ジェッツな「実践と実感の笑っちゃう日々」日記

「ありがとう」「先祖供養」感謝実践での経験を元に綴ります。神計らいと宇宙のリズムを実感すると生き方がオモシロくなります。

淡路・姫路へ(ユダヤの遺跡編・後編)

2014年08月15日 23時12分13秒 | 

ハ?

 その女性スタッフは、予期せぬ質問に戸惑っていたようでした。

 「古代ユダヤの遺跡」があるのは、ホテルニューアワジ別亭・淡路夢泉景でした。クルマで駐車場に入ると、ホテルマンが寄ってきました。「ご宿泊ですか?」それに対して運転をしているSさんが、「昼食をいただきたいのですが」「すみません。この時間(午後2時すぎ)は、昼食が終わりまして・・・喫茶ならございますが」「そうですか。では、そうします」
 ということで、ホテルには、簡単に入れます。ここは、昼食のみや、喫茶、日帰り温泉入浴もありますので、 気持ち的に出入りはしやすいです。

 喫茶コーナーへ行きました。館内と、屋外のスペースがありました。天気も晴れていたので、屋外でそれぞれ好みのお茶をいただくことにしました。

 カップを運んで来てくれた女性スタッフにSさんが、尋ねました。「ここに遺跡があると聞いてきたのですが、どこにありますか?」
 「ハ?」・・・女性スタッフの反応は、“知りません”でした。私が、続けて「ユダヤの遺跡なんですけど」と少し詳しく聞いたのですが、それでも、女性スタッフは、ピンとくるものもなく、「聞いてまいります」とのことでした。
 3人で、「それほど、ホテル内でも有名じゃないのね」

 ちょうど、スマホで、遺跡の場所を記した衛星写真にヒットして、ホテル内の場所は特定できたころ、ほどなくして、その女性スタッフが戻ってきました。親切に、ホテル内にある遺跡の場所を教えてくれました。 

 おいしいお茶をいただいた後、その遺跡に行きました。案内看板も無く、ひっそりとした場所に、ありました。Nちゃんが、「ホテルの立て替えの時に、地元の人々が保存を願ったので、残ったそうですよ」と教えてくれました。確かに、まわりのホテル建物の形が、この遺跡を考慮して設計されたことがわかります。

 後日、たまたま知った本で、そのあたりのことがよくわかりました。

 この本の著者であり、淡路島在住で実業家の魚谷佳代さんが、ホテル改装で、遺跡が埋められるかもしれないと知り、ホテルの専務に直談判したそうです。

 この遺跡は、古代ユダヤからやってきた人たちが、祭祀という目的とともに、旅の途中で亡くなった仲間達や、自分たちがここから、再出発するための、「産めよ、増えよ」と子孫繁栄を願ったものではないかということです。この石室は、海岸へ続く構造が、女性の子宮をイメージされているようです。また、その「女陰石」が、火を使って彫像されていることから、神話にある、『イザナミが、火の神・カグツチを産む際にホト(女陰)を灼かれて死んでしまった』とも通ずるものがあると書かれています。

 また、大本の出口王仁三郎氏も、この地をとても重要視されたことなどが、わかりました。ご縁が色んなことで、つながっていくカンジです。

 まぁ、その時は、なにも知らずに、古代ユダヤの遺跡を見て、「へ~」って、カンジでした(^^;ゞ 恐れ多くも(^^;ゞ

 ただ、逆に、それでよかったのかもしれません。全くの情報が無く、無心で、その遺跡を訪れることができました。先に、本を読んでいましたら、色んな雑念、特別感、かかわり感を持ってしまったことでしょう。ことさら、大げさに訪問したかもしれません。タイミングはいつも絶妙に仕組まれています(笑)

 こうして、ひょんなことから淡路島・古代ユダヤを訪ねる旅をすることができました~

 さて、旅の本題である、Sさんの姫路に向かいます(笑)

(つづく)


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