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衛星通信記録11月26日(木)

2020-11-26 07:32:45 | アマチュア無線

本日午前7時快晴5.4℃ 霧が立ち込めています。

【AO-27】06:00 V/U FM ■交信 JA5SAG JS6DRQ

↑ ONになり、Telemetryを送出し始めた時刻「06時04分00秒」当BlogのON予測時刻「06時04分20秒」予測より20秒早くONになりました。

 どのようにONになる時刻を予測したか  Calsat32で時刻を約30分ほど戻し、ブラジルの北東でAO-27が赤道を横切る時刻をアナログ的に判定その時刻を「05時27分10秒」と見立てました運用スケジュールでは、衛星が赤道を横切ってから37分10秒後にTelemetryを20秒間送出し、その後FM Repeaterとして4分間使えることになっています:画像時間を加算してTelemetryを送出し始める時刻を「06時04分20秒」と予測予測より20秒早くONになりましたが、これくらいでは誤差の範囲と言って良いでしょうスケジュールどおり20秒間Telemetryが出て、その後4分間RepeaterがONでした。

↑ 上記は朝の南下パスの予測ですが、夕方の北上パスでも予測出来ます。夕方のスケジュールもRepeaterがONになっている時間は4分間となっていますが、実際には「約3分30秒でOFF」になっています。ONになってから3分30秒しか使えないということですから、手早く交信する必要があります。相手局のCall Signを必要以上に復唱するのは、時間の無駄と言えるでしょう。

【Meteor-M N2】07:04 受信周波数137.100MHz 朝の1番パス、この後2番パスが08:44にありますが、合成すると日本列島全体が入ります。NOAA19が同時飛来で周波数が同じなので、心配しましたが、画像は問題なく取得出来ました。

【Meteor-M N2】08:44 受信周波数137.100 朝の2番パス1番パスとの画像は、MeteorGISが自動合成処理してくれます。

【AO-91】09:24 & 10:59 今一番順調に飛んでいるFox-1シリーズFM衛星の中の1機です。12月の中旬以降、日が当たらなくなるようです。四六時中、日が当たらないように見えます。この時内蔵バッテリーが持つかどうか心配です。

【AO-91】09:24 U/V ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA6EGM JL1MZP ■受信 JJ1QFM ⇐東京都江東区に在住のゲイリーさん、何回も呼びましたが応答ありませんでした【固いですが】無線局運用規則別表第五号に定められている欧文通話表によれば「Juliett Juliett One Quebec Foxtrot Mike」Quebecは「キューベック」というより「ケベック」という発音になると思います画像はJL1MZP局のU/Vアンテナです(6月に撮影)3Wないし5Wでの運用。ここで10日間の夏休み振替休があったようですが、普段は現役企業戦士ですので、夜間のパスを中心にQRVされています。

【衛星健康診断書】「House Keeping Data」Fox-1シリーズ衛星は全て、House Keeping DataをTelemetryとして降ろしています。どのような形で降ろしているかと言いますと、ダウン信号のFMの中に隠して送って来ているのです。隠していると言っても200HzのTone変調を掛けて送って来ています。ですから通常の通信をしていてもデータの解読が出来る訳です「Data Under Voice 200Hz」これを「Fox 1 Telemetry Analysis Tool」を使って解読します:画像これはOnlineで管制局のサーバーに送り込まれます。管制局にあっても地球の裏側を飛んでいる衛星のデータもリアルタイムで見ることが出来る仕組みになっています。CPU、バッテリー、各太陽電池パネルの発電量などが、主なデータとなっています200Hzは可聴出来るかと言いますと「ボーロボーロ」と低音で聞こえるのがたぶんそうでしょう。

【AO-91】10:59 U/V 11:00′47″にVoice Beaconが出ました。■交信(FM:Tone67.0Hz)JR6AZ JA1CPA JA6EGM JE0KBP 7L1ETP ■受信 JR6DI JP3IVD JA2NLT⇐抑圧を受けながら当局を呼んでいるのが聞こえた気がしたが…(空耳ではなかったようです)Payloads:97 ⇐なかなか信号強度が上がらないパスでしたが、97も取れているということはまずまずのパスだったことになります。

【AO-27】17:15 V/U 『ON予測時刻17時19分40秒』⇐この時刻ないしは、1分25秒加算した『17時21分05秒』現在、全日照ですので、太陽電池の発電量は十分なはずです。ただ、四六時中太陽が当たっていれば良いかと言うとそうでもなく、今度は衛星の温度が上がり過ぎるおそれが出て来ます。

【AO-27】17:15 V/U FM ■交信 JA6PL JA4GVA JA2NLT JR6DI ■受信 JP3IVD JK2XXK

↑ ONになった時刻が確認出来ませんでした。OFFになった時刻は「17時24分23秒」でした。仮に今までどおりONになっている時間が3分30秒として逆算すると「17時20分53秒」にONだったことになります。計算より1分25秒くらい遅れると見込んだ「17時21分05秒」の方に近かったことになります。一番最初にかすかにJA6PL局の声が聞こえましたが、その時がONであったと判断しています。

【SO-50】20:52 V/U ■交信(FM:Tone67.0Hz)JL1MZP ■受信 JJ1QFM JH7JHX JE0KBP JJ1GLK JJ1QFM ゲイリーさんは受信が芳しくないようですね。皆さん呼びますが応答がない。もしかすると自分のダウンが聞こえてないのにCQ出している?

【RS-44】21:48 V/U Linear ■交信(SSB)JR4DHK 7L1ETP JA2NLT JA3FWT ■受信(SSB)JA7KPI

【SO-50】22:32 V/U ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA7KPI JR4DHK JE0KBP JA2NLT JA3FWT ■受信 JH7JHX

【AO-91】22:52 U/V ■交信(FM:Tone67.0Hz)JK2XXK JL1MZP JE0KBP ■受信 JJ1QFM JA0FKM/1 JA2NLT Payloads:76 

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