ジェッツな「実践と実感の笑っちゃう日々」日記

「ありがとう」「先祖供養」感謝実践での経験を元に綴ります。神計らいと宇宙のリズムを実感すると生き方がオモシロくなります。

産土神(うぶすながみ)に会いに行く(後編最終回)

2011年08月28日 18時10分22秒 | 日々の神計らい

あおによし奈良の都は咲く花の にほふがごとく今盛りなり

 万葉集にある歌です。意味は、簡単に言うと、「奈良は花が咲きほこり、今真っ盛り。めっちゃいいところだった。転勤してきたここ九州・大宰府は田舎だよなぁ。あぁ。奈良が恋しい」という、田舎に飛ばされた役人の歌です。結構、九州・大宰府に転勤を命じられ、都・奈良を懐かしんで詠まれた歌は多いようですね。
 私は、小学5年から、大学を卒業するまで(大学下宿期間を除く)、奈良市で生活しました。今、縁あって福岡にいますが、このような
万葉集の歌の心境はありません(笑) 今、住むところが都です(笑) 今、目の前のもの(境遇)をグチらず、感謝する。実践生活の基本です(笑)

 奈良では、平城小学校を卒業しました。すごく歴史あるような小学校ですが、1学年10クラス以上ある西宮の小学校から転校した時は、1学年3クラスの平城小学校は、ド田舎の学校に思えました(笑) しかし、今思えば、平城京跡で凧揚げや草野球をしたことは、とても贅沢な環境で遊ばせてもらったような気がします。今では、できないでしょうね。

 ということで、成人までの後半をすごした奈良の春日大社に参拝しました。お世話になりました。ありがとうございます。こんなに成長させていただきました☆ この春日大社より神様を勧請(かんじょう)した春日神社があり、そのことで、名前の由来にもなった福岡県春日市(前身は春日村)に今、たまたま住んでいます。市区町村名は、全国でひとつしか認められませんから、全国1800ほどの市区町村の中で、春日市に住むなんて春日大社との縁を感じます。

 ちなみに、西宮から奈良へは、電車一本で行けました。20数年前では想像できません(笑) 今回の旅で、神戸と奈良がレール一本で結ばれていることを知りました。阪神電車と近鉄電車が2009年の新線で相互乗り入れしているのです。昔、阪神電車は西から梅田(大阪駅)まで。近鉄電車は、東から難波まで。梅田と難波は地下鉄での移動でした。それが一本になっているなんて、時代を感じますねぇ(笑) こりゃ便利。時代が時代なら私は奈良から神戸大学(母が行かせたがっていました)に通っていたかもしれません(笑)・・・な~んて、学力的にムリですけどね~(爆)

 さて、春日大社の参拝で、今回の旅の目的・・・これまで生かせていただいたことに感謝する“ひとり神事”は終わりました。さぁ、遊ぶゾ~(笑)

 大阪の友人Hちゃんを奈良まで呼び出していたので、二人で、麻製品の中川政七商店で昼食後、麻の手紡ぎ手織り体験をしました。

 麻苧から爪を使って繊維を細くし、紡いでいきます。“へそくり”の語源となった綜麻(へそ)といわれる、紡いだ麻をつないで巻いた糸巻きを作り、手織り機で縦糸と横糸を織り上げていきます。手織り麻の布はこうやって作られているのですねぇ。小一時間の体験ですので、工程を体験するだけで作品を織り上げるわけではありませんが、日本に古来から伝わる神聖な作業に感動しました。今回、奈良へ行くにあたり、麻製品の買い物をしようと、中川政七商店を調べていて、古い蔵の中で行われるこの手織り体験のことを知りました。1日8人限定です。この春から始まった企画だそうですが、近いうちに、予約も取りづらい状況になることでしょう。よいタイミングで訪れることができました☆体験終了後、同店の落ち着いた茶房にて地ビールでひといき(笑)

