ジェッツな「実践と実感の笑っちゃう日々」日記

「ありがとう」「先祖供養」感謝実践での経験を元に綴ります。神計らいと宇宙のリズムを実感すると生き方がオモシロくなります。

熊野伊勢紀行(その4:JR日根野駅での出来事2)

2014年03月01日 23時00分49秒 | 

目の前を、「和歌山行き」の列車が通り過ぎていきました。

 一瞬、「え?」となりましたが、すぐに私はその列車に乗れなかったことを理解できました(笑) 「やっちまったなぁ~」

 2年前、伊勢神宮参拝の時に、「水軍は伊勢参拝に海から上陸するゾ!」と意気込んで(笑)、中部国際空港(セントレア)から師崎(もろざき)港~伊良湖港~鳥羽港と海路を渡っていこうとしたときの情景が思い出されました。師崎港の待合室でフェリーを待っていた時のことです。出航時間が近づいても、待合室にいる人々に動きがありません。「出航が遅れているのかな?」程度にしか思っていませんでした。が、左から私の視界にフェリーが入ってきたかと思うと、そのまま右へフェリーがどんどん遠くなっていったのです。数秒後、フェリーが出航していったことが理解できました。一瞬、受け入れられませんでした(笑) 電話や人とおしゃべりをしていて、場内アナウンスを聞いていなかったのです。乗船券を買った窓口のある待合室には、大勢の人がいましたから、安心していたのでしょう。しかし、その人たちは別の小さな船に乗って、別の島に向かう人たちだったのです。私が乗る予定だったフェリーの乗船口は、違うところにあり、慣れていないとわかりにくいところでした。注意が足りませんでした。おかげで、鳥羽に渡るには最終のフェリーだったので、それからあわてて、バス→名鉄→(名古屋駅)→近鉄と乗り継ぎ、ぐるりと伊勢湾を回って鳥羽のホテルに向かいました。数時間の遅れでした。そんなトラブルがありました。

 私、51年間生きていて、たくさんの旅をしてきましたが、そんな経験をしたのは、2年前と今回との2回だけです。その両方が伊勢参拝絡みとは・・・(笑)

 さて、話を戻しましょう(笑) 日根野駅で起こったことは、こういうことです。大阪方面からやってきた列車は、この日根野駅で、「関西空港行き」と「和歌山行き」に分かれます。前4両が、「関西空港行き」、後ろ4両が「和歌山行き」となります。
 私は、日根野駅についた際、和歌山寄りの階段を使ってホームを移動しました。4分の乗換えでしたから、少しバタバタ感はありました。しかも、ホームに列車が入っていましたので。階段から降りた時、目の前に停車していたのは、「関西空港行き」でした。ホームの行き先表示板を見ると、「関西空港行き」の表示があり、その下に、次の「和歌山行き」が2分後に発車する表示がありました。私は、目の前の「関西空港行き」が発車した後、2分後に、このホームに「和歌山行き」が入ってくると思い込みました。しかし、実際は、この駅までは、連結されて列車が来ていて、切り離された前4両が「関西空港」に向けて発車し、残った後ろ4両は「和歌山行き」として、ホーム後方にそのまま停車していたのです。
 「関西空港行き」が発車した後、確かに、私の視界には、ホーム後方に止まっていた列車が映っていたのでしょう。しかし、私は、その列車は、ここで切り離されて車両基地に回送されると思い込んでいたのかもしれません。全くノーマークでした。ホームではアナウンスされていたのでしょうが、耳には入っていませんでした。目に前に「和歌山行き」列車が入ってきて、止まると思っていますからね。
 「和歌山行き」の表示がある列車が目の前に来て、「来た来た」と思っていたら、そのまま通り過ぎました(笑)

 なかなか、こういうシステムの駅って無いです(笑)連結された列車が、切り離されて別々の方向へ走っていくなんて。北部九州では、昔の寝台特急とか、今の特急でもあるにはありますが、快速や普通ではありません。その駅には慣れていない旅人には、なかなか難しい。関西空港から和歌山方面へ行かれる方は、注意してください(笑)

 もし、私が大阪寄りの階段を使っていたら、乗り遅れはしなかったでしょう。アナウンスを聞いていたら乗り遅れなかった。ホームの行き先表示板をしっかり読み取っていたら乗り遅れなかった。色んなことが重なって、列車に乗れなかった・・・“神計らい”を感じます(笑) え?こんなことにいちいち“神の計らい”なんて無いって? ハハハ☆

 27分後に次の列車がきます。時刻表を見てオモシロイと思いましたが、これほどの間隔が開くのは、この駅では珍しい。通常は数分から15分しか開かないのです。私が乗り遅れた列車だけ、次の列車まで時間がかかる(笑) 意味深いな~(笑) 私の中ではストンと理由が落ちました☆
 しかし、幸い、その後の予定を少し変更するだけで、旅に大きな影響はありませんでした。和歌山駅での特急乗換えには間に合いました。よかった。もし、特急乗換えがギリギリに設定されていたら、日根野駅での乗換えミスで特急に乗れないこともあるかもしれません。特急は2時間に1本しかありませんからねぇ。えらいこっちゃ(笑)

 今回も一瞬冷や汗が出ましたが、こういうことも楽しむのが旅の醍醐味ですね☆私は、日頃の生活の中でも、“反省”はしますが、“後悔”はしません。思い込みで間違う時は間違う。「なぜ気がつかなかったのか?思慮が足りなかったのか?集中力が足りなかったのか?」と反省しますが、後悔はしません。ましてや、トラブルに対して不平不満は言いません。できるだけ言いません(笑)・・・『宇宙の方程式』でラクに楽しく生きていくコツです。日々、生かしていただいていることに感謝☆

 旅は続きます。

(つづく)


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