「この話、どこかで聞いたことないですか?」
熱海での、木内鶴彦さん講演会。星の話しの中で(映画のネタバレになりますから、詳細は書きません)、「この話、聞いたことないですか?」・・・私は、てっきりハリウッド映画『ディープ・インパクト』(※木内さんのアイデアが原案となった映画です)のことかと思いきや・・・木内さんは!・・・「『君の名は。』というアニメ映画ありますよね」と!・・・「もしかしたら、私の話を元にしているのかもしれません(笑)」
うひょ~
木内さんと「君の名は。」がここまで結びつくとは、この瞬間まで知りませんでした!
熱海に来る前に、四谷・須賀神社に参拝してきたのも、“スサノオさんファン”としての「須賀神社」と、“聖地巡礼”の個人的リンクにハシャイできただけです。木内さん自身が、「君の名は。」をご存知だとは知りませんでした~。
ウィキペディアの『新海誠』のページにもある情報ですので、“ここだけの話”では、ありませんが、木内さんの話では、新海監督の本名は、『新津誠(にいつまこと)』で、木内さんと同郷の、長野県南佐久郡小海町だそう。新海監督の父親は、地元のゼネコン『新津組』を代々営む家系。父親は、木内さんのお兄さんと同世代。ただ、木内鶴彦さんと新海監督は、直接面識は無いそうです。木内さんは、回りの人たちから、「木内さんの話が元になってるのではないですか?」と、よく聞かれるそうです。「地元でもたくさん講演会をしているので、私の話を聞いたことがあるかもしれませんね」
講演会後、木内さんと20数名が宿泊する伊豆山のホテルに移動しました。ホテルフロアでの立ち話中に、私は木内さんに聞いてみました。「『君の名は。』のラストシーンは四谷の須賀神社ですよ」。木内さんも、そこまでの情報は初めて聞いた様子でした。
映画のエンディングロールにも、「取材協力:四谷須賀神社」とありましたから、ラストシーンの舞台取材もかなり“力”の入ったものだったのでしょう。
新海監督が、「木内鶴彦さん→スサノオさん→須賀さん」という図式は御存知ないでしょうから、ラストシーンが須賀神社となったのは“たまたま”で、、大ヒット映画のストーリーのアイデアの偶然性といい、これはもう、“神計らい”なのかもしれませんね(笑)
2017年、激動の年。その魁(さきがけ)に、この映画!
※今日もまた「君の名は。」を観てきました。ラストシーン、この「須賀神社」石碑も背景に描き込まれていました!