
今回は体験コースだったので、出来合いのコードをビルドしたり
テキストに書いてある通りに入力すれば、割り込みでLEDピカピカ程度の事が出来ました。

変数の遷移をグラフ化したり、スタートアップはおまかせだったり、けっこう面白い。
ただ、内蔵の周辺デバイスはR8C系の良いとこも悪いとこも、まんま引き継いでいる割りには、
初期値が、ROMエリアは"1"で、レジスタ類は"0"、ポート設定レジスタは"1"だったり、
各種設定ビットが連続せずバラバラだったり、ビットアクセスが2種類有ったり、
メモリマッピングの図で、00000hが下で、ポートの出力設定が"0"など、違和感ありありだったりします。
やはり、80系と68系を統合するようなもので、なかなか難しいようです。

さらに、プロモーションボードも、もらいました。


中身はボードとDVD、ケーブル、ドライバーが入っています。

DVDにはデモソフトが入っています。ドライバーは基板の可変抵抗をいじるためのものです。

基板には、RL78/G13に、青色LEDが2個、可変抵抗、温度センサーが載っています。

RL78の特長は低消費電力の割りには高機能というところでしょうか、これからのモバイル機器にピッタリですね。

10V電源基板の出力電圧を変えてみた

2011年07月04日 04時11分46秒 | 電子工作
10V電源基板の説明書では、出力を12Vに変えるにはDZ23を変更すればよいと書いてあったのでやってみました。
DZ23を11Vのツエナーに変更したところ、出力は12.16Vになりました。このとき、ツエナーの電圧は10.96Vでした。
負荷として、手持ちの75Ωを使いました。約160mAです。

75Ωを外しても12.25Vです。
ところが、75Ωを2個にすると、11.04Vまで落ちてしまいました。約300mAです。
このあたりが限界かな。

次に出力を7Vにするために、DZ23を5.6Vのツエナーに替えてみました。
出力は6.47Vになりました。このとき、ツエナーの電圧は5.44Vでした。
負荷としては、75Ωが5個なので約430mAです。

75Ω1個でも、6.66Vだったのですが、全部外すと7.71Vになりました。
300Ωの抵抗をもう少し小さくする必要が有るかも知れません。