ギョギョギョ!!!
社務所の窓ガラスから離れようとした時でした!
ガラスの向こう、部屋の奥に何かが動く気配を感じました!目を凝らして、見ているとそれは人影ではないですか!部屋の奥の方から、おばあちゃんがやって来ました!窓を開けながら、「何か御用ですか?」
どうやら、留守番?をされているおばあちゃんが、部屋の奥で、お弁当タイムを過ごされていたようです。部屋の中は、私から見えていたハズですが、人がおられるとは気づきませんでした。
私は、「御朱印をいただけますか?」という問いに、「私でよければ」とおばあちゃん。
ありがたく、御朱印をいただきました。その様子を見ていたカミさんが寄ってきて、お守りや御札の見本がたくさん並んでいるものを見ながら、「学業祈願のお守り、黄色のものをいただきたいのですが」と。私は、日頃から「お守りは、神様にお願いをするようなものだから、いりません!」と言っているのですが、この時は、とっさの出来事で、止めることもできませんでした(笑) 受験勉強をしている息子を見ていると、何かしてあげたいと思う“親心”が芽を出してしまい、「それもヨシ」(笑)
おばあちゃんは、あまり慣れていないようで、「この中から好きなのお取り」と、ド~ンと色んなお守りが入っているレジ袋ほどの大きさのビニール袋を出してきました。納品された時のまんまといった袋姿です。私達夫婦は、一瞬あっけに取られましたが、そのおばあちゃんの素朴さに、暖かい気持ちの中で、お守りを選び、授かりました。
おばあちゃんから、「○○神社には行かれましたか?○○通りにあって、そこは、宮司さんが常駐されてますよ。(常駐されているので、御朱印もいだだけますよ)」と言われました。神社やストリートの名前はよく聞き取れませんでしたが、後から、『飛幡八幡宮』のことだとわかりました。
しかし、この日は、この後、大学を見て、大学周辺を歩いて町並みを観察しただけで、おばあちゃんから言われた神社には参拝しないまま帰宅しました。
後日談ですが、その後4ヶ月の間に、この菅原神社には5回ほど参拝しましたが、社務所に人がいる時はありませんでした。“たまたま”あの時だけ、人(おばあちゃん)がいたのです。オモシロ~イ☆そして、ありがとうございます☆
おもしろい話は、まだまだ続きます。
(つづく)