「そんな、(お金を出資する)話はやめて!」
私は、こういうタイミングが大好きです。オモシロイ♪
通常、話さなくてもよいこと、内緒にしていること、聞かれてはマズいことを、“たまたま”聞かれてしまった場合、知られてしまった場合の皆さんの反応は、「しまった!」でしょう。
もちろん、私も一瞬、そう思うことはあります。が、「しまった!」と思う以上に、「うひょ!オモシロイ!」と思えるようになりました。そういう状況になったことに“感心”するのです。まさに“神計らい”を感じる瞬間です。
私が電話している最中に、カミさんが帰宅しました。で、私の電話での会話を聞いてしまった。そして、電話を切ると、カミさんが、「そんな、(お金を出資する)話はやめて!」と言ってきました。「今の家計状況からすると、そういうことができるハズはないでしょう?」と。
今回の出資の件は、カミさんには相談せず、私がひとりで決め、実行するつもりでした。“隠し事”“内緒”というものではありません。「今日、仕事の帰りに温泉に入ってくるけどいいかな?」なんていちいち言わないのと同じです。ま、事後、話すかもしれないし、話さないかもしれないし。
我が家の家計は、私が管理しています。財務省は私です。なので、我が家の経済状況について、カミさんは知りません(笑)知りたくないようです(笑) ま、日々、ヤリクリする私の姿を見ていると、だいたいの見当はつくのでしょう(笑) 私は、グチは言いませんし、暗い表情もしません。ニコニコと、「なんとかなるさぁ~」(ホントは、“なんとかなるさぁ~。でも、なんとかならなくても、その時はその時さぁ~”)でやっていますので、カミさんも深刻にはなりません(笑)
なんだかんだ言いながら、この日記を読んでいる皆さんもご存知のとおり、私は、日本全国、あちらこちら旅しています。遊び回っています(笑) ただ、それによって、カミさんにしわ寄せがいかないようには気をつけています。今のところ(笑)
しかし、今回の出資話に関しては、カミさんも、少し苦言を呈したかったのでしょう。
「やめて!」と言われ、私は、ニコニコ笑いながら、説明しました。ただ、それは、カミさんを説得するための説明ではありません。ここに至った経緯の説明です。「もちろん、ひとりで10万円は出せないけれど、仲間で共同で出し合ったらどうかを提案したんだよ」
カミさんは、「笑いながら説明してもダメよ!」(笑)
私も、「やめて!」と言われたら共同出資はあきらめるのでしょう。提案者として、「出資する」という仲間との“約束”はあります。「約束はできるだけ守る」「先約を優先する」というのが、私の“実践ガイドライン”です。
が、今回のような状況の時は、違います。そうなった“タイミング”のオモシロさを重視します。それが、“神計らい”に沿うことを私は経験則的に知っています。
ところが・・・
カミさんは、「やめて!」の後、こう続けました・・・
「じゃ、酒代をその分節約して!」と言ってきました(笑)
お見事!まるで、“大岡裁き”のような鮮やかさです(笑)
昔のカミさんなら、「やめて!」の一点張りでした。しかし、今回は、自分の意思は伝えたものの、それを押し通すのではなく、条件を出してきました。それも、「家計全体を節約しろ!」ではなく、「あなたの好きなことのためなら、好きなこと(お酒)で節約しろ!」と。
この、“遊び感覚”がスバラシイ♪
で、その日から、お酒の量を減らしながら出資分の節約を始めました(笑)お酒と共に、酒の肴も節約です。節約した分を表に書き込みます(笑)なんだか、子どもの夏休みの課題みたいです(笑)
そして、こんな時、友人から上等な日本酒が送られてきました(笑) あることのお礼に送ってくれたようです。もちろん、その友人は、我が家の節約のことは知りません。助かります(笑) 普段以上に、ありがたさを感じます(笑) このタイミングもステキです♪
節約を始めて数日後、感動的なことがありました。
文章が長くなったので、次回に・・・
(つづく)
(画像)友人からいただいたお酒。海人(あま)族ゆかりの地・丹後のお酒「酒呑童子」と京都伏見の生一本「純米吟醸」・・・私を喜ばせるお酒をよくご存知で(笑)
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