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衛星通信記録12月23日(金)

2016-12-23 08:53:51 | アマチュア無線

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【FO-29】09:43 ■交信(SSB)JA2WDN JA6PL JA0CAW 当局を含めた4局でラウンドテーブルQSOの形でした。2,110Hz4局とも受信固定での運用だったと思いますが、一番遠いい、JA6PLさんは、周波数がずれて行く感じでした。WDNさんは余り感じませんでした。距離が離れるほど「二点間ドップラー差異」の影響があることは分かっていますが、それであったかどうかは良く分かりませんが、可能性としてはあります。

【二点間ドップラー差異について考える】

↑上記FO-29、ほぼ真北へLOSするパスでしたが、LOAS近くになって衛星に近い順はJA0CAW,JE1CVL,JA2WDN,JA6PLでした。LOS近くになって一番遠かったPLさんにあってはドップラーの中心周波数からのずれは低い方へ最大、しかし周波数の変化量は最少であったはずです。周波数変化量最少ということは、ダイアルの周波数の読みの変化が少ないということです。その時、衛星に一番近いCAWさんはまだ周波数の変化量は多かったということになります。このように2点間によって、直読の周波数の変化に差があるのが「二点間ドップラー差異」です。ですから同じ「受信固定」で交信していても衛星に近い局同士は周波数のずれは感じないが、遠い局は周波数のずれを感じるということです。貴重なラウンドテーブルQSOでした。

JE1CVLから各局までの距離①JA6PL 809㎞ ②JA0CAW 232㎞ ③JA2WDN 218㎞過去の経験から、静岡市のJA2NLT齋藤さん(127㎞)埼玉行田市のJI1SGK長谷川さん(36㎞)との交信では、お互い受信固定で最初から最後までダイアルに触ることなく交信が出来ています。近くの局同士が衛星を追っている場合は2点間ドップラー差異はないということです。

【Meteor-M N2】09:55 途中から受信

【Meteor-M N2】21:15 夜間赤外線画像

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