 ほろ酔い加減で、麻製品のお店に寄りながら、ブラブラと近鉄奈良駅に向かう途中、商店街の一角で酒屋さんがイベントをしていました。飲みたそうな私に気づいてか(笑)、「ジェッツさん、ここはボクがおごりますわ」とHちゃんがごちそうしてくれたのは、カクテル。イケメン・バーテンダー君いわく、平城京1300年記念イベントで優秀賞を取ったカクテルだそうです。日本酒「奈良八重桜」をベースに桜をイメージしたカクテルを立ち飲みでいただきました(笑)

 さらにほろ酔いになりながら、Hちゃんと大阪・京橋に出ました。

 立ち飲み居酒屋「とよ」です。ここでいただくマグロとウニは最高で~す☆豪快です☆行列が若干できていましたが、すぐに入れました。といっても、路上ですけどね~(笑)
 予想通り、相席の地元のおばちゃんに話しかけられ、お相手しました~(^^;ゞ ま、これもこういうお店の楽しみ方です。お店を出る頃には、長い行列ができていました。

 梅田で、友人のNさんK子さん夫婦と会い、Hちゃんと4人で飲みました。京都に住むNさん夫婦は、わざわざ大阪に出てきてくれました。ありがとう~
 本日後半は、飲んでばっかり(笑) あぁ、シアワセ~

 夜行バスで帰路につきました。

 そして、早朝、福岡に着き、帰宅。そのまま、地元の春日神社に家族と参拝に行きました。私が今、住まわせていただいている土地の氏神さまで、子どもたちにとっての産土神でもあります。いつもありがとうございます。

 そして、二日後。たまたま、知人からエビス様がやってきました(笑) タイミングバッチリ♪

 今回は、エビス様に始まり、エビス様で結んだ旅でした。

 あぁ、生かして頂いて、ありがとう御座位ます。

コメントは受付していません。ご了承くださいね(^^)


産土神(うぶすながみ)に会いに行く(後編その2)

2011年08月18日 22時01分47秒 | 日々の神計らい

「あの~・・・この写真の女性を探しているのですが」
「ほぉ。かなり古い写真ですなぁ・・・」
「はい。約50年前ですから」

な~んて、『母を訪ねて三千里』のようですね(笑) 今回は女性を探しているわけではありません(笑)

 西宮神社の後、廣田神社に向かいました。当初は西宮神社だけ参拝する予定でしたが、自宅を出発する5分前に、突然、「廣田神社と門戸厄神(もんどやくじん)にも行こうかな」と思ったので、急いで地図情報だけプリントアウトして来ました。西宮駅で地図とバス案内板を見ると、阪神バスで廣田神社に行けることがわかりました。詳しく下調べをして旅に出るのもよいですが、適当に現地で行き当たりばったりの旅をするのも楽しいものです。ちょっとした“冒険”です♪

 で、廣田神社に参拝。神話にも登場する神社で、1800年以上の歴史があり、旧社格は官幣大社。主祭神は天照大神荒魂(あまてらすおおみかみあらみたま)です。その昔、廣田神社を中心とする神社群は、京から西国への街道上にある神社ということで「西宮(にしのみや)」とも呼ばれていたそうです。「西宮」地名の由来ともなった廣田神社です。

 昔の写真と同じ風景もありました。ありがとう参拝。

  そして、今度は、バス停で路線図と地図を見比べると、阪急バスで門戸厄神近くまで行けることがわかりました。小学5年までいたエリアですから、なんとなく土地勘が働きます。少し歩くことになりますが、それもよいでしょう。

 汗をかきかき、門戸厄神に着きました。・・・ ・・・ ら、お寺さんでした。今の今まで、神社とばかり思っていました(^^;ゞ・・・門戸厄神東光寺(とうこうじ)、正式には松泰山東光寺というそうです。高野山真言宗別格本山。あらゆる災厄を打ち払うという厄神明王(門戸厄神)をお祀りしているということです。『門戸厄神』としか呼んでいなかったので、お寺さんとは思ってもみませんでした。持っている写真にもしっかり鳥居が写っています(明治時代に神仏分離がありましたが、それ以前の名残で寺に鳥居があることもあるそうです)。

 境内を探してみましたが、鳥居はありません。ま、写真と同じ場所を探さなければならないわけではありませんから、このままお参りして帰ってもよいのですが、ちょうど、若いお坊さんがひとり、掃除されていたので、昔のことは知っているのかな?と思いつつも、聞いてみました。

