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電子工作やパズルのブログです。主にLEDを使った電子工作をやっています。

同じカバンをまた買った

2013年12月23日 14時05分48秒 | その他
先日、カバンのショルダーストラップを持ち上げたとき、
留め具が壊れてしまいました。


本来はこれです。


何かよじれてしまったのかも知れませんね。
気を付けないと。

壊れたと言っても、留め具だけなので、
ショルダーストラップだけ替えれば良いわけです。

でも、ちょうど旅行の前なので、いっそのこと買い換えようと思います。

で、行ったのは前回カバンを買ったヨドバシ梅田です。
店に着いたら、すごい行列です。
何の行列なのかと見たら、単にレジが混んでいるだけでした。
そうか、クリスマス前だからゲーム売り場が混んでいるんですね。

と言うわけで、店をウロウロしていると、
ちょっと来ないうちに売り場のレイアウトがずいぶん変わっています。
PCカバンだと思ってパソコン売り場へ行ってみましたがカバンは有りません。
なんと、地下2階に移ったんですね。

どうせ買うのならと、色々なメーカのカバンを見てみましたが、
やはりマンハッタンパッセージのカバンが良いですね。
と言う事で、結局今のと同じ#2470が一番良いと思いました。
あ、「ゼログラビティ」って名前だったんですね。今ごろ知りました。







SDIPのユニバーサル基板

2013年12月23日 12時17分13秒 | 電子工作
以前、SDIPのマイコンをユニバーサル基板に挿したことが有りましたが、
普通のユニバーサル基板に刺さるものの、このように千鳥になってしまいます。


では、千鳥にならないように間に穴を開けてしまえば、
SDIPもDIPも刺さる基板ができるはず。

と、思ったのかどうか、そう言う基板が妙楽堂さんから出たようです。
なんか、もっと前から有っても良かったのにね。

WS2813を点灯してみた その2

2013年12月23日 00時20分48秒 | 電子工作
WS2813を点灯してみた」の続きです。
では、各デバイスのデータシートをみましょう。
メーカーのWorldsemi ここWS2812のデータシートがあります。
その中で、輝度とタイミングスペックがこれです。


同じく、WS2812Bデータシートのそれがこれです。


ところが、WS2812Bでググって見つかるPDFのはこれです。


WS2813はググっても見つからなかったので、
朱雀技研からもらったWS2813?のデータシートではこうです。


それぞれ、微妙に違っていて、WS2812と違うところに赤で印を入れました。

LEDの輝度についてはWS2812とWS2812Bが同じで、高輝度なのに対し、
WS2812B?では、輝度が下がっています。
妙なことに、明るいはずのWS2813?がそれと同じなのです。

赤と青のLEDの品番が入れ替わっているのは単なる誤記だと思うのですが、
WS2812BとWS2812B?が同じ誤記なのに、WS2813?の中国語では正しいのが引っかかります。

タイミングスペックを見てみると、WS2812で TH + TL = 1.25μs ± 600nsなのが
WS2812Bでは TH + TL = 1.25μs ± 150ns に狭くなっています。
ところが、WS2812B?とWS2813?では TH + TL = 1.25μs ± 600nsのままです。

しかし、WS2812BとWS2813?だけで見ると、
WS2813?になって周期の範囲が広がったように見えます。
本当でしょうか?

細かいT0H、T1H、T0L、T1Lのスペックを図にしてみましょう。
まず、WS2812です。

なんだか変です。
T0H + T0L = 350 ± 150 + 800 ± 150 [ns] = 1150 ± 300 [ns] で、
T1H + T1L = 700 ± 150 + 600 ± 150 [ns] = 1300 ± 300 [ns] なので、
両方を合わせると、
TH + TL = 1225 ± 375 [ns] にしかなりません。
TH + TL = 1250 ± 600 [ns] だとすると、個々のスペックを超えなければいけません。
矢印がかぶっているのがそもそもおかしい気がします。
それとも、広く取れば良いと思ったのでしょうか。

黄色いところが、0と1を判定するスレッショルドの範囲です。
500~550nsですから精度が良いように見えますが、
0と1のバラツキの許容範囲に比べて狭すぎるような気がします。
現に、前回測定したスレッショルド値は592nsで、この範囲から外れてしまっています。


では、WS2812Bを見てみましょう。

0と1のタイミングスペックが対称なので
T0H + T0L = 350 ± 150 + 900 ± 150 [ns] = 1250 ± 300 [ns] と、
T1H + T1L = 900 ± 150 + 350 ± 150 [ns] = 1250 ± 300 [ns] と、
どちらも同じなので、
TH + TL = 1250 ± 300 [ns] となります。これを、
TH + TL = 1250 ± 150 [ns] と規制していることが分かります。

さらに、黄色の部分が、スレッショルドの範囲ですが、
大幅に広がっていて、0や1のバラツキの許容範囲とバランスが取れているように見えます。

WS2812B?とWS2813?のスペックは同じですが、どうでしょう?

