
太陽が蘇る(よみがえる)ところ
そして、
ヤマト・・・
幣立神宮がある場所は、かつて、蘇陽町といいました。“太陽が蘇る”ところとも読めます。そして、2005年の合併により、新設された山都町となりました。「ヤマト」と読みます。それまでは、この地に、「山都」という地名はありませんでした。名前の由来はわかりませんが、「ヤマト」と発音する町名になったのがオモシロイですね。
さて、一行は東に走り、宮崎の県境を越え、高千穂町に入りました。向かうは、天岩戸神社です。神話で、アマテラスさんが岩戸隠れしたという場所です。まず、参拝者の多い西本宮に参拝しました。ここでは、依頼すると神官の方が、境内と天岩戸を案内・解説してくれます。
その後、参拝者もいない閑散とした天岩戸神社・東本宮を参拝しました。私達にとっては、こちらが重要です(笑)
木内さんいわく、ここは、スサノオさんとアマテラスさんが夫婦として過ごした場所だそうです。この社の裏手に雌雄一対のイチョウの木があります。
スサノオさん夫婦が生活したところには、雌雄一対のイチョウの木を植えたそうです。建物が火災になった時に、イチョウの木が水を噴出し、消火の役割をするそうです。生活の知恵ですね♪
ここでスサノオさんとアマテラスさんが過ごしていたという古代の時代に思いをはせました♪
ちなみに、岩戸隠れ神話に関する、木内さんの解説は以下のとおりです。
妻にしたものの、若いアマテラスさんをこの地に置いて、スサノオさんは、奈良に帰ろうとしたらしい。奈良には、本妻のクシイナダ姫さんと子どもがいますからね。ところが、置いてけぼりにされたことで、ダダをこねたアマテラスさんが籠もったそうです。ちょうどその時期が、皆既日食の時期に重なり、昼間でも真っ暗になったのだろうと。それが、岩戸隠れ神話の由来のようです。
スサノオさんは、四国まで進んでいましたが、「アマテラスさんをなんとかしてください」と使者が追いかけてきたので、仕方なく、一旦引き返し、アマテラスさんを一緒に連れて行ったそうです。スサノオさんも、色々ご苦労されたみたいですね(笑)
(つづく)
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