 「たぶん、門戸厄神の写真だと思うのですが、この鳥居はもう無いのですか?」
 「古い写真ですね・・・。奥の院のところに鳥居はありますよ!」 お坊さんが、案内してくれました。

 それは、本堂のウラにひっそりとたたずんでいました。

 写真と同じ鳥居です。お坊さんによると、昔、寺の入口から、ここに移設されたそうです。このひっそり感が、昔をたどる写真の旅の感動を倍増してくれた感じです。「半世紀前に、この鳥居と写真を撮ったのかぁ・・・」感慨にふけります。

 「生かして頂いて、ありがとう御座位ます」 こうして、産土神たちへの感謝のお参りができました。

 まだ午前中。さぁ、この後は、もうひとつの楽しみだったオプションタイムです(笑) 奈良に向かいます。

(つづく)

コメントは受付していません。ご了承くださいね(^^)


88の日に八幡総本宮

2011年08月08日 23時58分18秒 | 宇宙とリズムを合わせて

私「担当者の名前は何と書いてますか?」
お客さん「“こおろぎ”さんと書いています」

キタ━━━(゜∀゜)━━━!!!

宇宙とリズムを合わせて、アン・ドゥ・トロワ 踊りましょう♪

ジェッツ・GO~USA!・・・アメリカではなく宇佐ですが(笑)

 8月8日という、8の並ぶ日は、数霊(かずたま)的におもしろい日のようです。要は縁起がよい日らしい。また、「88」は、数霊で“富士”だとか。・・・2008年8月8日の「888」には、皇太子が富士山に初登頂を行っています。その前の1988年8月にも富士山登頂を試みましたが、悪天候のため断念したとか。何か重要な神事があるのでしょう。
 そんな日ですから、毎年、どこかの神社に感謝を捧げる参拝をしようと思っています。伊勢神宮を考えましたが、月曜日ということもあり、ちょっと仕事に支障があるので、断念(T-T) ま、今年は熊本にある白山神社に参拝しようかと、マップ情報などをプリントアウトしていました。できるだけこの日は事前から仕事を入れないようにしていましたが、結局、空いているのは、正午すぎから18時までです。ま、高速道100キロの熊本に行って帰るにはちょうどよいかなと思いながら、午前中の仕事先を動いていました。そんな中、先週起こした交通事故のお客さんから打ち合わせの電話が入りました。保険会社から直接届いている書類について、解説してほしいと。そこで、担当者の名前を聞きました。すると、「“こおろぎ”さんと書いています」という返答。・・・その瞬間、

キタ━━━(゜∀゜)━━━!!!

 と、きました(笑)

 保険会社の事故担当部署に、興梠(こおろぎ)さんという女性スタッフがいることは知っていました。が、私の契約者さんの事故を担当することは、ほとんどありませんでした。年に1度あるかないかくらいです。今回の事故のメイン担当者は他のスタッフですが、ある部分だけ、彼女が担当になったようです。

 興梠姓(こおろぎ、こうろぎ)・・・非常に珍しい名字ですが、宮崎の高千穂には多い名字なのです。神職を司る一族だったと聞いたこともあります(確証はありません)。私の大好きな友人にも、旧姓が興梠姓の女性がいます。彼女は大分です。その彼女とは、2008年8月8日に大分の宇佐神宮に友人達と正式参拝しました。

 なので、今日のこの時に、「興梠」の名が出たことがおもしろい!その瞬間、ピンときました。「よし!今日の参拝は、宇佐神宮にしよう!」と決めました(笑) 大分にある宇佐神宮は、全国に4万社以上ある八幡宮の総本宮です。8の並ぶ日に“八”幡宮もシャレてます(笑) 元々、確かに、今回の8/8参拝に宇佐神宮も候補に上がりましたが、高速道含め、片道150キロはちょっと遠いかなという気持ちがあり、そこまでせずとも、もう少し近場でよいかと思っていました。が、こういうふうになると事情が違います(笑)
 しかも、その大分の友人の長女Mさんが、昨日、結婚式をあげました。おめでとうございます。彼女も大好きな友人のひとりです。2008/8/8に一緒に宇佐参拝もしました。今回、頼まれたお祝いの披露宴用ジェッツ・プロデュース・サプライズDVDも作ってあげていました。こりゃ、もう宇佐しかない(笑)