前回、考察したように、スレッショルド値は600nsあたりなので、この現状を踏まえ、
これを中心に考えて、左右に0と1を配したように見えます。
個々のスペックは対称ではないのですが、無理やり1250nsになるように合わせた感があります。
T0H + T0L = 400 ± 150 + 850 ± 150 [ns] = 1250 ± 300 [ns]
T1H + T1L = 800 ± 150 + 450 ± 150 [ns] = 1250 ± 300 [ns]
しかし、
TH + TL = 1250 ± 600 [ns] の方は放置したままです。

黄色い部分はWS2812より広がったものの、
やはり、0や1のバラツキの許容範囲とバランスがまだ取れていない感じです。

どうでしょう。
実測では、3種類のデバイスがほぼ同じスペックで、差がないように見えることから
WS2812でまずかったタイミングスペックの書き方を、WS2812Bで
改善したと言うことがうかがえます。
そして、WS2812b?やWS2813?のスペックはその過程での暫定版のように見えます。


さらに、RESの50μsのスレッショルド値を実測してみました。
すると、6.2μあたりからおかしくなって、6μsで効かなくなりました。
と言う事は、ずいぶんマージンを見ていることになります。

また、T0LとT1Lのスレッショルド値もみてみました。
すると、7μsくらいからおかしくなって、8μsで3個とも反応がなくなりました。

これらの事から、ビット間隔がかなり延びてしまっても大丈夫と言う事になります。
もちろん、これはスペック外の事になります。


新製品WS2821の紹介メールが来た

2013年12月20日 22時15分50秒 | 電子工作
WS2813の問い合わせメールをメーカーに送ったからか、
今日、新製品の案内メールが来ていました。

To:Customers of Worldsemi
Thank you for all customers’s support!
Recently,we plan to develop a new product:package our
new WS2821 IC in the 5050 RGB LED,it shall have following features:
1.WS2821’s data signals are in parallel connection,any LED failures
won’t affect any other LEDs,whole effect won’t be effected at all.
2.WS2821’s protocol supply the DMX512 standard protocol,
so it is compatible with the standard DMX512 control panels,
so all WS2821 series products can be controlled by the DMX control panels directly.
3.WS2821 has address storage function inside, once writing address,shall be permanent preserved.
Following diagram is our recommend application:

For the package,we have two different package types for reference:
1.Package type A:

2.Package type B:

For type A:Here are two shortcomings:
a).RGB chip is located in the side,not the center,so emitting color shall be at side as well.
b).Since it is not a customize frame,so for heat dissipation and steady shall checked by the market as well.
For type B:We plan to develop this new led frame as well,
thus will guarantee the RGB chip existing in the center,heat dissipation being better!
For pricing strategy,we plan to price type A between 0.15usd and 0.16usd,
type B between 0.16usd and 0.17usd.
Here we would like to invite all our customers to discuss about the package pins,
pricing strategy,any suggestions are all welcome!
Welcome to work together with our new products!Thank you for all customers’ support!

Best Regards!

WORLDSEMI/ YIN


Worldsemiのお客さまへ
すべてのお客さまの支持に感謝いたします。
我々は近々新しいIC WS2821を5050 RGB LED パッケージに
入れた新製品を発表する予定です。それには以下の特長があります。
1.WS2821のデータ信号は並列接続で、LEDの故障が他のLEDに
影響しません。全体への影響が全くありません。
2.WS2821のプロトコルは、DMX512標準プロトコルを提供します。
従って、DMX512標準コントロールパネルと互換性があります。
よって、すべてのWS2821シリーズの製品は、DMXコントロールパネルによって直接制御することができます。
3.WS2821にはアドレス記憶機能を内蔵しています。一度アドレスを書くと永久に保持します。
以下の図は、我々の推薦アプリケーションです:

パッケージに関して、2つの異なるパッケージタイプがあります。
1.パッケージタイプ A:

2.パッケージタイプ B:

タイプAには2つの欠点があります。
a) RGBのチップはサイドに位置します。センターでは有りません。
従って、色の放射がサイド寄りです。
b) カスタマイズフレームではないので、放熱と安定を市場でよくチェックすべきです。
タイプBのために新しいリードフレームを開発する計画です。
これによってRGBチップをセンターに配置し、放熱をよりよくすることを保証します。
価格設定としては、タイプAは0.15~0.16USD、タイプBは0.16~0.17USDを計画しています。
お客さまにはパッケージ、ピン、価格設定などについてご意見をお願いします。
どんな提案も歓迎いたします。
新製品と共に働くことを歓迎します。すべてのお客さまの支持に感謝いたします。

敬具!

WORLDSEMI/YIN


だそうです。
DMX512で直接コントロールできるのは凄いですね。