巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

小学生にピアス

2008年03月02日 04時08分35秒 | Weblog
 フランスの小学5年、クラスの34人の児童で携帯電話を持ってる子は一人もいません。校則で禁止されているからです。通学時も親が送り迎えしますから携帯は必要ありませんしね。
 が、フランスの小学5年、女の子の大半はピアス(耳)をしています。校則でもOKです。服装や髪型は清潔感があれば自由で、格好で人格を判断されることがないのは、フランスのいいところかなぁと思います。それに耳たぶピアスに関しては、こちらでは赤ちゃんも幼児もピアスする習慣がありますからね、誰も反対なんてしません。
 で、仲良しのお友だちがみ~んなキラキラのピアスをしてるのが羨ましくってしょうがなかった娘。本日、晴れてピアス・デビューしました!
 学校で勉強をがんばっているのと、ヴァカンス中どこにも行けないのに文句ひとつ言わずに家でフランス語のテキストを進めているご褒美にです。しかも、これ18金のピアスで、きちんとした宝飾店で処置してもらって、たった24ユーロでした。
 ちなみに、シャネルやカルティエのピアスしてる子、ブランドの財布や小物を持ってる子はもちろん皆無! 娘が通ってるのは小中高一貫校ですが18歳の子たちだってそれらを持ってるのは見たことない。っていうかそんな高価なもの買い与える親はこの国にはいないのです。
 ……それにしても、日本の常識で考えたら”小学生にピアス”は、やっぱ驚きですよね?
「日本ではどう?」と娘が訊いてきたので、「う~ん、学校はやめさせられちゃって、ポリスに逮捕されるかもよ~」と脅かしたら……、
「ママ! 今日のブログに娘は18歳って書いといて! あっ、それから娘はパリジェンヌだからとも書かなきゃだめだよ」
 と、たった今、背後で叫んでいる。