あれは三年前~♪)

 午前中の仕事が少し押し、終わったのが午後1時。宇佐行きは想定せずに仕事に出てましたので準備は全くしていませんでしたし、我が愛車にはナビはつけていません。記憶で片道2時間と少々なので、広い境内をダッシュで(笑)回り、往復で、なんとか5時間で行けそうかな?先約優先ですから、18時の福岡に間に合いそうもなければ、途中で引き返す覚悟で、福岡を出発しました☆なんだかアホっぽいですが、そういうの好きです(笑) このアホっぽさも宇宙とリズムを合わせるコツです(笑)

 順調に高速道は飛ばせましたが、地図無しと記憶の曖昧さもあり、宇佐ICを下りてから道を間違え10分のロス(笑) ここでのロスは痛い(笑)(実は、メガネを変えていたことも影響しました:後日書くか?) で、宇佐神宮到着が、15時26分。シビレます(笑)

 本殿、奥宮遙拝所、下社を参拝。ちなみに、宇佐神宮は、二礼四拍手一礼です(通常は二礼二拍手一礼)。

 そして、忘れてならないのが、ここ!ここが一番の目的だったりして(笑)

 アマテラスさんを祀った養蚕神社とスサノオさんを祀った八坂神社。おふたりをひとつの社でお祀りしています。順路から離れていて、一般の参拝者は気づきません。宇佐神宮のホームページにも載っていません。ウィキペディアにも書かれていません(笑)・・・実は、こういう目立たず、ひっそりとお祀りされているところが、おもしろかったりします。参拝した瞬間に本日初めての雷が轟きました。シビレます(笑)

 さぁ、本日の神事は終わりました。足早に駐車場に戻ります。境内の所用時間は30分でした。雨が降り出しました。
 クルマを走らせると、雷雨が激しくなりました。

 そして、福岡に着いたのが約束の1分前。シビレます(笑)

 宇宙とリズムを合わせて、アン・ドゥ・トロワ♪

コメントは受付していません。ご了承くださいね(^^)


産土神(うぶすながみ)に会いに行く(後編その1)

2011年08月04日 21時52分28秒 | 日々の神計らい

ほぉぉぉぉぉ・・・

神社の看板を読んで感激しました。
「そうだったのか~」

  早朝6時。バスは神戸・三宮に到着しました。産土の地に神の戸びらから入ります。阪神電車で西宮駅まで行きました。改札は・・・

 「えびす口」です。南福岡駅のエビス画から始まり、えびす口から出ます♪ つながってますねぇ♪

 早朝の駅ビルは人がいませんでした。まるで、産道を通るようなカンジでした。普段はショッピングモールという場所も、厳かな雰囲気に感じられました。

 駅から歩いて5分ほどで西宮神社に着きました。途中、「813」ナンバーのクルマが通り過ぎました(笑)いいね~
 今回は、参道も、“産道”として通らせてもらいました。

 本殿は工事中でした。なんだろうと、看板を読むと・・・!!!

 西宮神社の本殿は、昭和20年、戦渦により焼失しました。そして、なんと、昭和36年に復興されたとか!

 そうです!!!私が母の胎内に宿った年に本殿が建ったのです。そして、神社では、復興50年を記念して今年、本殿改修工事を行っているのです。

 8/13で、まさに私も“数え”で50歳。つまり、この本殿は、私・私の魂と同じ時代を過ごしてきたということです。感動です!産土神の地で、思いも寄らぬ情報を得ました。9月に改修工事は終わるそうですから、それ以降に神社を訪れたら、そのことに気づかなかったことでしょう。

 「今 来て よかった」

 神計らいを感じるとともに、感謝の念がこみ上げてきました。

 産土神に、おかげさまでここまで成長させていただいたお礼とご報告を兼ねて、参拝させていただきました。「生かして頂いて、ありがとう御座位ます」

(つづく)

コメントは受付していません。ご了承くださいね(^^)